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- 整形外科SURGICAL TECHNIQUE BOOKS 13 骨折のピンニングと経皮的スクリュー固定
商品情報
内容
序文
編集にあたって
本書は,『整形外科Surgical Technique』11巻6号(2021年)で特集された「骨折のピンニングと経皮的スクリュー固定 経皮テクニックを極める」が好評であったために単行本として内容をさらに充実させ,再度企画されました.整形外科医であればKirschner鋼線(K-wire)を使用した経験は皆さんあるはずですが,その規格の詳細や正しい使用法を知っている先生は多くないと思います.そして手術における使用頻度が高いにもかかわらず,K-wireの適切かつ有効な使用法に関して記載されている書籍は少なく,数多ある整形外科関連セミナーでも実際に学ぶ機会は少ないと思われます.そのようななか“実際的で重要な手技”で,かつ“本当に知りたい”というニーズに応えたのが,今回企画した本書になります.
2021年の特集で執筆していただいた先生方には,特集時の原稿にさらに症例を追加し,加筆していただきました.それに加えて,今回新たに臨床の最前線で多くの手術治療に携わっている先生方にも,その匠の手術技術を披露していただきました.どの項目も多くの症例と画像が掲載され,『整形外科Surgical Technique』ならではの,手術に特化した手技書になっています.また関連した動画を視聴でき,画像や文章からは掴みづらい手術を成功に導くtipsも熟視できます.多くの先生に執筆していただきましたので,重複する骨折や手技がありますが,手術手技が少しずつ異なっている点はかえって興味深く,まさにこの多様性こそが骨折治療の深甚を物語っていると思います.
本書を読めば,「なるほど」と感じることや「自分ならもっとこうする」など執筆された整形外傷のスペシャリストと誌上の議論ができ,実際の手術室にいるような臨場感を味わえることでしょう.経験豊かな整形外傷を得意とする医師から,日々悩みながら骨折治療に取り組んでいる若手の先生まで,幅広く有益な内容になっていると確信しています.さあ本書を通読し,目の前の患者さんにベストな治療を成し遂げましょう!
2025年3月
自治医科大学栃木県災害医学寄附講座 特命教授
松村福広
目次
【第1章 総論】
・01 目指せ!骨折治療の達人
K-wireと経皮的スクリューを用いて
・02 骨折手術に役立つK-wireおよびスレッドピンの使用テクニック伝授
・03 骨折手術における術中K-wireの有効な使用法
・04 観血的手術におけるK-wireおよびCCS使用のコツ
・05 経皮的スクリュー固定
手術に役立つテクニック集
【第2章 上肢】
・06 鎖骨,肩関節周囲骨折に対する経皮的K-wireと経皮的スクリュー固定テクニック
・07 烏口突起のスクリュー固定
・08 前腕,手関節周囲,手指骨折に対する経皮的スクリュー固定を成功させる秘訣
・09 橈骨遠位端骨折,手指骨折のピンニング
・10 舟状骨骨折に対する経皮的スクリュー固定
・11 中手骨骨折の治療
鋼線固定を用いた治療を中心に
【第3章 骨盤】
・12 骨盤骨折における経皮的スクリュー固定テクニック①
術前計画・術中チェックポイント
・13 骨盤骨折における経皮的スクリュー固定テクニック②
高齢者脆弱性骨盤輪骨折を中心に
・14 骨盤骨折における経皮的スクリュー固定テクニック③
LC-2 screw徹底解説
【第4章 下肢】
・15 足部と足関節周囲骨折に対する経皮的K-wire,経皮スクリュー固定の適応と有用性
・16 脛骨外側プラトー骨折に対する関節鏡視下スクリュー固定
・17 距骨骨折に対する経皮的スクリュー固定
【第5章 小児】
・18 小児骨折:全般(ピンニング)
・19 小児骨折:上肢(ピンニング&スクリュー固定)
・20 小児骨折:下肢(ピンニング&スクリュー固定)
・21 小児脛骨遠位成長軟骨板損傷に対する経皮的スクリュー固定
監修にあたって
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書籍情報
- ISBN:9784840488181
- ページ数:248頁
- 書籍発行日:2025年6月
- 電子版発売日:2025年5月23日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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