形成外科 2021年8月号【特集】口唇口蓋裂の周術期管理

  • ページ数 : 130頁
  • 書籍発行日 : 2021年8月
  • 電子版発売日 : 2021年8月20日
¥3,520(税込)
ポイント : 64 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

第64巻8号:口唇口蓋裂は,口唇,外鼻,口蓋,顎それぞれの部位に対して治療が行われ,手術のタイミングや方法はさまざまである。どのように周術期を管理し,患者指導すべきかは,術者のみならず研修中の医師にとっても重要なテーマと考えられる。手術までの準備処置や術後治療など,周術期管理法を呈示する。(「企画にあたって」より)。

≫ 「形成外科」最新号・バックナンバーはこちら

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

企画にあたって

外科治療によって良い結果を得るためには手術のみならず,より安全に確実に効果を得るための手術前後の周術期管理が適切に行われることが必須です。口唇口蓋裂の治療は,口唇,外鼻,口蓋,顎それぞれの部位に対して手術治療が行われ,手術のタイミングや方法などは術者によってさまざまであり,その考え方や工夫点など多くの内容が議論されてきました。しかし,その周術期管理については今まであまり議論される場がなく,各施設で独自のプロトコルが存在していることが予想されます。

周術期をどのように管理してどう患者指導をすべきかは,術者のみならず形成外科研修中の医師にとっても重要なテーマと考えられます。

そこで,口唇口蓋裂治療の経験を多数有する施設での各手術における手術までの準備処置や術後治療など周術期管理法を具体的にご呈示していただくとともに,なぜそれを行うのか,そのお考えと根拠についてご説明いただきたく,本特集を企画いたしました。

病棟,手術室,外来での口唇口蓋裂患者さんの診療に,今日からでも役立つ内容が記載されています。口唇口蓋裂の形成外科手術手技書と並べて本書をご熟読のうえ,診療に臨んでいただければ幸いです。


信州大学形成外科 杠 俊介

目次

随想「オンライン集会時代の新常識」 (権太浩一)

特集 口唇口蓋裂の周術期管理

企画にあたって (杠 俊介)

口唇裂初回形成手術の周術期管理(1)―術前顎矯正を行わない場合― (玉田一敬)

口唇裂初回形成手術の周術期管理(2)―術前鼻歯槽矯正法(PNAM 法)を併用する場合― (土佐泰祥)

口蓋裂手術の周術期管理(1)―術後小児集中治療室(PICU)管理を行う場合― (矢口貴一郎ほか)

口蓋裂手術の周術期管理(2)―術後一般病棟管理を行う場合― (時岡一幸)

咽頭弁形成術における周術期管理 (彦坂 信ほか)

顎裂骨移植術における周術期管理 (今井啓道)

外鼻を含む口唇裂修正手術における周術期管理 (廣田友香ほか)

顎矯正手術における周術期管理 (小林眞司ほか)

コラム:編集委員長コラム[第24回] (細川 亙)

連載:私の心に残る1症例

No.30 (多久嶋亮彦)

コメント (細川 亙)

連載:形成外科Topics!

永田町での美容医療に関する講演会と美容医療合併症保険診療問題 (細川 亙)

連載:形成外科NEXT―次世代の本音―

Plastic Surgeryを沖縄で始めた男の話 (當山拓也)

連載:教室だより北~南

No.80 東京歯科大学市川総合病院 形成外科 (佐久間恒)

連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん

時代の変遷と技術の変化:広背筋皮弁による乳房再建(寺尾保信,去川俊二)

症例

白唇・赤唇にまたがる上口唇皮膚欠損に対しPacman flapによる再建を行った1例 (宮林亜沙子ほか)

指神経に生じた腫瘤からサルコイドーシスの確定診断に至った1例 (坂田康裕ほか)

ウマ咬傷による母指切断の1例 (山田萌絵ほか)

背部原発の上皮筋上皮癌の1例 (篠﨑智公ほか)

工夫 

ピエゾ超音波骨削器を用いた腓骨弁の成形の経験 (岩上明憲ほか)

◆外国文献抄訳 PRS Vol.146 No.6 (山下昌信) 998

INFORMATION

投稿規定

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:21.3MB以上(インストール時:46.5MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:85.3MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:21.3MB以上(インストール時:46.5MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:85.3MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784014106408
  • ページ数:130頁
  • 書籍発行日:2021年8月
  • 電子版発売日:2021年8月20日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。