• M2PLUS
  • 実践! 外国人妊産婦対応マニュアル

実践! 外国人妊産婦対応マニュアル

  • ISBN : 9784840475600
  • ページ数 : 136頁
  • 書籍発行日 : 2021年9月
  • 電子版発売日 : 2021年10月15日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,750 (税込)
ポイント : 50 pt (2%)

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

商品情報

【経験豊富な助産師の知恵が詰まった1冊】

経験豊富な助産師らがポイントを伝授。導入部のマンガから場面ごとに解説されてイメージしやすく、また問診票やチェックリスト、パスなど必要な書式はダウンロードで使える。担当者が一人で背負い込むことなく、誰もが対応できることをめざした一冊。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

はじめに


大阪府看護協会は2018年度から外国人患者がより質の高い医療・ケアを受けることができるよう日本国際看護師養成を開始しました。この養成研修には助産師そして保健師の参加が思いのほか多く、研修中、口々に課題として挙がってくるのが、外国人妊産婦の問題でした。言葉の通じない外国での孤独な妊娠・出産・育児が非常に深刻な事態になっていること、特に大阪はインバウンド、在日外国人の多い地域で、出産する10人に1人が外国人であることもわかってきました。そして、その対応もまだまだ準備できていない医療機関も多く、女性にとって人生の一大事であるときに、日本の医療関係者が世界水準の医療と心温まるケアを提供し、日本で出産・子育てをして良かったと思ってもらえるように体制を整えることが急務であることを痛感し、この冊子をまとめることにいたしました。

執筆者には専門性の高い、経験豊富なメンバーを選出しました。日本国際看護師研修を修了した産婦人科病棟管理者と病棟助産師、クリニック助産師の3名に加え、助産師であり専門病院の看護部長と母性看護専門看護師の5名です。

この冊子を使っていただく対象は、外国人対応をされる助産師と看護管理者、助産師学生です。妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援のために、子育て世代包括支援センターでは、「母子保健サービス」と「子育て支援サービス」を一体的に提供できるような、きめ細やかな相談支援などが行われていますが、やはり外国人対応の入り口は医療機関だと思います。誰一人漏らすことなく、支援の手を差し伸べることが医療機関で働く助産師にとって重要な責務であると思います。この冊子を活用して、より良いケアを提供いただければ幸いです。

この冊子はシンプルでわかりやすく、すぐに実践できるマニュアル本を目指しました。いろいろな機関・団体が、膨大な情報を提供していますが、臨床現場では、まずはすぐに使える知識やスキルやマネジメント、そして資料が求められています。とりあえずこの冊子に沿って動いてみてください。掲載の資料をどんどんご活用ください。忙しい現場でオリジナルな資料を作ろうとしなくても大丈夫です。使ってみて、それぞれの施設にあったものに修正してください。もっと詳しく知りたいと思ったときは、詳細がわかる文献を紹介しています。とにかく、日本で暮らす母児とその家族に、日本の質の高い医療・ケアを提供していただくことを願っています。

最後に、産婦人科医である大阪府医師会理事笠原幹司先生をはじめ周産期医療委員会の先生方に監修いただけましたこと、心から感謝申し上げます。そして、本書の企画立案にご尽力いただき、迅速で的確なご支援をいただきました、周産期看護に造詣の深いベテラン編集者里山圭子さんにも心より感謝申し上げます。


2021年7月

公益社団法人 大阪府看護協会 会長
高橋弘枝

■ 目次

推薦のことば  茂松茂人

序文  高橋弘枝

監修者・執筆者一覧

はじめに:総論にかえて

第1章 外国人対応のabc

1 外国人妊産婦の対応時には、安心感を与える笑顔が大切

2 “やさしい日本語”を心がけ、理解度や場面に応じて母国語を使う

3 できないことは、はっきりできないと伝え、あいまいな回答をしない

4 対応する際に使えるツールの準備や支援先を確認し、すぐ活用できるようにしておく

第2章 初診時の対応

1 外国人妊婦の受診の際には身分証明となる在留資格、健康保険の有無を確認する

2 出産場所別フローチャートで今後の対応を確認する

3 初診時に提供すべき情報とその資料を用意し、安心して通院・分娩ができるようにしておく

4 プロフィール、背景、支援者について情報収集する

5 チェックリストを用いて必要な情報を計画的に確認していく(個別対応・助産師外来の活用)

6 育児支援体制については必ず、妊娠中にあらかじめ情報収集しておく

第3章 妊娠中の対応

1 入院の準備物品・育児物品について確認する

2 バースプランを確認し、「できること・できないこと」を伝え、分娩の経過について説明する

3 緊急時の対応(緊急帝王切開)について説明しておく

4 不安軽減のため、入院生活のイメージがつくように説明する(クリニカルパス、病棟案内など)

5 母乳育児・粉ミルク(人工乳)の使用について確認する

6 分娩後の外国人特有の申請書類について確認する

7 育児の方法は国によって違うことを理解する

第4章 分娩時・入院中の対応

1 日本語の理解力に応じて、産婦に母国語で話しかける

2 緊急時の対応については、妊娠中に準備しておいたものを活用する

3 分娩直後からチェックリストを活用、確認しながら、配慮を行い、指導が漏れないように、指導計画を立てていく

4 入院中の注意事項は事前に説明しておく

5 孤独にならないように支援する

6 退院時には必要に応じて、地域と連携を取る

第5章 2週間健診・1カ月健診(退院後)の対応

1 一般的な産後健診時に必須の説明資料は外国語版を作成しておく

2 乳児医療や健康保険の手続きを終えているか、子どものかかりつけ医を決めたのか、児の異常時の対応について確認する

3 入院中に伝えている日本での産後支援の必要性と利用方法の理解を確認する

4 母国の育児との違いで困っていることはないかを確認し、援助が必要な場合は保健センターへ連携を依頼する

第6章 管理・施設内外との連携

1 指導や情報収集が円滑に進むように、全スタッフが情報共有できる仕組みをつくる

2 医療費未払い、非正規滞在に関する報告を受けた場合、組織としての対応を考える

3 管理者として調整が望まれる、言葉や文化の違う人たちへの配慮のポイントを確認する

4 施設内外との情報共有・連携の仕組みおよび体制(チーム)づくり

第7章 災害への備え

1 外国人妊産婦の災害への備えについて確認する

2 避難経路の確認と安全な場所の確保が必要なことを説明する

3 入院オリエンテーションで非常出口の場所と避難方法について説明する

巻末資料

資料の使い方

資料 No.1 産婦人科 問診票

資料 No.2 外国人妊産婦チェックリスト

資料 No.3 バースプラン

資料 No.4 緊急時の連絡/出産のとき

資料 No.5-1 説明書・同意書(陣痛誘発・陣痛促進)

資料 No.5-2 説明書・同意書(帝王切開術)

資料 No.6-1 経腟分娩のクリニカルパス

資料 No.6-2 帝王切開のクリニカルパス

資料 No.7-1 面会について

資料 No.7-2 直接支払い制度

資料 No.8-1 入院時の持ち物

資料 No.8-2 産後の生活と育児準備物品

資料 No.9 コミュニケーションカード

資料 No.10 説明用イラストカード

【参考資料】

① 産科医療補償制度について

② 母子健康手帳のもらい方、妊婦健診について、妊娠中の異常について

③ 母子健康手帳の使い方

④ 日本の出産について/病院に連絡をするとき

⑤ 大きな病院の外来の流れ

⑥ エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)(英語版)

【Attention! ここに注意!】

欧米と日本の周産期医療の違いについて

オノマトペ

在留資格の期限切れ

個別対応時の時間管理

育児支援

土日に注意

こども医療電話相談事業 ♯8000

産後の健診に来なかったとき

【Column 私の体験】

笑顔の「はい、大丈夫です」…

持ち込み食について

通訳アプリ

「産後は水に触らない」

「帝王切開が当たり前」

「胎盤を持って帰りたい」


索引

資料ダウンロード方法

■ 特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:16.3MB以上(インストール時:34.8MB以上)

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:16.3MB以上(インストール時:34.8MB以上)

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

まだ投稿されていません