関節外科 2018年1月号 Vol.37 No.1 すべてわかる 足・足関節外科で用いられる最新デバイスカタログ

  • ページ数 : 126頁
  • 書籍発行日 : 2017年12月
  • 電子版発売日 : 2021年11月5日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

特集:すべてわかる 足・足関節外科で用いられる最新デバイスカタログ
距腿・距踵関節固定術に用いる髄内釘
ハンマー趾に用いられる髄内釘
腱固定用デバイス ほか

関節外科バックナンバー

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序文

introduction


最近の足の外科領域における手術機器の開発ならびに海外からの新しいデバイスの導入の速度は,ほんの5年前では考えられなかったほど速くなっている。次々と洪水のごとく新しいデバイスが入ってきており,その背景には足の外科に興味をもつ先生の数が増えていることが影響していると推察される。おかげさまで日本足の外科学会の会員数は1,700名を超え,なお増加傾向を示している。

超高齢社会を迎え,足の愁訴を訴える方も多く,一昔前であれば手術を希望しなかったような足・足関節疾患でも,最近は積極的に手術をして痛みを取りたいと訴える方も増えている。さらに関節鏡の進歩などにより,手術手技がより低侵襲化し,それに伴うデバイスも開発されている。また,新しいデバイスの登場により,斬新な術式も次々と開発されている。この辺で一度現状を総括したく,わが国で利用できる足の外科領域のデバイスのカタログのようなものができれば,状況に応じてその器具の利点・欠点が判断でき,手術を行う際に役に立つと考え,本特集を組ませていただいた。

本特集では,足の外科のなかでも積極的にこれらのデバイスを駆使して治療に当たられている先生に執筆いただいた。それぞれ普段よく使われている機器があると思うが,今回はあえてさまざまな種類を並列して詳解していただくようにお願いした。

まず髄内釘に関しては,距腿・距踵関節固定術に用いるものと,ハンマー趾に用いられるものを記載いただいた。また低侵襲手術や関節鏡手術で用いられる腱・靱帯固定用のデバイスやスーチャーアンカーの使用法を解説いただき,さらに骨折や足の慢性疾患に用いられる固定用プレートについて種類別にそれぞれの特徴ならびに利点,欠点について詳しく述べていただいた。続いてadjustable loop button,リング型創外固定器,ならびに人工距骨にまで言及し,わが国で用いられている足の外科領域の手術機器が網羅できたのではないかと考えている。

本特集を組むに当たっては,機器メーカーの皆様方には多くの貴重な写真や資料をご提供いただき,この場をお借りして御礼申し上げる。本特集が足の外科のよりよい治療に結びつくことを祈念している。


奈良県立医科大学整形外科学
田中康仁

目次

特集:すべてわかる 足・足関節外科で用いられる最新デバイスカタログ  企画・編集:田中康仁

距腿・距踵関節固定術に用いる髄内釘  神崎至幸

ハンマー趾に用いられる髄内釘  佐本憲宏

腱固定用デバイス  野口幸志ほか

各種スーチャーアンカーの特徴比較  安井洋一ほか

母趾MTP関節固定術用プレートの各社比較  雑賀建多ほか

外反母趾におけるLapidus法用のプレート比較  日尾有宏

外反母趾に対する第1中足骨近位骨切り術用プレートの比較  嶋 洋明

外側支柱延長術用のプレートの各社比較  三井寛之ほか

足関節骨折に用いるプレートの徹底比較  前川尚宜

踵骨骨折用プレートの徹底比較  笹島功一

足・足関節外科におけるadjustable loop buttonの応用  寺本篤史

足・足関節に対するリング型創外固定器の各種比較  野坂光司ほか

人工距骨置換術−今後の可能性と課題−  黒川紘章

連載

・これだけは知っておきたい,整形外科的徒手検査法
 第25回 上肢−肩関節 Lift off test  長澤 誠ほか

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書籍情報

  • ISBN:9784008203701
  • ページ数:126頁
  • 書籍発行日:2017年12月
  • 電子版発売日:2021年11月5日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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