医学のあゆみ279巻2号 近視研究の最前線

  • ISBN : 9784006027902
  • ページ数 : 70頁
  • 書籍発行日 : 2021年10月
  • 電子版発売日 : 2021年10月6日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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商品情報

企画:大野京子(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野)

・従来,学童近視は眼鏡矯正のみで様子をみられることが多かったが,低濃度アトロピン点眼薬をはじめ,さまざまな進行抑制治療の有効性が明らかとなり,今日では,小児期に進行を積極的に抑制すべきと考えられてきている.
・病的近視の眼合併症に対する治療も顕著に進歩してきた.さらには,合併症が生じる前に,根本原因である眼球の変形(後部ぶどう腫)を抑制しようとする研究も進行中であり,成果が期待されている.
・近視研究は新たなるチャプターに入った.小児期の学童近視から病的近視に至るまで近視研究のさまざまな局面を,それぞれのエキスパートから最新の知見を解説いただく.

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■ 序文

はじめに


近視の世界的な急増が止まらない.Holdenらの試算によると,2050年には全世界人口の約半数が近視に,約1割が強度近視になると推測されている.さらに,新型コロナウイルス感染症の流行により休校となり,近業やデジタル機器の活用が顕著に増えたことが近視の増加を助長している.

近視には大きく2つの側面がある.1つは,学童近視の進行をいかに抑えるか,そしてもう1つは,病的近視による失明をどう防ぐか,である.

従来,学童近視は眼鏡矯正のみで様子をみられることが多かったが,低濃度アトロピン点眼薬をはじめ,さまざまな進行抑制治療の有効性,安全性が明らかとなり,今日では,近視は治療すべき疾患であり,小児期に進行を積極的に抑制すべきと考えられてきている.

さらに,病的近視の眼合併症に対する治療も顕著に進歩してきた.代表的なものは近視性黄斑部新生血管に対する抗VEGF(vascular endothelial growth factor)療法や,近視性牽引黄斑症に対する硝子体手術である.さらには,こういった合併症が生じる前に,根本原因である眼球の変形(後部ぶどう腫)を抑制しようとする研究も進行中であり,成果が期待されている.

さらに近視は,わが国の主要な失明原因である緑内障の危険因子であることが報告されている.強度近視や病的近視に至っていなくても,近視は緑内障のリスクとなる.近視を抑制することにより緑内障を減少させられるかは明らかでないが,今後の研究が期待されるところである.

明らかに近視研究は新たなるチャプターに入った.小児期の学童近視から病的近視に至るまで近視研究のさまざまな局面を,それぞれのエキスパートから最新の知見を解説いただく.


東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野
大野京子

■ 目次

【特集:近視研究の最前線】

はじめに  大野京子

近視の疫学  川崎 良

近視の遺伝子  山城健児

学童近視の環境要因  五十嵐多恵

学童近視の治療-低濃度アトロピン  中村 葉

学童近視の治療-オルソケラトロジー  平岡孝浩

病的近視の合併症-網膜分離・剥離  浦本賢吾

病的近視の合併症-視神経障害(緑内障性? 近視性?)  赤木忠道

病的近視の後部ぶどう腫の診断と治療  中尾紀子・他

【連載】

この病気,何でしょう? 知っておくべき感染症(20)
有鉤嚢虫(皮下のしこりが増えて, 便に虫がでてきました)  小林謙一郎

オンラインによる医療者教育(6)
オンラインでの総括試験  門川俊明

ユニークな実験動物を用いた医学研究(4)
ウサギ:ヒトの動脈硬化をウサギで再現  山下 篤・浅田祐士郎

【TOPICS】

細菌学・ウイルス学
SARS-CoV-2はニューロピリン1を使って感染を促進する-第2の受容体として暗躍  山内洋平

社会医学
Disease mongering(疾患喧伝)-啓発との境目は?  宮岡 等

癌・腫瘍学
HIF2阻害薬によるフォン・ヒッペル・リンドウ病の治療  中村英二郎

【フォーラム】

子育て中の学会参加(12)
海外での経験  長坂安子

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