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jmedmook44 あなたも名医!外来で診るリウマチ・膠原病Q&A

  • ページ数 : 208頁
  • 書籍発行日 : 2016年6月
  • 電子版発売日 : 2016年9月2日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

この一冊で専門医の診療ノウハウをゲット!

一筋縄ではいかないリウマチ膠原病という疾患を理解しやすいように、症候ごとにどのような特徴からリウマチ膠原病を考えるのか、どのような点に注意をして診ていくのか、ステップを踏んで考え方を示します。
執筆者は全員リウマチ膠原病の専門医であり、専門医ならではの「診るべきポイント」を一般内科医、各科専門の医師にも楽しんで理解が深まるように解説しています。

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序文

巻頭言

リウマチ膠原病疾患の難しさと面白さは,その多様な症候パターンに由来する。「患者が訴える症状」と「診察によって客観的に認められる所見」の両方を合わせて「症候」と言うが,どの症状を中心に鑑別疾患を広げ,どの診察所見を拾い上げて考察し,診療を進めていくかは,若手の医師にとっても経験を積んだ臨床医にとっても,力を試されるところであろう。

主訴によって,リウマチ膠原病を想起しやすいものと,困難なものがある。たとえば,手の関節痛を訴える患者を診たら,たとえ関節リウマチの症例を経験したことのない医師でも疾患名を思い浮かべることができるだろう。正確な診断にたどり着くには,関節痛の診断ステップをたどりながら,関節炎の鑑別疾患を考え,発症からの時間軸や分布パターンを認識することで,関節リウマチおよびそれ以外の疾患を挙げていくことができる。一方,各専門分野で診ている患者が膠原病と判明することもある。「高齢女性の進行しない特発性間質性肺炎」として数年間呼吸器科でフォローされていた患者が,数週間で急速な腎機能悪化をきたし,ANCA関連血管炎と診断される,などの例がある。

このように一筋縄ではいかないリウマチ膠原病という疾患を理解しやすいように,本書では,症候ごとにどのような特徴からリウマチ膠原病を考えるのか,どのような点に注意をして診ていくのか,ステップを踏んで考え方を示すこととした。また,リウマチ膠原病は高血圧などと比べ疾患頻度が低く,馴染みにくい分野であるので,一般内科医,各科専門の医師にも楽しんで理解を深めて頂けるよう,症候学を中心とした章,関節リウマチに関連した診断・治療・合併症などの章,各膠原病の章に大きく分けて構成し,執筆して頂いた。

執筆者は全員リウマチ膠原病の専門医であり,日常,臨床現場でこれらの疾患を診療されている先生方ばかりなので,専門医ならではの「診るべきポイント」を大変わかりやすく解説して下さった。執筆者の先生方に,この場を借りて御礼申し上げたい。

本書がすべての先生方にとって,日々の診療の理解を深める一助になれば幸いである。



目次

第1章 膠原病症状を疑ったら? どうアプローチする?

Q01 関節痛(炎)の考え方は? ─単関節炎・多関節炎

Q02 膠原病の呼吸器症状って?

Q03 膠原病の皮膚・爪症状って?

Q04 膠原病が原因の不明熱って?

Q05 膠原病を疑ったらどの検査をオーダーすればいい?

Q06 単純X線で鑑別はできるの?

Q07 関節穿刺の方法は?

第2章 急性単関節炎と急性・慢性多関節炎─どう診ればいい?

A急性単関節炎

Q08 化膿性関節炎の診かたは?

Q09 結晶誘発性関節炎(痛風・偽痛風)の診かたは?

B急性・慢性多関節炎

Q10 ウイルス性関節炎の診かたは?

第3章 関節リウマチはどう診たらいいの?

Q11 診断はどうするの?

Q12 治療開始前スクリーニングって? ─B型肝炎・C型肝炎・結核など

Q13 疾患活動性評価って?

Q14 治療はどうする?その1─ステロイドとNSAIDsの使用および注意点

Q15 治療はどうする?その2─ DMARDsと生物学的製剤

第4章 慢性多関節炎─年齢層別による膠原病の診かたは?

A若年層

Q16 若年性特発性関節炎の診かたは?

Q17 自己炎症性疾患の診かたは?

B高齢層

Q18 リウマチ性多発筋痛症と巨細胞性動脈炎の診かたは?

Q19 血管炎の診かたは?

C若年~中高年層

Q20 全身性エリテマトーデスの診かたは?

Q21 抗リン脂質抗体症候群の診かたは?

Q22 シェーグレン症候群の診かたは?

Q23 多発性筋炎・皮膚筋炎の診かたは?

Q24 全身性強皮症(硬化症)の診かたは?

Q25 脊椎関節炎・乾癬性関節炎の診かたは?

Q26 成人Still病の診かたは?

Q27 ベーチェット病の診かたは?

Q28 妊婦と関節リウマチ・膠原病─どう診る?


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書籍情報

  • ISBN:9784784964444
  • ページ数:208頁
  • 書籍発行日:2016年6月
  • 電子版発売日:2016年9月2日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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