修了事例から学ぶ 主体性をひきだす訪問理学・作業療法

中島 鈴美 大島 豊 藤田 真樹 長谷川 幹 (著)

日本医事新報社

  • ISBN : 9784784961986
  • ページ数 : 266頁
  • 書籍発行日 : 2019年11月
  • 電子版発売日 : 2020年1月8日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥3,520 (税込)
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商品情報

「障害があるから何もできない」という認識を「障害があってもできることがある」に転換し、障害のある人が主体的に考え、行動するための支援のあり方を実際の事例から紹介します。医師、理学療法士、作業療法士それぞれの視点から訪問療法を読み解き、対象となる主な疾患を解説。

■ 序文

はじめに

2000年に介護保険法が施行され,2017年には介護保険法の改正,2018年度には介護報酬改定が行われ,生活期の療法に関わる療法士と他職種との連携など,議論がなされている。生活期の療法は訪問・通所リハビリテーションの内容に特徴がないことも指摘されており,訪問療法の質や関わり方が問われている。退院直後,今までと違った身体の状態に戸惑う本人の生活に直面する訪問療法では,身体能力の向上を主な目的とした関わりから始まる。本人が生活における目標に主体的に参加するにはどのように働きかけていけばよいか,その手掛かりをみつけるのは難しく,長期に療法を続ける結果になっていることも否めない。

訪問療法では,具体的な目標に向かって活動・参加することが必要だが,その前提として,専門職の評価に基づく予後予測と本人が主体的に取り組める目標設定,本人との関係づくりが鍵となる。本人が主体的に考え動くための支援とはどのようなものなのか,どのような場面がそのきっかけにつながるのか,筆者自身,長く訪問療法に関わる中で模索が続き,悩む日々である。

三軒茶屋内科リハビリテーションクリニックでは,障害の重症度や年齢にとらわれず,どのような関わりで本人の生活が変化していくか,全事例を対象に,週3日全員が出席するカンファレンスで能力向上の予測,自己管理,当初の目標について,訪問の頻度や提供時間,継続・修了の意味づけなどを踏まえて検討している。スムーズに進む事例ばかりでなく,長く関わる事例もあり,これらの実践が訪問療法の今後の取り組みにつながればと考え,事例を含めてまとめるに至った。その過程で,スタッフにとっても新たな視点や気づきもあり,本人が生活の中で主体的になれる場面を見出すことの難しさを改めて実感している。

本書が,生活期における訪問療法士の関わりについて,医師,看護師をはじめ地域関係機関の方の理解につながると同時に,少しでも多くの療法士に読んでいただき,このような取り組みへの忌憚のないご意見をいただければ幸いです。


最後に,本書をまとめるにあたり,事例提供を快くご承諾いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。


2019年11月

中島 鈴美

■ 目次

はじめに

1章 障害者,高齢者の主体性と訪問療法

2章 訪問診療・療法に関わる職種の視点

1 訪問診療・療法の視点

2 医師の視点

3 理学療法士の視点

4 作業療法士の視点

3章 訪問療法における主な疾患

1 脳血管疾患

2 高次脳機能障害

3 大腿骨近位部骨折

4 パーキンソン病関連疾患

5 廃用症候群(生活不活発病)

4章 事例紹介

1 心理的不安が強かったが自己管理が定着し,外出につながった事例

2 発症から3年経過し,自主練習の見直しをした事例

3 目標の共有化で自主練習が定着し娘の結婚式でバージンロードを歩いた事例

4 高次脳機能障害を呈した60代女性が家事役割を獲得した事例

5 重度片麻痺と高次脳機能障害の男性の社会参加を長期支援した事例

6 高次脳機能障害に左大腿切断を合併した左片麻痺の事例

7 脳外傷による四肢麻痺で23年経過した事例

8 2回の大腿骨頸部骨折後,在宅生活を継続できた事例

9 80代で変形性膝関節症の手術前後の訪問理学療法で復職につながった事例

10 発症20年経過したパーキンソン病の事例

11 進行性核上性麻痺による身体機能低下を方法を変えながら支えた事例

12 廃用症状のため外出が困難になっていた高齢者の事例

13 化膿性脊椎炎と廃用症候群の回復から本人の希望が実現した事例

14 段階的な理学療法と多職種協働により近所歩行まで可能になった事例

5章 他事業所への関わりと地域活動

6章 訪問診療実績報告

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