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症例から学ぼう ぶどう膜炎診療のストラテジー

竹内 大 (責任編集) / 毛塚 剛司 (編集) / 南場 研一 (編集) / 蕪城 俊克 (編集) / 園田 康平 (編集) / 水木 信久 (編集)

三輪書店

  • ISBN : 9784895906906
  • ページ数 : 300頁
  • 書籍発行日 : 2020年4月
  • 電子版発売日 : 2020年5月22日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥13,200 (税込)
ポイント : 240 pt (2%)

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商品情報

実際の経験を積むことができなくても書籍を通じて実臨床での診療を学べるよう、日常で出会うぶどう膜炎症例をエキスパートがどのように考え、どのように対応したか経時的に提示した。様々な原因や所見を紐解きながら、的確な診断を導く重要なポイントを示してエキスパートの思考の流れを詳細に解説し、最適な治療法と具体的な処方例(治療レシピ)を示している。
この1冊で、一例一例が異なるぶどう膜炎への診断と治療方針に通底するエキスパートの戦略が身につく構成である。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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※検索は全文検索のみとなっております。

■ 序文

ぶどう膜炎は,決して多い眼疾患ではないが,適切な診療を施さなければ重篤な視力障害に至ることもある.眼内炎症の総称であるぶどう膜炎をきたす疾患は多彩であり,見極めや診療には臨床の経験が大きな比重を占める.そのようなことから,ぶどう膜炎と診断しても原因疾患を十分に検索せず,「副腎皮質ステロイドと散瞳薬の点眼をとりあえず処方しておけばよい」という安易な気持ちで治療を開始して改善がみられ,数週で完治するぶどう膜炎は特発性虹彩毛様体炎くらいである.わが国におけるぶどう膜炎原因疾患の疫学調査結果から類推すると,そのような症例は3割にも満たない.実際には結膜炎と誤診したり,副腎皮質ステロイドの点眼だけでは,血糖値コントロール不良の糖尿病患者にみられる虹彩毛様体炎やサルコイドーシス,ベーチェット病などの全身疾患に伴って発症するぶどう膜炎では良くなることはない.梅毒,結核,ヘルペスウイルスなどの感染性ぶどう膜炎では,かえって悪化する.ぶどう膜炎の炎症所見は軽度ですぐに良くなるだろうと思っていたところ急激に悪化したり,何度も再発を繰り返す症例であったり,前眼部炎症がなかなか消失しない慢性症例を経験したことはないだろうか?

 ぶどう膜炎の特徴,活動性を数回の診察で把握できることは少なく,まずは患者背景,現病歴,既往歴,眼所見から疑われる鑑別疾患を挙げ,初期治療に対する反応性から疾患を絞り込むことが大切である.不適切な診断,治療によって眼症状が改善せずに悪化すれば,虹彩癒着による続発緑内障,眼底透見障害を引き起こす.時には長期のステロイド点眼により,ステロイド緑内障や併発白内障を合併し,治療はさらに複雑困難となる.本書では,日常臨床におけるぶどう膜炎症例を通じて,各症例の症状や所見から鑑別疾患を挙げ,それぞれの症例の問題点をぶどう膜炎の専門家がどのように考え,どのように対応したかを経時的に示した.また,診断に重要な所見,見逃しによるピットフォール,治療法およびマネジメント,そして診断や治療方針を考える際に共通する重要なポイントは“エキスパートからのアドバイス”として記載した.症例の難易度で基本編,中級編,上級編に分類し,ぶどう膜炎は全身疾患に伴ってみられることが多いため,眼以外の症状の把握が診療に必須な疾患やぶどう膜炎と誤診されやすい非炎症性疾患については番外編のなかで述べることとした.ぶどう膜炎にみられる眼所見,診断に必要な検査,治療を系統的に記載した専門書はみられるが,診断の決め手となる典型的な所見が一度の診察ですべてみられることはまれである.また,ぶどう膜炎の原因や眼所見は様々であることから,多くの症例を診ることが大切であるが,専門施設以外で十分な経験を積むことは容易ではない.実際の経験を積むことができなくても,本書を通じてぶどう膜炎症例に対する実臨床での診療を学び,読者のぶどう膜炎診療スキルの向上に役立てていただければ幸甚である.

最後に,診療の傍ら原稿をまとめていただいた執筆者の先生がた,そして本書の企画から上梓に多大に貢献くださった三輪書店の久瀬幸代さんに,この場を借りて深謝する.


2020年4月

竹内 大

■ 目次

総 論 Review article

ぶどう膜炎診療のBasic and Strategy


第1章 Basic

症例1 全身検査が診断に重要なぶどう膜炎

症例2 漿液性の前房蓄膿を伴う汎ぶどう膜炎 [緊急]

症例3 狭隅角をきたすぶどう膜炎 [緊急]

症例4 片眼性の充血,羞明,霧視をきたすぶどう膜炎

症例5 白内障を契機に診断されるぶどう膜炎

症例6 片眼性の眼圧上昇を伴う肉芽腫性虹彩炎を呈するぶどう膜炎 [緊急]

症例7 片眼性の眼圧上昇を特徴とし後に虹彩萎縮が生じるぶどう膜炎 [高齢]

症例8 片眼性の眼圧上昇を伴う虹彩炎を繰り返すぶどう膜炎 [緊急]

症例9 びまん性の硝子体混濁をきたすぶどう膜炎

症例10 高齢者に初発した急性進行性の汎ぶどう膜炎 [緊急][高齢]

症例11 閉塞性血管炎をきたすぶどう膜炎

症例12 両眼に虹彩癒着をきたす小児ぶどう膜炎 [小児]

症例13 小児に発症した腎機能障害を伴う汎ぶどう膜炎 [小児]

第2章 Advance

症例14 両眼に炎症発作を繰り返すぶどう膜炎

症例15 浅前房と網膜剥離を呈するぶどう膜炎 [緊急]

症例16 白内障手術後の再発性ぶどう膜炎 [高齢]

症例17 多彩な眼所見を呈するぶどう膜炎

症例18 Vogt・小柳・原田病との鑑別が必要な疾患

症例19 視神経乳頭腫脹を合併する小児ぶどう膜炎 [小児]

症例20 後極部に黄白色滲出斑を呈するぶどう膜炎

症例21 網膜周辺部に滲出斑・増殖性病変を呈するぶどう膜炎

症例22 免疫回復ぶどう膜炎に移行したサイトメガロウイルス網膜炎

症例23 充血を初発症状とした両眼性の急性進行性肉芽腫性ぶどう膜炎 [緊急][高齢]

症例24 ワクチン接種後に発症するぶどう膜炎 [緊急]

症例25 網膜滲出斑と網膜出血を呈する片眼性の汎ぶどう膜炎 [高齢]

症例26 視神経炎と鑑別が困難なぶどう膜炎

第3章 Expert

症例27 ステロイド加療で悪化する小児ぶどう膜炎 [緊急][小児]

症例28 ステロイド加療で悪化する健常者の両眼性ぶどう膜炎 [緊急]

症例29 フィブリン析出,前房蓄膿を呈する両眼性ぶどう膜炎

症例30 Vogt・小柳・原田病の再発と鑑別が必要なぶどう膜炎 [緊急][高齢]

症例31 炎症所見に乏しいぶどう膜炎

症例32 網膜に多発する白斑,萎縮巣をきたす疾患 [緊急]

症例33 サイトメガロウイルス網膜炎後の慢性ぶどう膜炎

症例34 抗結核薬の副作用によるぶどう膜炎 [高齢]

症例35 二重感染が疑われた高齢者の片眼性ぶどう膜炎 [高齢]

症例36 広範な網膜無灌流域を伴う網膜静脈周囲炎 [高齢]

第4章 Extra

症例37 シクロスポリン加療中で神経症状を伴うベーチェット病患者 [緊急]

症例38 神経症状を伴う両眼性の肉芽腫性ぶどう膜炎 [緊急]

症例39 両眼性に重篤な閉塞性網膜血管炎を発症した全身疾患

症例40 ぶどう膜炎と鑑別が必要な網膜疾患①

症例41 ぶどう膜炎と鑑別が必要な網膜疾患② [高齢]

症例42 ぶどう膜炎と鑑別が必要な網膜疾患③



原因疾患による症例INDEX

本書で使用する血液検査の基準値一覧

索 引

■ 特記事項

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