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「みんなの呼吸器 Respica」誌 2021年冬季増刊 在宅酸素療法まるごとガイド

  • ページ数 : 176頁
  • 書籍発行日 : 2021年11月
  • 電子版発売日 : 2022年1月19日
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商品情報

内容

HOT患者のサポートならこの一冊!

COPD・間質性肺炎のHOT導入で必ず知っておきたい酸素流量調整のポイントや在宅酸素デバイスの取り扱い方法、実際の看護外来やリハビリ指導の様子をWeb動画に収載! 在宅呼吸ケアに関わる病院・クリニックの医師とスタッフ必携のマニュアル。

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序文

編集にあたって


わが国で在宅酸素療法(home oxygen therapy;HOT)に社会保険適用がなされたのは1985年3月ですが、HOTの黎明期を振り返ると、1970年代初頭から先駆的な施設で試験的な試みがなされており、すでに半世紀近い歴史となります。現在の療養者数は約150,000人以上に達しており、HOTは最も成功した在宅医療メニューの一つとして評価され、わが国の在宅医療にとっても大きな促進的インパクトを及ぼしてきました。HOTの現状を一言で表すなら、“安定期・定常状態”と表現しても差し支えないものと考えています。しかしながら、われわれ医療者にとってHOTは当たり前の治療法になっているのかもしれませんが、「いわゆる一般市民の方々には本療法が認知されているのだろうか?」「街中でHOT患者を見かけたときに、珍しい存在として映っていないだろうか?」といった危惧を持たざるを得ないのもまた現状なのではないかと考えています。

HOT患者を取り巻く環境は、医療機器の進歩や地域医療連携の重要性の認知向上などにより、一昔前と比べるとかなりの改善が認められます。特に近年、院内を中心にハイフローセラピー(高流量鼻カニュラ酸素療法、high flow nasal cannula oxygentherapy;HFNC)という革新的な治療法が普及してきており、本書でもHFNCの在宅応用についての項目も設けることとしました(2021年10月時点ではまだ社会保険適用はされていません)。

本書が「これまで・これからの酸素療法」を再考する機会になると同時に、今後この分野を担っていかれる皆様の一助になれば幸いです。


2021年10月

医療法人徳洲会八尾徳洲会総合病院 副院長
石原英樹
大阪はびきの医療センター 呼吸ケアセンター 副センター長/慢性疾患看護専門看護師
竹川幸恵

目次

・はじめに

・執筆者一覧

・Web動画の視聴方法

【1章 在宅呼吸ケアが必要な病態・診断・治療がわかる】

1 COPDと間質性肺炎の病態・診断・治療

2 HOTの特徴〜NPPVとTPPVとの比較〜

3 在宅でのハイフローセラピー(HFNC)

【2章 在宅酸素デバイスの選び方・管理がわかる】

1 酸素供給装置

2 HOTで用いられるインターフェイス〔Web動画〕

3 小児インターフェイスと酸素濃縮装置

4 酸素流量調整〔Web動画〕

5 HOTの在宅管理〜NPPVとTPPVとの比較〜

【3章 HOT患者の在宅療養がわかる(導入/外来/訪問)】

1 HOT導入の進め方

2 日常生活動作(ADL)の評価・指導と環境面の工夫

3 禁煙サポートと栄養指導

4 感染予防と身体活動性の維持・向上

5 退院調整

6 看護外来で行う支援

7 在宅訪問

8 HOTで起こりやすいトラブル

【4章 HOT患者のアドヒアランス支援がわかる】

1 アドヒアランス支援

2 セルフマネジメント支援

(解説動画)はびきの呼吸器看護専門外来での患者指導の実際〔Web動画〕

【5章 HOT患者の終末期ケア・ACPがわかる】

1 終末期医療

2 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)

3 終末期看護ケア

【6章 HOT患者の運動療法がわかる】

1 HOT導入中のCOPDおよび間質性肺炎(IP)の患者に対する呼吸リハビリテーション〔Web動画〕

2 HOT患者の在宅呼吸リハビリテーション〔Web動画〕

<巻末資料>HOT患者のケアに役立つ早見表

1 HOT導入チェックリスト

2 介護保険申請の流れと障害福祉サービス

・索引

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書籍情報

  • ISBN:9784840474306
  • ページ数:176頁
  • 書籍発行日:2021年11月
  • 電子版発売日:2022年1月19日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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