看護・介護に生かせるリハの知恵とワザ

  • ページ数 : 232頁
  • 書籍発行日 : 2025年4月
  • 電子版発売日 : 2025年3月28日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

【リハマインドの本質がここに凝縮!】
急性期・回復期リハ・地域包括ケア病棟を持つ総合病院のリハ科で30年にわたり診療してきた著者による、現場目線のリハの教科書。
「リハビリテーションという言葉の原点は、人間であることの権利や尊厳を守り、復権すること」との思いから、急性期~生活期まですべての医療場面で「リハビリテーションマインド」をもったかかわりが必要となる。本書ではリハマインドに必要な知識を「エッセンス」としてふんだんに紹介する。

序文

序文

約10年前に『リハ医学のすすめ』という本を書きました。リハビリテーション(以下、リハ)科専門医として、すべての科の医師にリハ医学のエッセンスを紹介することにより、患者さんの満足度の向上に役立ちたいと考えてのことでした。幸いにも研修医をはじめ、それまでリハを依頼してこなかった内科や外科の医師からも入院患者さんのリハ依頼が増え、当院入院患者さんの365日リハ実施率は約80%と全国でも有数のリハ重視病院になりました。

最近の臨床で感じることは、看護や介護スタッフにもリハマインドやリハの知識があれば、さらに良質な医療や看護・介護が提供され、患者さんの満足度は格段によくなるのではないかという期待です。

急性期・回復期リハ・地域包括ケア病棟をもつ当院のリハ科外来で、すべての科の入院患者さんにリハ処方をして約30年になります。そして月に数回、介護施設で生活期患者さんにもリハ処方を始めて約15年になります。また、恵寿総合病院認知症ケアチームとして日本認知症学会専門医を取得し、ケア回診や週1回の症例検討会を開始して約10年になります。

この間に経験したことを振り返り、看護や介護スタッフに役立つリハ医学・リハ医療の知恵を書いてみることを決心しました。

本書はまずリハ医学総論について簡単に紹介した後、各論として入院、入所患者さんの介護・看護につき疑問を感じたことを記載しました。さらに多数を占める認知症患者さんへの対応で気になったことを記載し、最後に個別のADL・IADL ごとに介助、支援について役立つと考えられることを記載しました。ADL・IADL については、当院の作業療法士を中心に理学療法士、言語聴覚士および作業療法学エキスパートの生田宗博先生にもご教示いただき、多くを直接記載してもらいました。

本書では、それぞれの項目ごとにまとめとなるエッセンスを付けました。本書を手にした読者には、エッセンスを参考に、すこしでも興味をもったところから読んでもらいたいと考えています。そこには必ず新しい発見があり、役立つと感じたことを1 つでも日常の看護・介護業務に取り入れてもらえることが、著者の願いです。

最後にアイデアを実現してくれたメディカ出版、校正でお世話になった詫間大悟氏に深謝します。


2025年 2月

恵寿総合病院 副病院長/リハビリテーション科長
川北慎一郎

目次

【1章 看護・介護に役立つリハビリのエッセンス】

1 「リハビリテーションマインド」を日常診療に

2 リハをめぐる誤解

3 新しい障害分類

4 リハとチーム医療

5 リハ医療の流れ

6 廃用症候群とリハ

7 嚥下障害とリハ

8 介護予防とリハ

9 リハと栄養

10 ニューロリハ

11 がんとリハ

12 運動器疾患とリハ

13 内部障害とリハ

14 脳神経疾患とリハ

15 高次脳機能障害とリハ

16 痙縮治療とリハ

17 疼痛治療とリハ

【2章 急性期、回復期、生活期の看護・介護をめぐるエッセンス】

1 介護保険利用前にするべきことは

2 入院時に必要な情報とは

3 介護とリハの違いは

4 使用する歩行補助具は

5 誤嚥性肺炎の絶食は

6 抑制をする前にすることは

7 在宅復帰を目指す家族説明は

8 食欲不振への対応は

9 転倒予防の対応は

10 医療リハと介護リハの使い分けは

11 移乗方法の考え方は

12 フレイル・サルコペニアによる嚥下障害とは

13 下肢麻痺の変化への対応は

14 リハを拒否する患者さんの対応は

15 夜間頻尿対策は

16 起立性低血圧患者さんへの対応は

17 失語症患者さんのADL上の注意は

18 胃瘻造設後、胃瘻不要となる患者さんは

19 大腿骨頚部骨折リハ患者さんで考慮することは

20 嚥下障害と間違える疾患とは

21 せん妄対策としてのリハは

22 認知症に有効なリハは

23 認知症患者さんが嫌がること

24 レビー小体型認知症への対応は

25 認知症患者さんへの不眠対応は

26 認知症患者さんの転倒対策は

27 認知症患者さんの誤嚥対策は

28 寝たきりの患者さんのリハは

【3章 ADL・IADLの援助、介助をめぐるリハビリのエッセンス】

1 寝返り・起き上がり

2 座位・立位

3 移乗・移動

4 歩行について

5 嚥下障害

6 食事

7 排泄

8 更衣

9 入浴

10 外出

11 炊事・洗濯

12 運転

13 就労支援

14 ADL評価の意義と活用

15 QOL評価の意義と活用

・索引

・編著者紹介

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書籍情報

  • ISBN:9784840487986
  • ページ数:232頁
  • 書籍発行日:2025年4月
  • 電子版発売日:2025年3月28日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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