関節外科 2020年12月号 Vol.39 No.12 整形外科におけるAIを用いた研究

  • ページ数 : 91頁
  • 書籍発行日 : 2020年11月
  • 電子版発売日 : 2021年8月20日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

特集:整形外科におけるAIを用いた研究
AI技術の過去と現状
政策的視点から見た整形外科領域におけるAI
AIと画像解析技術 ほか

関節外科バックナンバー

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序文

introduction

関節鏡は日本が誇る医療機器の一つで,1950年代に東京逓信病院の渡辺正毅らにより開発され世界に広がりました。鏡視は膝関節から始まりましたが,手術手技の進歩のみならず,デバイスやディスプレイなど機器の開発・改良により,現在は脊椎ならびにすべての関節の診断などさまざまな診療に役立っています。関節鏡はレジデントが骨折治療と同様にまず興味をもち,基礎的な手技を習得し患者さんの早期復帰を目の当たりにします。そして,エキスパートの手技を見ることで,治療の幅は広がりますが思わぬ合併症に出くわすこともあり,より自己研鑽を積みたくなります。以前,本誌2015年11月号(Vol.34 No.11)で,「レジデントのための関節鏡-ポイントと合併症-」が特集されました。本特集号では,そのときの読者たちが,関節鏡のテクニック,コツやピットフォールをより学び,関節鏡のスペシャリストに少しでも近づくことを目的に企画しましたので,テーマを「関節鏡(内視鏡)のエキスパートを目指そう」としました。

現在,臨床の最前線で活躍されている指導医の先生方にお願いし,関節鏡のエキスパートを目指す医師ならびにメディカルスタッフにとって必要なエッセンスを中心に執筆していただきました。

実際の関節鏡・内視鏡を実施する際の体位(牽引などの器具),術中操作(ポータル,手技など),術後に関し,「テクニックやコツ」のポイントについてイラストを多用し,術後成績や合併症ならびに手技上のピットフォールと不測の事態の対策についても簡潔にまとめていただきました。「総論」では,関節鏡(脊椎内視鏡)のテクニック,コツ,ピットフォールを概説していただいています。また「各論」では,脊椎(頚椎,腰椎)と関節(肩関節,肘関節,手関節,股関節,膝関節,足関節)のテクニックやコツならびにトピックスなど治療手技に関するホットな話題を取りあげていただきました。読者が関節鏡のエキスパートを目指すうえで必要な手技などは,各々の項を熟読することで診療の一助となるものと考えています。ただし,誌面の制約上,また現在開発中のためとりあげることのできなかったインプラントや器具もありますことを御容赦ください。

また本号は,「イラスト・写真・画像」を多用した大変わかりやすい内容になっています。関節鏡専門医のみならず,関節鏡に興味・関心のある医師・メディカルスタッフを含めたすべての医療関係者にとって意義のある一冊になったものと考えています。

最後にご多忙のなか,本号にご執筆いただきました先生方にあらためまして深謝するとともに,本号が関節鏡・脊椎内視鏡をする際に傍らに置かれ,読者の皆様のお役に立つことを祈念し序文の挨拶と致します。


慶應義塾大学医学部整形外科
渡辺航太

目次

特集:整形外科におけるAIを用いた研究  企画・編集:渡辺航太

introduction  渡辺航太

AI技術の過去と現状  中原龍一

政策的視点から見た整形外科領域におけるAI  井上 玄ほか

AIと画像解析技術  岡 敬之

人工知能による大腿骨近位部骨折の画像診断  浦川貴朗

AIによる骨粗鬆症の早期診断  茂呂 徹ほか

畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いた神経鞘腫と髄膜腫の鑑別  牧 聡ほか

AIと痛みのマネジメント  青野修一

AIと脊柱側弯症スクリーニング  青木義満

AIと骨腫瘍の診断  長谷井 嬢

症例と治験

両膝に内側半月の低形成と外側半月付着部異常を認めた1例  津田健人

連載

・スポーツドクターの現場

第12回 冬季スポーツ  渡邉耕太

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書籍情報

  • ISBN:9784008203912
  • ページ数:91頁
  • 書籍発行日:2020年11月
  • 電子版発売日:2021年8月20日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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