1章 まず日本の災害医療体制を押さえる
1 総論:日本の災害医療体制
2 災害拠点病院とは? DMATの役割とは?
3 災害医療コーディネーターとは?
4 その他の医療支援チーム
5 (DPAT、DHEAT、日赤救護班、災害支援ナース など)の役割
6 災害時小児周産期リエゾンとは?
7 医療搬送のポイント
8 EMIS(広域災害救急医療情報システム)の活用
9 PEACE(日本産科婦人科学会大規模災害対策情報システム)の活用
10 〔行政の役割〕 都道府県(救助実施市を含む)
11 〔行政の役割〕 市町村
12 〔行政の役割〕 保健所
2章 災害急性期に必要な対応
1 CSCATTTの重要性
2 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
産科病棟ではこう動く! アクションカードつき
3 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
新生児科病棟(NICU/GCU/病児室)ではこう動く! アクションカードつき
4 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
小児科病棟ではこう動く! アクションカードつき
5 〔院内での初動(CSCATTTに基づいて)〕
社会福祉施設(小児関係)ではこう動く! アクションカードつき
6 院内災害対策本部との連携
7 小児・周産期領域における搬送(調整、準備)のポイント
8 病院避難、施設避難の注意点
9 小児・周産期医療施設における必要な物資の確保
10 医療的ケア児の支援
11 新興感染症に対する子どもの対応
12 新興感染症に対する妊婦の対応
13 特殊災害とCBRNE災害
14 医療救護所での子どもの対応
15 医療救護所での妊婦の対応
16 災害時における子どもの安全管理・保護
3章 災害亜急性期に必要な対応
1 亜急性期の保健医療体制
2 感染症対策(避難所での感染症対策など)
3 妊産婦への必要な支援
4 退院後の新生児、褥婦に必要な支援
5 育児支援(母乳育児支援、子育て支援、健診や予防接種促進など)
6 妊産婦・乳幼児向け福祉避難所の必要性、設置する際に配慮すべき点
7 子どもの心のケア
8 児童虐待、ドメスティック・バイオレンス(DV)への対応
9 子どもの健康被害の予防
10 復旧、復興に向けた地域の医療機関のネットワーク作り
11 急性期に搬送を行った症例のバックトランスファー
4章 平時からの備え
1 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
産科病棟では?
2 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児科病棟では?
3 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
NICUでは?
4 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
PICUでは?
5 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
産科クリニックでは?
6 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
助産所では?
7 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児科クリニックでは?
8 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
社会福祉施設(小児関係)では?
9 〔小児・周産期医療に関わる医療施設の災害対策〕
小児訪問看護ステーションでは?
10 保育所での災害対策
11 災害対策に関する一般の方々への啓発、学習の場づくり、必要な患者教育
12 病院における災害訓練の組み立て方
13 災害時に子どもを守る国際基準
【5章 過去の災害事例から学ぶ】
1 熊本地震
2 西日本豪雨災害
3 大阪府北部地震
4 北海道胆振東部地震
5 令和元年台風災害
・索引