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コメディカルのための専門基礎分野テキスト 内科学 改訂8版

  • ページ数 : 416頁
  • 書籍発行日 : 2024年2月
  • 電子版発売日 : 2024年2月27日
¥4,180(税込)
ポイント : 76 pt (2%)
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商品情報

内容

必要にして十分な内科学の知識を箇条書きと図表を中心にまとめた,最新のテキスト.

本書は著者らがコメディカルの教育に携わった経験をもとにこれらの学生・卒業者のために必要にして十分な内科学の知識を箇条書きと図表を中心にコンパクトにまとめたものである.ミニマムでありながら分かりやすい解説はそのままに,近年の変化やトピックスを加えた.基本を補強するとともに,最新の知識を学べる改訂8版.コメディカルスタッフの教育が重視されるなか,教育の現場で活用できる最適なテキストである.

あわせて読む → 「コメディカルのための専門基礎分野テキスト」シリーズ

序文

第8版の序


1999年3月に,私は14年間勤務した自治医科大学呼吸器内科教授の職を辞し,その年に新設された埼玉県立大学保険医療福祉学部教授に就任しました.私が1年間講義した内容を軸にして,2001年にコメディカルの「医学概論」を出版することができました.2001年5月にサンフランシスコで国際会議が開催され,私の愛弟子である旧医局員5名とともに学会に出席し,学会終了後に,グランドキャノン・モニュメントバレー・ザイオン国立公園・ブライスキャノンなど大西部の旅をしました.その時に,一つ皆で力を合わせて,本当に役立つコメディカルのための内科学の教科書を作成しようという話がまとまりました.本書の初版が出版されたのは,2002年の6月のことでした.以来,本書はかなりのベストセラーとなり,2020年には改訂第7版が出版されました.それから3年の歳月が過ぎました.今回は,新進気鋭の2名の執筆者を迎えることができました.

この3年間に限っても,医学の進歩は実に目覚ましいものがあります.アルツハイマー病の画期的新薬レカネマブが日本の製薬会社から発売され,日常臨床に使用できるようになりました.iPS細胞の領域では,脳の一部,神経オルガノイドの作成に成功しました.

本書ではこの3年間に発表された各種ガイドラインや最新の治療法を紹介しました.本書の内容は一段とレベルアップされ,名実ともに,本邦におけるコメディカル内科学の最高峰に位置する教科書とすることができました.

本書がコメディカルを目指している優秀な学生の方々の座右の書としてお役に立つものと確信しております.


2024年3月

日本呼吸器財団名誉理事長 北村 諭

目次

第1部 内科学総論〈北村 諭〉

1章 内科概論

1.内科学と,その進歩

2.老化,加齢と疾病

3.遺伝と疾患

4.炎 症

5.内科診断学

6.治療学

2章 循環器疾患

1.構造と機能

2.大循環,小循環 

3.主要な臨床症状 

4.循環器疾患の検査 

3章 腎疾患,水電解質代謝 

1.構造と機能 

2.主要症状 

3.腎疾患の検査 

4章 呼吸器疾患 

1.構造と機能 

2.主要症状 

3.呼吸器疾患の検査 

5章 消化管疾患 

1.構造と機能 

2.主要症状 

3.消化管疾患の検査 

6章 肝・胆・膵疾患 

1.肝臓の構造 

2.肝臓の機能 

3.肝機能障害(肝不全)による症状 

4.胆管・胆囊の構造と機能 

5.肝臓・胆囊疾患の検査 

6.膵臓の構造と機能 

7.膵臓疾患の検査 

7章 血液・造血器疾患 

1.血液の組成と機能 

2.主要症状 

3.血液疾患の検査 

8章 代謝性疾患 

1.糖質の代謝 

2.蛋白質の代謝 

3.脂質の代謝 

4.ビタミン 

5.電解質(無機質) 

6.代謝性疾患の検査 

9章 内分泌疾患 

1.内分泌腺の種類・作用機序 

2.視床下部 hypothalamus 

3.下垂体 pituitary gland 

4.甲状腺 

5.副甲状腺 

6.副 腎 

7.性 腺 

8.内分泌疾患の検査 

10章 感染症,寄生虫疾患 

1.感染・感染症の成立 

2.病原体の感染経路 

3.感染症の臓器別分類 

4.新興感染症 

5.感染症の臨床症状 

6.感染症の臨床検査 

7.寄生虫症 

11章 中毒性疾患 

1.中毒の定義・分類 

2.中毒の発生頻度 

3.中毒患者の診断・評価 

4.中毒の治療法 

12章 神経疾患 

1.構造と機能 

2.神経疾患の症状 

3.神経疾患の検査 

13章 膠原病 

1.膠原病とは 

2.膠原病の種類 

3.膠原病の症状・検査所見 

4.免疫血清検査所見 

第2部 内科学 

1章 循環器疾患〈西村芳興〉 

1.心不全 

2.高血圧症 

3.虚血性心疾患 

1)慢性冠動脈疾患(安定狭心症) 

2)急性冠症候群(不安定狭心症,急性心筋梗塞) 

4.不整脈 

1)心房細動・粗動 

2)心室期外収縮(PVC) 

3)上室性頻拍 

4)心室頻拍(VT) 

5)心室細動 

6)房室ブロック 

7)洞機能不全症候群

5.弁膜疾患

1)僧帽弁狭窄症

2)僧帽弁閉鎖不全症

3)大動脈弁狭窄症

4)大動脈弁閉鎖不全症

6.先天性心疾患

1)心房中隔欠損症

2)心室中隔欠損症

7.心筋疾患

1)心筋症

2)心筋炎

8.感染性心内膜炎

9.大動脈疾患

 動脈瘤

10.末梢血管疾患

2章 腎臓・泌尿器疾患〈坂東政司〉

1.慢性腎臓病

2.急性腎障害

3.慢性腎不全

4.糸球体の疾患

1)急性腎炎症候群

 急性糸球体腎炎(管内増殖性腎炎)

2)反復性または持続性血尿

3)慢性腎炎症候群

4)ネフローゼ症候群

5)急性進行性腎炎症候群

5.尿細管の疾患

 尿細管アシドーシス

6.間質性腎炎

7.全身性疾患による腎障害

1)糖尿病性腎症

2)ループス腎炎

3)腎硬化症

4)痛風腎

5)アミロイド腎

6)薬物による腎障害

8.尿路感染症

 腎盂腎炎 pyelonephritis

9.尿路結石症 urolithiasis

10.その他の腎疾患

1)腎細胞癌

2)囊胞性腎疾患

11.電解質異常

1)ナトリウムの異常

2)カリウムの異常

3)カルシウム(Ca)の異常

3章 呼吸器疾患〈北村 諭〉

1.感染性呼吸器疾患

1)上気道炎,かぜ症候群

2)急性気管支炎

3)肺 炎

4)肺化膿症(肺膿瘍)

5)肺結核症

6)肺アスペルギルス症

7)クリプトコッカス症

2.気道閉塞性疾患

1)慢性閉塞性肺疾患(COPD)

2)気管支喘息

3.肺血管性病変

 肺血栓塞栓症

4.腫瘍性肺疾患

 原発性肺癌

5.胸膜の疾患

1)胸膜炎

2)気 胸

6.塵 肺

1)珪肺症

2)石綿肺

7.アレルギー性肺疾患

 過敏性肺炎

8.換気の異常

1)過換気症候群

2)CO2ナルコーシス

3)閉塞性睡眠時無呼吸症候群

4)呼吸不全・呼吸困難

9.特発性肺線維症(IPF)

4章 消化管疾患〈坂東政司〉

1.食道疾患

1)胃食道逆流症

2)食道裂孔ヘルニア

3)食道癌

2.胃・十二指腸疾患

1)急性胃炎

2)慢性胃炎

3)胃・十二指腸潰瘍

4)胃ポリープ

5)胃 癌

3.小腸・大腸疾患

1)急性腸炎

2)虫垂炎

3)腸閉塞

4)炎症性腸疾患

5)過敏性腸症候群

6)大腸良性腫瘍

7)大腸癌

5章 肝・胆・膵疾患〈倉科智行〉

1.急性肝炎

1)急性ウイルス性肝炎

2)薬物性肝障害

2.慢性肝炎

3.肝硬変

4.肝腫瘍

1)肝細胞癌

2)胆管癌

5.胆石症

6.胆囊炎

1)急性胆囊炎

2)急性化膿性胆管炎

7.急性膵炎

8.慢性膵炎

9.膵腫瘍(膵癌)

10.腹膜炎

6章 代謝性疾患〈倉科智行〉

1.肥満症

2.や せ

3.糖尿病

4.脂質異常症

 メタボリック症候群

5.痛 風

6.骨粗鬆症

7章 内分泌疾患〈倉科智行〉

1.間脳関連疾患(摂食障害)

 神経性食思不振症

2.下垂体疾患

1)先端巨大症

2)下垂体前葉機能低下症

3)尿崩症

3.甲状腺疾患

1)甲状腺機能亢進症

2)甲状腺機能低下症

3)甲状腺腫瘍

4.副甲状腺疾患

1)原発性副甲状腺機能亢進症

2)副甲状腺機能低下症

5.副腎皮質疾患

1)クッシング症候群

2)副腎皮質機能低下症

3)原発性アルドステロン症

6.褐色細胞腫

8章 感染症,寄生虫疾患〈北村 諭〉

1.ウイルス感染症

1)麻疹

2)風疹

3)水痘

4)流行性耳下腺炎

5)インフルエンザ

6)新型コロナウイルス感染症

7)AIDS(エイズ)

2.細菌感染症

1)ブドウ球菌感染症

2)レンサ球菌感染症

3)腸チフス

4)細菌性赤痢

5)破傷風

3.スピロヘータ感染症

 梅毒

4.原虫症

1)マラリア

2)トキソプラズマ症

5.寄生虫疾患

1)回虫症

2)アニサキス症

9章 自己免疫疾患(膠原病)〈川村 肇〉

1.関節リウマチ

2.全身性エリテマトーデス

3.全身性強皮症

4.多発性筋炎・皮膚筋炎

5.シェーグレン症候群

6.混合性結合組織病

7.ベーチェット病

8.血管炎症候群

10章 血液疾患〈中島広大〉

A.赤血球系の疾患

1.鉄欠乏性貧血

2.巨赤芽球性貧血

3.再生不良性貧血

 赤芽球癆

4.溶血性貧血

1)遺伝性球状赤血球症

2)遺伝性楕円赤血球症

3)発作性夜間ヘモグロビン尿症

4)新生児溶血性貧血

5)赤血球破砕症候群

6)自己免疫性溶血性貧血

B.白血球系の疾患

1.白血病

1)急性白血病

2)骨髄異形成症候群

3)慢性骨髄性白血病

4)骨髄増殖性疾患

5)真性赤血球増加症(真性多血症)

6)本態性血小板血症

7)骨髄線維症

2.慢性リンパ性白血病

1)慢性リンパ性白血病

2)成人T細胞白血病

3)無顆粒球症

C.リンパ網内系疾患

1.伝染性単核球症

2.悪性リンパ腫

1)ホジキンリンパ腫

2)非ホジキンリンパ腫

3.血球貪食症候群

4.HIV感染とエイズ

D.異常蛋白血症

1.多発性骨髄腫

2.原発性マクログロブリン血症

3.アミロイドーシス

 POEMS症候群

E.出血性疾患

1.血管異常による出血性疾患

2.血小板異常による出血性疾患

1)特発性血小板減少性紫斑病

2)血栓性血小板減少性紫斑病

3)溶血性尿毒症症候群

4)血小板機能異常症

3.凝固異常による出血性疾患

1)血友病

2)ヴォン ヴィレブランド病

4.播種性血管内凝固症候群(DIC)

11章 神経疾患〈川村 肇〉

1.虚血性脳血管障害

2.脳出血

3.くも膜下出血

4.慢性硬膜下血腫

5.パーキンソン病

6.アルツハイマー型認知症

7.レビー小体型認知症

8.脳炎

9.髄膜炎

10.クロイツフェルト─ヤコブ病

11.脳腫瘍

12.筋萎縮性側索硬化症

13.多発性硬化症

14.重症筋無力症

15.筋ジストロフィー

16.ベル麻痺

17.ギラン─バレー症候群

12章 中毒性疾患〈北村 諭〉

1.急性中毒治療の原則

2.催眠・鎮静薬中毒(ベンゾジアゼピン・バルビツール酸)

3.三環系・四環系抗うつ薬中毒

4.サリチル酸(アスピリン)中毒

5.ジギタリス中毒

6.アセトアミノフェン中毒

7.その他の主な治療薬の副作用

8.アルコール中毒

9.一酸化炭素中毒

10.ヒ素中毒

11.鉛中毒

12.水銀中毒

13.カドミウム中毒

14.金属熱,金属フューム熱

15.有機溶剤中毒

16.その他の工業毒中毒

17.有機リン剤中毒

18.有機塩素剤中毒

19.タバコ中毒(誤飲・誤食)

20.サリン中毒

21.シアン中毒

22.アジ化ナトリウム中毒

23.フグ中毒

24.中毒情報関連の専用電話

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書籍情報

  • ISBN:9784498076976
  • ページ数:416頁
  • 書籍発行日:2024年2月
  • 電子版発売日:2024年2月27日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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