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診療マニュアルシリーズ 足診療マニュアル第2版

  • ISBN : 9784263211649
  • ページ数 : 244頁
  • 書籍発行日 : 2004年9月
  • 電子版発売日 : 2012年6月21日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,720 (税込)
ポイント : 312 pt (6%)

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商品情報

診療に必要な足の形態と機能についての基本的な説明から、診断上の注意、選択すべき治療法について、随所に図や写真を収載してわかりやすく解説した日常診療ですぐに役立つ必携マニュアルです。

■ 序文

第2版の序

初版発刊より14年が経過した.筆者が足部疾患に興味を持つきっかけとなったのは1965年頃より先天性内反足の治療を手さぐりで始めだしてからのことである.以来,2002年末までに613足の治療を行ってきたが,当初,先天性内反足があまりにも難治性のため,すっかりそれにのめり込んだというほうが正しいのかもしれない.いずれにせよ,先天性内反足が理論的にも実技においても十分にマスターできるようになれば他の足部疾患の病態や治療法が容易に理解できるのだ,と思えるようになったのはその後10数年後のことであろうか.

興味を持ちだした当初より,何とか新生児期の軟骨形態を描写する方法がないものかと願ったのは筆者のみではなかったと思う.果たせるかな,初版発刊後MRIの医学への応用によりその願いは適えられるようになり,また,3次元CTの出現等々この10数年来の医学の進歩は目を見張るものがある.

以上より此度,医歯薬出版より本書の再版のお話を頂き,日進月歩の医学に少しでも本書が相応しいものになれば幸いと執筆を試みた.第2版は前述の理由より特に先天性内反足の項を初版のそれより少し詳しく筆者の長年の経験を基に記載した.それ故やや独断的なところもあろうかと思われるが賢明なる諸氏の御批判を仰げれば幸いである.

なお,第2版では初版で記載しなかった幾つかの疾患項目を追加したほか,諸兄より症例写真をより多くとの貴重な御意見を頂き,約80枚余の表ならびに症例写真を追加掲載させて頂いた.これらの図説が筆者の拙い叙述を補ってくれれば幸いであり,また,特に先天性疾患は長年月に亘り医師と両親がともに手を携えて治療に当たらねばならない関係上,これらの挿入図が疾患の理解や両親とのインフォームド・コンセントの場での一助となれば,それこそ筆者の本望とするところである.

なお,第6章「成人の足部疾患」の項は初版では共同執筆者・前澤範明医師がその大部分を担当したが,今回の第2版では筆者がそのほとんどを各項目につきできるだけ新しい知見を時流に即すべく加筆し,また,新たに「後脛骨筋腱機能不全症」「距骨下関節不安定症」や,「Haglund病」など数項目を追加させて頂いた.以上より,第6章は初版の文章を全て温存して加筆した関係上,いささか構文上に不適切なところがあろうかと思うがご容赦いただければ幸いである.

最後に,初版,再版を通じご協力いただいた姫路聖マリア病院の職員の方々に心より御礼申し上げるとともに,再版にあたりきわめて複雑となった加筆原稿の編集を快く引受けていただいた医歯薬出版(株)編集部の皆様方に深く感謝致します.


2004年8月

藤井 英夫


初版の序

足診療マニュアルの執筆依頼を受けてより2年が経過した.当初,すでに発行されていた膝,頸,肩の各診療マニュアル・シリーズを拝見し,それらが肩のこらないとても読みやすいもので,視覚に訴えた面白い企画の小冊子と思い,執筆をお引き受けした.ところが,本書が出来上ってみると,著者が最初に考えていたものより,やや堅苦しい内容になってしまったのではないかと思っている.でも,これも著者の性格の現れかと賢明なる読者諸兄が甘受して下されば幸いである.

本書のうち,第6章「成人の足部疾患」の項は共同執筆者の前澤範明医師にその大部分を担当してもらったが,その他のすべては私が執筆した.そして足部の基礎知識,ならびに日常臨床でしばしば遭遇する足部疾患全般にわたり,ぜひ知っておかねばならない要点につき,多数の図版を入れ,わかりやすく説明したつもりである.本小冊子が整形外科研修医や医学生のみではなく,理学療法士,放射線技師など,足部に興味をもたれる諸兄が,診療に際し,白衣のポケットにでも入れて,手軽に愛用していただければ著者の本望とするところである.

本書の執筆にあたり,著者が特に留意した諸点は下記の通りである.

足は一見したところ,手に比べて簡単なメカニズムのようにみえながら,その実,体重を支えながらかなり複雑な運動が要求される器官である.したがって,足根諸関節,特に距骨下関節などは四肢の他の諸関節には決してみられない解剖学的,動作学的な特異性をもっている.足の疾患の診断や治療に当っては,これらの基礎的知識を熟知しておくことが何よりも必要と考えられるところから,前述のごとくいささか堅苦しくなったきらいはあるが,本書ではその前半のかなりの紙面を割いて,その解剖や動作学(kinesiology),そして,それに関連した基礎的診察法などにつきできるだけわかりやすく図説した.

次に,小児の足は大人の足を小さくしたものでは決してなく,特に乳幼児のそれにおいては,大人の足とは全く「似て非なるもの」と考えるべきである.乳幼児の成長とともに,足の形態は刻々と変化し,そして体重を立派に支え,力強く歩行できる成人の足へと成長してゆくまで,足は重力に抗して幾多の試練を乗り越えていかねばならない運命にある.それが,幼児期や成長期の「小児足部疾患」として位置づけられていることはいうまでもない.また,足部は先天性疾患の好発部位でもある.以上のことより,著者はこれら新生児期より成長期にわたる,いわゆる小児の足部疾患につき,著者の長年にわたる経験を基に,多数の写真を添え,わかりやすく要点を解説するよう努力した.

なお,本書の文中にはできるだけ詳しく参考文献ナンバーを記入し,読者に容易に文献を引用して頂けるように努めた.

本書の全般を通じ,著者の独断的なところもままあることと思われるが,本書の内容の不備な点については,読者諸兄より御指摘いただきながら,今後,より充実したものにしてゆきたいと願っている.

最後に,執筆にあたり御協力をいただいた総合病院・姫路聖マリア病院の職員の皆様方,引用写真を寄贈下さいました諸先生方,ならびに長期間にわたり本書の出版に御尽力下さいました医歯薬出版の各位に深謝致します.


1989年4月

藤井 英夫

■ 目次

第2版の序

初版の序

第1章 足の形態と機能

1.骨格構造

A.距骨

B.踵骨と立方骨

C.舟状骨と楔状骨

D.中足骨と楔状骨

2.足の関節機能

A.足部,足関節の運動と名称

B.足の変形や肢位を表す名称

3.足の関節運動と靭帯機構

A.足関節または距腿関節

B.距踵関節または距骨下関節

C.横足根関節(Chopart関節)

D.足根中足関節(Lisfranc関節)

4.下腿,足部の筋とその動き

5.足のアーチ

6.歩行と足

7.神経と血管

A.運動神経

B.知覚神経

C.足部の血管

第2章 足の検査法

1.足のX線検査法

A.単純X線撮影法

B.足関節造影法

C.ストレスX線撮影法

D.距骨下前方移動量測定法

E.足部のCTscanの応用

2.麻痺性足部疾患の検査法

A.徒手筋力テスト

B.知覚検査法

C.筋電図検査(EMG)

3.シンチグラフィー

4.足関節の関節鏡検査

5.肢尖容積脈波

6.MRI

第3章 足の診察法

1.問診

2.視診

3.触診

4.可動域測定法

5.足部変形疾患のX線計測法

第4章 小児の足と歩容異常

1.乳幼児の足

A.正常足と異常足

B.乳幼児の足部骨格形態

2.小児の歩容

3.小児の歩容異常

A.toe-ingait,うちわ歩行

B.toe-outgait,そとわ歩行

C.antalgicgait,有痛性歩行

D.scrapinggait(dropfootgait)

E.stumpinggait

第5章 小児の足部疾患

1.先天性足部疾患

A.先天性内反足

B.先天性内転中足症または先天性中足骨内転症

C.先天性弯足

D.先天性外反踵足

E.skewfoot(Z型足部変形)

F.先天性多発性関節拘縮症と足部変形

G.先天性垂直距骨

H.先天性第1中足骨内反症

I.先天性足根骨癒合症

J.先天性球状足関節症

K.先天性絞扼輪症候群

L.第4趾短縮症

M.先天性母趾短縮症

N.裂足

O.先天性母趾内反症(先天性内反母趾)

P.多趾症,合趾症,多合趾症

Q.先天性内反趾

R.先天性内反小趾

2.小児の足部変形と障害

A.凹足

B.小児期扁平足

C.第Iケーラー病

D.第IIケーラー病

E.踵骨骨端炎

F.距骨骨軟骨障害

G.種子骨と副骨とその障害

H.腓骨筋痙直性扁平足

I.tibialisposteriorspasticvarusfoot(後脛骨筋痙直性内反足)

J.idiopathictoewalking(ITW)(先天性下腿三頭筋短縮症)

K.麻痺足

L.Charcot-Marie-Tooth病(CMT病)

第6章 成人の足部疾患

1.腱・滑液包由来の疼痛

A.アキレス腱炎

B.アキレス腱部滑液包炎

C.腓骨筋腱鞘炎

D.短腓骨筋腱鞘炎

E.後脛骨筋腱鞘炎

F.長母趾屈筋腱鞘炎

G.趾伸筋腱鞘炎

H.足底腱膜炎

I.足底線維腫

J.腓骨筋腱脱臼

K.後脛骨筋腱脱臼

L.後脛骨筋腱機能不全症

M.距骨下関節不安定症

2.神経・血管に由来する疼痛

A.絞扼性神経障害

B.ズデック骨萎縮

C.慢性の静脈性血行障害による足部痛

3.足部の関節症

A.変形性足関節症(距腿関節)

B.距骨下関節症

C.Chopart関節症

D.Lisfranc関節症

E.中足趾節関節症

F.蹴球足

G.足根洞症候群

H.強剛母趾

I.神経病性関節症

J.血友病性関節症

4.関節炎・骨髄炎

A.関節リウマチ

B.痛風および偽性痛風

C.骨髄炎

D.化膿性関節炎

E.骨関節結核

5.外傷

A.疼痛性踵パッド(踵骨痛)

B.アキレス腱断裂

C.足関節捻挫

D.骨折・脱臼

6.足趾変形

A.外反母趾

B.趾間関節外反母趾

C.槌趾・鷲爪趾・マレット趾

7.足趾の爪変形

A.陥入爪

B.弯曲爪

C.鉤弯爪

D.爪肥厚症

E.爪甲剥離症

8.胼胝・鶏眼・疣贅・足蹠角皮症

A.胼胝:たこ

B.鶏眼:うおのめ

C.疣贅:いぼ

D.足蹠角皮症

付録 靴と足

A.靴用語と足部の名称

B.靴の構造と名称

C.靴と靴型装具の処方と補正

D.中底での補正

文献

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