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- 形成外科 2017年10月号【特集】乳房再建における健側乳房の形成術
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内容
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序文
企画にあたって
乳房インプラントによる乳房再建が保険診療として認められて以降，乳房再建を希望する乳癌患者は著明に増加し，乳房再建は形成外科診療領域の主要なポジションを占めつつあります。このような現状において，形成外科医が再建する乳房には，整容性と，健側乳房との対称性が求められています。
このような整容性と対称性を得るために，インプラントを用いた再建ではエキスパンダーやインプラントの容量，形状，挿入位置等の工夫が，皮弁を用いた再建では用いる皮弁の選択とその容量，形状，移植部位に工夫が行われてきました。しかし，再建乳房に対する創意工夫だけではどうしても対称性が得られず，健側乳房に対しても何らかの形成術が必要となる症例も少なからず見られます。
今後，乳房再建を行う形成外科医にとって，健側乳房も含めた乳房再建手技は必須と考え，本特集を企画いたしました。
本企画では，健側乳房に対する形成術（縮小・増大）について経験豊富な先生方に標準的な手術法をお示しいただきました。読者のご参考になれば幸いです。
金沢医科大学形成外科 川上重彦
目次
随想「働き方改革！サボることの難しさ」
特集 乳房再建における健側乳房の形成術
企画にあたって
乳房再建における健側乳房手術―私の考え方・やり方―
乳房縮小（固定）術の基本知識とわれわれの行っている方法について
外来手術で行っている低侵襲な片側乳癌術後患者に対する健側乳房縮小固定術
片側乳房再建患者の健側乳房に対する乳房縮小術
乳房再建におけるインプラントを用いた健側乳房増大術
連載
形成外科NEXT─次世代の本音─：海外滞在中に考えたこと
教室だより北～南：杏林大学医学部 形成外科学教室
原著
口蓋裂術後の集中治療室管理に関する後方視的検討
経験
眼窩内壁・下壁合併骨折に対する後涙丘切開の有用性
症例
前外側大腿皮弁移植を行い救肢し得た重度足部圧挫創の2例
その他
総合診療, 地域医療, チーム医療における形成外科医の役割の考察
工夫
鼻骨骨折整復後の外固定用サーマルギプス®の開発
外国文献抄訳
書評
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書籍情報
- ISBN：9784014106010
- ページ数：106頁
- 書籍発行日：2017年10月
- 電子版発売日：2021年6月23日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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