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整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS 5 脊椎外傷の診断・保存的治療・手術 [動画付き]

  • ページ数 : 188頁
  • 書籍発行日 : 2018年6月
  • 電子版発売日 : 2019年5月29日
¥11,000(税込)
ポイント : 200 pt (2%)
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商品情報

内容

初期対応で迷わない!重症度判断からしっかりわかる!

「若手医師のための」のタイトルの通り、卒後10年目くらいまでの医師を対象に、脊椎外傷の診断・治療をわかりやすく解説。脊椎外傷の初動で何を考え、どのように動くべきか、そのためにどういった知識が必要かが示される羅針盤。頚椎、胸椎、腰椎の部位ごとに診断・治療が基本からわかる!

整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKSシリーズ

序文

編集にあたって

若手医師のための脊椎外傷の診断・保存的治療・手術』がついに刊行されることになった.本書は整形外科の若手医師だけではなく,救急医や整形外科専門医にも十分役に立つよう企画したつもりである.

脊椎外傷はどの地域でも発生するが,その治療は特定の外傷センターなどに託されていることが多く,初期治療からかかわった経験が少ない若手医師が多いと思われる.少なくとも脊椎脊髄損傷の初期治療はどのように行うべきかはどの医師も知っておくべきで,特にその治療内容によっては患者の予後を大きく左右することも多い.その意味を含めて脊椎外傷患者が運ばれてきたらまず何をすべきか,この基本的でまた最も重要な問いに対して,救急集中治療専門医の立場からと脊椎脊髄外科専門医の立場から述べてもらった.きっと第1章をお読みになると脊椎脊髄損傷患者が運ばれてきても,おたおたせず自信をもって対応できるであろう.また第2章では後頭頚椎移行部を含めた上位頚椎から腰椎までの各部位に分けて,その的確な診断に必要な画像診断とその所見の見方やグレード分類をシェーマを多く取り入れてわかりやすく解説していただいた.さらに手術手技については可能な限り動画を取り入れ,よりビジュアルで臨場感あふれる内容にしている.手術のピットフォールはどこなのかがよく理解できるであろう.第3章では脊髄損傷の急性期における薬物治療の進歩はどのようになっているのか,また慢性期に移行した脊髄損傷に対する薬物治療,リハビリの実際についても記載いただいた.

脊椎脊髄損傷治療は,その初期対応,初期治療,そしてその後の手術治療やリハビリテーションに至るまで急激に進歩している.読者が実際に患者を目の前にしているかのごとく何をしたらよいのか,どの治療が適切なのかをよりわかりやすく臨場感をもって目に焼き付けることが可能な一冊になったのではないかと思う.本書を刊行するにあたって,大変お忙しいなか時間を割いて執筆に応じてくださった多くの著者,また関係者の方々に心より感謝の意を表したい.


浜松医科大学整形外科教授

松山幸弘

目次

・編集にあたって

・執筆者一覧

・WEB 動画の視聴方法

【第1章 脊椎・脊髄損傷の初期治療】

<1>脊椎外傷患者が運ばれてきたらまず何をするのか

◆1)バイタルサインのとり方と初期対応

◆2)神経所見のとり方とそのチャート,障害部位の高位診断

◆3)必要な画像診断と読影の注意点

<2>脊椎外科医としての初期治療

◆脊椎外科医としての初期治療:初期合併症にも注目して

【第2章 脊椎損傷の診断と治療】

<1>上位頚椎の外傷:初期の診断のポイントと対応,治療

◆1)環椎骨折(Jefferson骨折)の診断のポイントと初期対応,治療

◆2)外傷性軸椎分離症(ハングマン骨折)

(1)外傷性軸椎分離症(ハングマン骨折)の診断のポイントと初期対応,治療

(2)外傷性軸椎分離症(ハングマン骨折)の手術治療

◆3)歯突起骨折の診断のポイントと対応,治療

<2>頚椎損傷による椎骨動脈損傷

◆頚椎損傷による椎骨動脈損傷の診断と治療

<3>下位頚椎損傷の治療

◆1)中下位頚椎損傷の治療法選択を見据えた分類・評価

◆2)下位頚椎損傷における保存的治療:ハローベストを中心に

◆3)下位頚椎脱臼骨折の術式選択

◆4)下位頚椎脱臼骨折の手術の実際

(1)前方からの整復固定

(2)後方からの整復固定

(3)前後方からの整復固定が必要なケース

<4>胸腰椎脱臼骨折の治療

◆1)胸椎・腰椎脱臼骨折の治療法選択を見据えた分類・評価

◆2)胸腰椎脱臼骨折の術式選択

◆3)胸腰椎脱臼骨折の手術の実際

(1)後方からの矯正固定

(2)前後方からの矯正固定が必要なケース

<5>胸腰椎破裂骨折の治療

◆1)破裂骨折の評価と治療法選択:保存的治療の適応,手術法の選択

◆2)屈曲─伸張損傷(Chance 骨折)の診断と治療

◆3)胸腰椎破裂骨折の手術の実際

(1)前方からの矯正固定

(2)後方からの矯正固定

(3)前後方からの矯正固定が必要なケース

<6>胸腰椎椎体骨折の保存的治療

◆椎体骨折の保存的治療(脆弱性/非外傷性/高齢者)

【第3章 脊髄損傷の診断と治療】

<1>脊髄損傷の急性期治療

◆最新の急性期薬物治療(EBM を踏まえて)

<2>脊髄損傷の慢性期治療

◆最新の慢性期治療

・索引

■編者関連施設 提供動画

◆1)第12胸椎破裂骨折の開胸前方後方固定術(1)

◆2)第12胸椎破裂骨折の開胸前方後方固定術(2)

◆3)第12胸椎破裂骨折の経皮的椎弓根スクリューによる後方固定術

◆4)頚椎骨折後方固定術

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書籍情報

  • ISBN:9784840465304
  • ページ数:188頁
  • 書籍発行日:2018年6月
  • 電子版発売日:2019年5月29日
  • 判:A4変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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