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- Heart View 2020年4月号 Vol.24 No.4 循環補助と呼吸補助 臨床で有効活用するためのポイント
商品情報
内容
特集:循環補助と呼吸補助 臨床で有効活用するためのポイント
診る
1.補助循環装置,補助呼吸装置の最近の進歩
2.急性心不全に至る疾患はどのようなものがあり,その診断はどのように組み立てるとよいか?
3.急性呼吸不全に至る疾患はどのようなものがあり,その診断はどう組み立てるとよいか?
ほか
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序文
企画にあたって
絹川弘一郎(富山大学大学院医学薬学研究部第二内科教授)
急性心不全や急性呼吸不全は生命に直結する危機的状況であり,その病態の正確な把握は患者の予後を左右する。循環不全や低酸素血症は負のスパイラルを起こし,多臓器不全を招くため,より早期かつ的確な治療が必要でありaggressive な治療もためらうべきでない。
これらのうち重症例,特に心原性ショックと称されるような症例では多くの場合,循環補助および呼吸補助に機械的な補助が必要となる。最近では循環器内科医が率先して補助循環を使用する流れになってきており,すでに十分普及しているIABP やPeripheral ECMO はもとよりImpella の一般化がさらにその流れを加速しているように感じる。Peripheral ECMO の限界や問題点については多くの現場で認識が高まり,早期の出口戦略や合併症対策が取られるようになっている。そのなかで特に超重症例には,心臓外科医とのコラボレーションでcentral ECMO や体外設置型LVAD へのアップグレードの見極めが重要な課題になっている。一方で,呼吸不全については人工呼吸器が最終的解決策とされた時代が長かったが,ようやくわが国でもVV-ECMO を検討されることが増えてきている。実際VA-ECMO との併用例なども徐々に増加している。さらに急性期から回復期にかけて呼吸循環補助をweaning できた場合も心機能低下が遷延し完全離脱までにいかない場合,長期的な機械的補助として植込型LVAD を検討する必要があるが,その分野での進歩も著しい。
どのような場合に機械的補助が必要か,どのタイプの補助を使用するか,いつまで使用するか,離脱の見極め,さらには長期的に必要な場合に何にどう移行するか,などさまざまな視点でエキスパートの先生がたに最新のデバイスを含めてわかりやすく解説していただいている。この特集が若き循環器内科医,心臓外科医,救命救急医の諸君の一助となれば幸いである。最後に多忙を極めるなか,こころよく執筆をお引き受け下さった先生がたに改めて感謝の意を表して巻頭の言葉としたい。
目次
特集:循環補助と呼吸補助 臨床で有効活用するためのポイント 企画・構成/絹川弘一郎
診る
1.補助循環装置,補助呼吸装置の最近の進歩 波多野 将
2.急性心不全に至る疾患はどのようなものがあり,その診断はどのように組み立てるとよいか? 佐藤直樹
3.急性呼吸不全に至る疾患はどのようなものがあり,その診断はどう組み立てるとよいか? 鈴木隆宏,讃井將満
識る
4.【Expertise】循環不全や呼吸不全による多臓器不全へ至るメカニズムとは? 絹川真太郎
5.急性期の呼吸補助はどのようにすればよいか? 日高貴之
6.急性心不全における機械的循環補助はどのように導入するか? 瀬口 理
治す
7.IABPとPCPSはどのように使い分ければよいか? 奥村貴裕
8.【Expertise】Impellaの適応・管理についてどのようにすればよいか? 中村牧子
9.開胸を要する急性期補助循環(central ECMOや体外設置型VAD)の使用はどのような場合に必要ですか? 肥後太基
10.重症呼吸不全に対するVV-ECMOの適応と管理 藤田健亮
11.植込型LVADはどのような患者に適応となるか?-重症心不全急性期からの埋込型LVADへの移行- 戸田宏一
12.【Expertise】海外で使用されている機械的補助デバイスにどのようなものがあるか? 今村輝彦
連載
・【英語による 自信がもてる学会発表の技術 プレゼンの方法からパワポの作り方まで】
Chapter 2 スライド・ポスターを作成しよう
3 一目でわかってもらえるスライドのコツ①
1枚のスライドにOne topic フォントの使い方・配置の仕方 上嶋徳久,加藤祐子
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書籍情報
- ISBN:9784008102404
- ページ数:92頁
- 書籍発行日:2020年3月
- 電子版発売日:2021年8月27日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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