臨床検査技師国家試験問題注解 2023年版

  • ページ数 : 916頁
  • 書籍発行日 : 2022年5月
  • 電子版発売日 : 2022年5月20日
¥9,240(税込)
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商品情報

内容

知識も解き方も身につく!国試合格に必要なすべてがこの1冊に

臨床検査技師国試問題を科目別に分類・編集し、正解を導くプロセスやその理由をわかりやすく説明。正解でない選択肢にも解説を付けたので、幅広い知識を身に付けられる。最近5年間の問題は基本的に全問採用、それ以前の重要既出問題・オリジナル問題も含めた約2,500問を収載した。令和3年版国試出題基準に対応,最新の第68回国試問題も簡潔に解説。「直前演習問題」を国試直前の実力試しに利用すれば、受験対策は完璧!

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序文

序文

本書(臨床検査技師国家試験問題注解)は、44年前の昭和53年(1978年)に臨床検査技師国家試験受験生のための新しいタイプの参考書として誕生しました。<注解>として既出試験問題の整理と解説を行い、既出問題以外の知っておくべき事項は<演習問題>として出題してその解説を加え、さらには<関連事項>を簡潔にまとめた形式としていました。問題の解説を行うことで知識の整理を行うという新しい形式の参考書として、受験生諸君に大変好評で増刷を重ねてきました。そして10年前、より実践的・効率的な受験学習のために、読者からの要望も取り入れて大幅な改訂を行いました。

1)「金原分類」は受験生に理解しやすい「領域別分類」となっているので、この「金原分類」は踏襲する。既出問題は「金原分類」にしたがって分類するが、令和3年版の「国家試験出題基準」も併記する。そして、これらは表として別冊にまとめる。

2)解説は選択肢すべてについて行い、それぞれに詳細な解説を記載する。

3)従来のK2(あるいはK3)タイプはX2(あるいはX3)タイプに変更し、国家試験で行っているように選択肢の順次性を取り入れて、修正する。

4)<作問のねらい>では国家試験委員が考えている試験問題のねらいについて解説する。これにより、国家試験が要求している事項を知ることができる。

5)出版年度の国家試験の傾向については各領域の巻頭に要約する。これにより直近の出題の傾向を知り、学習の方向性を自ら見出すことができる。

6)過去の問題の改変や編集員の新作の問題による模擬試験問題を<直前演習問題>として別冊に提示して、直前に自己の知識の再確認を行うことができるようにする。

本書に類似した参考書・国家試験対策本が多く出版されていますが、本書ほど国家試験問題について詳細に解説・分析した参考書はありません。本書では、解説は正解を示すだけでなく、正解を導くプロセスやその理由を選択肢ごとにわかりやすく説明しており、受験生諸君の知識のまとめに大いに役立つものと考えています。国家試験の出題形式としてX2(X3)タイプが定着しました。Xタイプ問題では選択肢の1つ1つについて正確な知識が要求されています。本書では各選択肢について詳細に説明していますので、各選択肢の内容をよく理解して試験に臨むことができます。

また、2015年版から添付した直前演習問題は、国家試験の1、2週前に国家試験と同様な時間割で行い、最終確認して下さい。正解を確認して自信をもって試験会場に出向き、国家試験を受けて下さい。なお、予測問題での出題は少数でしたが、最近は国家試験出題基準での新しい項目は出題される傾向にありますので、少なくとも概略を復習しておいて下さい。

最後に、編者の無理な注文をお聞き下さった執筆者の方々に心から感謝を申し上げます。そして、受験生諸君には本書を有効利用され、「臨床検査技師として第1歩を踏み出す」のに必要な知識を修得し、優秀な成績で国家試験に合格されることを祈念しています。


令和4年5月

編者ら

目次

第1章 医学概論

第2章 公衆衛生学

1.総論・地域保健

2.疫学・感染症・食中毒

3.母子保健・学校保健

4.成人保健・国民栄養

5.環境保健・産業保健

6.保健統計・人口統計

7.精神保健・母体保護・社会福祉・社会保障・医療保険制度・衛生行政・衛生法規

第3章 臨床検査医学総論

1.病因

2.症候・症状

3.感染症

4.神経・筋疾患

5.心・循環器疾患

6.呼吸器疾患

7.消化器疾患

8.腎・泌尿器・生殖器疾患

9.血液疾患

10.内分泌疾患

11.代謝異常

12.免疫病

13.腫瘍

14.その他

 a.血清糖質

 b.血清脂質

 c.血清酵素

 d.窒素成分(蛋白を除く)・色素成分

 e.電解質・酸塩基平衡・重金属

 f.生理活性物質(ホルモン・サイトカイン)

 g.負荷試験

 h.血球・止血・血栓

 i.生理機能

 j.染色体・遺伝子検査

 k.尿検査

15.複合問題

第4章 臨床検査総論

1.基本的事項・基本操作

2.検体採取・取り扱い

3.検査値の生理的変動

4.尿検査

5.各種検査

6.精度管理

7.複合問題・その他の問題

第5章 病理組織細胞学

1.解剖学総論

 a.発生・細胞・組織

 b.筋と骨

 c.脈管・造血系

 d.呼吸器系

 e.消化器系

 f.内分泌系

 g.泌尿器・生殖器系

 h.神経・感覚器系

 i.複合ならびに病理解剖総論

2.固定・脱灰・包埋・薄切・切片

3.染色

4.細胞診

5.解剖

6.顕微鏡・電顕

7.疾病の病理

第6章 臨床生理学

1.基礎生理学

 a.循環

 b.消化器

 c.呼吸器

 d.排泄

 e.内分泌・代謝

 f.筋

 g.神経・感覚器

 h.体温

 i.複合問題

2.筋電図

3.超音波・画像診断

 a.超音波

 b.画像診断

4.電気生理

 a.心電図

 b.心音図

 c.その他

5.呼吸器

6.脳波

7.その他

第7章 臨床化学

1.生化学

 a.基礎知識

 b.糖

 c.脂質

 d.アミノ酸・血漿蛋白

 e.酵素

 f.核酸

 g.生理活性物質(ホルモン・ビタミン)

 h.その他

2.臨床化学

 a.基礎的事項

 b.無機質

 c.脂質および糖

 d.蛋白および非蛋白性窒素成分

 e.酵素

 f.機能検査

 g.その他

3.放射性同位元素

 a.基礎的事項

 b.測定機器

 c.体内測定法

 d.体外測定法

 e.管理技術

 f.複合問題・その他

第8章 医用工学概論

1.回路素子・電気回路

2.医用電子機器

3.安全対策

4.生体物性

5.情報科学

6.検査機器総論

第9章 臨床血液学

1.造血・鉄代謝・血球・血液成分

2.凝固線溶

3.形態

4.各種血球算定・ヘマトクリット・ヘモグロビン測定・恒数・指数

5.各種染色

6.血液疾患

7.検査技術

8.複合問題

第10章 臨床微生物学

1.一般的事項

2.薬剤感受性

3.グラム陽性球菌・陰性球菌

4.グラム陰性桿菌

5.グラム陽性桿菌

6.嫌気性菌

7.真菌、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ、ウイルス

8.複合問題

第11章 医動物学

1.原虫類

2.吸虫類

3.条虫類

4.線虫類

5.複合問題

6.検査法

7.感染経路

8.宿主

9.衛生動物

第12章 臨床免疫学

1.抗原・抗体

 a.抗原

 b.抗体

2.免疫応答機構(含、リンパ球)

3.補体

4.免疫血液学

 a.血液型・輸血

 b.HLA

5.血漿蛋白(含、腫瘍マーカー)

6.梅毒・肝炎・AIDS

7.試験管内反応

8.アレルギー

9.複合問題

第13章 関係法規

1.臨床検査技師の業務

2.生理検査・採血業務

3.衛生検査所

4.技師法以外の関係法規

5.複合問題


[別冊]

〇カラー設問図

〇第68回臨床検査技師国家試験問題

〇直前演習問題

〇臨床検査技師国家試験出題基準(令和3年版)・出題傾向一覧

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書籍情報

  • ISBN:9784307771856
  • ページ数:916頁
  • 書籍発行日:2022年5月
  • 電子版発売日:2022年5月20日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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