膝のスポーツリハビリテーション

  • ページ数 : 272頁
  • 書籍発行日 : 2021年3月
  • 電子版発売日 : 2021年4月7日
¥5,500(税込)
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商品情報

内容

PT・OPが医師と「共通言語」を持ってリハを行うための1冊!

『整形外科医のための膝のスポーツ診療のすべて』からPT・AT向けに内容を抜粋し、膝のスポーツリハを網羅。
よく診る疾患はもちろん,希少な疾患まで「膝」×「スポーツリハ」を網羅的に解説しました。

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序文

序文

診断から治療まで広く書かれたスポーツ診療の教科書が出版されていますが,それらの本のなかで,「自分たちリハビリテーションスタッフが要求されている知識や技術だけが簡潔にまとめられていればいいのになぁ……」と思ったことはありませんか? 本書はそんなご要望にお応えして,姉妹書である『整形外科医のための膝のスポーツ診療のすべて』からリハビリテーションスタッフに直接関係のある箇所のみを厳選して作った書籍です。

私は本書が非常に優れていると思う点が3つあります。

まず1つ目ですが, 本書は整形外科医が中心となって執筆をしているということです。これにより,医師から要求されている知識を医師の言語で学ぶことができます。実はこれ,非常に重要なのですが既刊本ではあまり問題視されていなかったように思います。いくらリハビリテーションスタッフのみで書かれた専門書を読みこんでも,医師との共通認識・共通言語はなかなか身につきません。しかし,本書を読んだ方はひと味違ってくると思います! 医師が何を考えているのか? どんなことが要求されているのか? きっと,明日からお見通しとなるでしょう。

次に2つ目ですが,本書はメディカルリハビリテーションからアスレチックリハビリ

テーションまで網羅されています。術後早期のメディカルリハビリテーションだけしか関われないのでは最後の復帰までみられなくて,なんだか寂しいですよね。また,アスレチックリハビリテーションの段階にはじめて選手や患者とかかわると「これまでの苦労を知らないくせに(怒)」みたいな目でみられることありませんか? その上,メディカルリハビリテーションの経過がわかっていなければアスレチックリハビリテーションでは,変に慎重になってしまい,選手や患者の早期復帰につながりません。ですので,メディカルリハビリテーションからアスレチックリハビリテーションまで通して学んでいただこう! そういう意図で本書を作りました。

最後の3つ目です。日々のリハビリテーションで忙しい方は,結局のところ教科書を読む時間はそうそうないですよね。目の前の選手や患者さんで手いっぱいですよね?私もそうですが,教科書はちょっとした隙間時間に少し開いて,読んだ知識が少しでも残っていればいいなと思っています。そんな皆さんの事情をよ~くわかっていますので,要求されている知識や技術を絞って,「超簡潔」に書くことに重点を置きました。やっぱり教科書はサクッと読めなきゃ意味がないんです。

将来的にスポーツ選手のリハビリテーションに携わりたいと思っている学生さんや,知識をブラッシュアップさせたい若手の理学療法士やアスレティックトレーナーなど,多くの読者に手に取っていただければと思います。本書が少しでも皆様のお役に立つことを願っています。


2021年2月

亀田メディカルセンタースポーツ医学科 主任部長
大内 洋

目次

1章:総論

膝周囲の解剖

膝関節のバイオメカニクス

膝周囲の運動連鎖

膝のスポーツ診療における診察法(身体所見を中心に)

膝のスポーツ診療に有効な画像診断

見逃してはならない疾患

2章:膝のスポーツ疾患

膝前十字靱帯(ACL)損傷(ハムストリングを用いた再建)

ACL損傷(膝蓋腱を用いた再建)

ACL損傷(骨端線閉鎖前)

膝内側側副靱帯(MCL)損傷

膝後十字靱帯(PCL)損傷

スポーツ選手の半月板損傷

反復性膝蓋骨脱臼

分裂膝蓋骨

膝蓋骨骨折

離断性骨軟骨炎

腸脛靱帯炎(ランナー膝)

ジャンパー膝(膝蓋腱症)

Osgood-Schlatter病

Baker嚢胞

肉離れ

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書籍情報

  • ISBN:9784784958894
  • ページ数:272頁
  • 書籍発行日:2021年3月
  • 電子版発売日:2021年4月7日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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