不妊症 <Science and Practice 産科婦人科臨床シリーズ 4>

藤井 知行 (シリーズ監修) / 大須賀 穣 (専門編集)

中山書店

  • ISBN : 9784521747644
  • ページ数 : 352頁
  • 書籍発行日 : 2021年8月
  • 電子版発売日 : 2021年9月8日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥22,000 (税込)
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商品情報

大学病院・有名クリニックの最先端テクノロジーで知る基準と工夫

不妊症治療は受精・着床を人工的に操作する技術であり,生殖生理と妊娠メカニズムの理解のうえに立つ.卵巣刺激,採卵,精子採取,配偶子凍結,顕微授精,胚移植,これら精緻な過程にはさまざまに工夫された手法が加えられ,最良の生殖医療を選び取る基準として最新知識がまとめられている.15人に1人が体外受精で生まれる日本の産科領域で,不妊症治療は欠かせない技術となっている.

あわせて読む → 「Science and Practice 産科婦人科臨床シリーズ」

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■ 序文

生殖活動により子孫を残すことは生物にとっての本能といえる.新たな世代が維持できなければ種にとって存亡の危機となる.この本質的な命題とは別に,高度な文明をもつ人間として各個人の希望による妊娠・出産は一種の権利でもあり,社会において支えられる必要がある.しかし残念なことに不妊症の女性は偏見の対象となり,多くの不利益を被る時代があった.

このような歴史を経て,現代において不妊症は重要な疾患として認識され,原因の解明と治療法の開発が日夜続けられている.特に20 世紀後半に登場した体外受精・胚移植を主体とする生殖補助医療は不妊症治療に革命的な進歩をもたらし,瞬く間に普及していった.結果,現在日本では約15 人に1 人が体外受精で生まれており,不妊症治療の柱となっている.しかしながら,いまだ1 回あたりの治療で挙児を得るのは20%程度と低く,成功率を上げるために多くの取り組みが必要とされている.他方,生殖補助医療の登場により体外での配偶子が扱えるようになったため,長期に及ぶ配偶子保存,第三者の配偶子を用いた治療,胚の遺伝子診断,さらには遺伝子改変までが技術的には可能となり,さまざまな倫理的問題に直面している.

このように不妊症の領域においては常に飛躍的な変化がみられており,最新の理解を得るのが困難である.本書は急速に発展する不妊症の基礎から臨床,倫理に至るまで幅広くカバーしており,本書をお読みいただくことにより最新知識が整理された形で理解できるよう編集されている.1章では日本と世界の生殖医療と生殖倫理について概説いただいた.2 章ではさまざまな不妊因子の検査法を解説いただいており,3 章では不妊因子ごとに治療法を解説いただいた.現代の不妊治療で重要な位置を占める生殖補助医療については4章で十分な紙面を充てており,多くのステップからなる生殖補助医療のステップごとに理論から実践まで詳細に解説いただいた.最後にTOPICS として,今後重要性を増していく最新の話題を盛り込んだ.

本書をご執筆いただいているのは,現在日本で不妊症領域の最先端でご活躍中のエキスパートの先生ばかりである.本書が読者の明日からの診療・研究に大いに役立つものと期待している.


2021年7月

専門編集 大須賀 穣
東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座教授

■ 目次

1章 生殖倫理と生殖医療の国際比較

生殖倫理と生殖医療の国際比較 (石原 理)

2章 検査法

内分泌機能検査 (金崎春彦)

超音波検査 (柿沼敏行)

腹腔鏡検査 (銘苅桂子)

子宮鏡検査 (齊藤寿一郎)

卵管機能検査 (梁 善光)

免疫学的検査 (竹下俊行)

頸管因子検査 (柴原浩章)

子宮内膜検査 (木田尚子,岡田英孝)

精液検査 (辻村 晃)

その他の男性不妊検査 (小宮 顕,加藤繭子,市川智彦)

3章 原因と治療

内分泌学的因子による不妊と治療 (三宅達也,木村 正)

子宮因子による不妊と治療 (辻 俊一郎,木村文則,村上 節)

子宮内膜症による不妊と治療 (谷口文紀)

卵管因子による不妊と治療 (末岡 浩)

男性因子による不妊と治療 (岡田 弘)

免疫性不妊と治療 (杉浦真弓)

原因不明不妊と治療 (原田竜也)

生殖治療と心理サポート (小泉智恵,大野田 晋,杉本公平)

TOPICS 子宮移植の今後 (菅沼信彦)

4章 生殖補助医療

調節卵巣刺激とtrigger (久慈直昭)

採卵 (後藤真紀)

射精障害,無精子症に対するPESA,MESA,SimpleTESE,MicroTESE (永尾光一)

精子の凍結 (湯村 寧)

精子の調整と媒精 (江夏徳寿,江夏国宏,塩谷雅英)

顕微授精の実際 (立花眞仁)

卵・胚の培養 (岸 裕司)

受精卵・胚の観察と評価 (安藤寿夫)

新鮮胚移植 (髙井 泰)

凍結融解胚移植 (鈴木達也)

胚移植の実技 (加藤恵一)

黄体補充 (黒田恵司)

卵巣組織凍結と移植 (古井辰郎,寺澤恵子,竹中基記,山本晃央,森重健一郎)

卵巣過剰刺激症候群 (馬場 剛)

ARTと周産期異常,児の異常 (齊藤和毅,齊藤英和)

TOPICS 未成熟卵のin vitro maturation (辻 勲,森本義晴)

配偶子操作の今後 (寺田幸弘,高橋和政,平川威夫)

再生医療と生殖医学 (廣田 泰)

着床前遺伝学的検査(PGT) (岩佐 武)

■ 特記事項

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