臨牀消化器内科 2020 Vol.35 No.9 増刊号 これ一冊ですべてわかる 消化器超音波検査

  • ISBN : 9784004003509
  • ページ数 : 292頁
  • 書籍発行日 : 2020年8月
  • 電子版発売日 : 2021年2月5日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥6,600 (税込)
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商品情報

増刊号「これ一冊ですべてわかる 消化器超音波検査」

腹部超音波診療といっても多岐にわたります.そのうえ,“これ一冊ですべてわかる”冊子にする必要がありました.当然,基本的なことから最新の知見まで織り交ぜ,超音波に携わる医師や技師すべてにとって常に携行していただけるものを目指す必要がありました.(中略)本誌を通読していただければ,腹部超音波の基礎から最新の話題まで知ることができると思います.

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■ 序文

序文

暇を持て余していた1985 年の夏休み(私は1986 年卒業ですので,大学5 年生の夏休みということになります)に,私の叔父で当時岸和田徳洲会病院病院長の廣岡大たかし司先生から病院見学に誘われました.たしか,“旨いもんも食べさせるし,若くて可愛い看護婦さんもいっぱいおるよ”と言われた記憶があります(これは,私の思い込みかも知れません).今の医学部生とは違って,部活(ちなみに医学部硬式野球部で投手をしていました.勝ち星は聞かないのがお約束です)が無ければ何もすることが無いので(本当はそんなことはなく,夏休み中基礎教室で実験し一流英文雑誌に投稿し掲載されていた仲間もいました),喜び勇んで一週間を岸和田徳洲会病院で過ごしました.確かに,毎日業務が終わると美味しいものを食べさせていただきました.時々は若くて可愛い看護婦さんもいました.しかし,業務が終わるのが何時なのかわからないのです.区切りというものがありませんでした.先生方はいつ休んでおられるのか,わかりません.病院についたその日の医局で見た光景は凄まじく,爆眠している医師が医局で何名かいるだけでした.自分はいったいどこに行ったらよいのだろうと焦り,取り敢えず救急外来へ行きました.そこで,初めて叔父に合うことができ,叔父と楽しそうに話をしている湯浅 肇先生とお会いしたのでした.お二人は,経腹壁超音波検査で虫垂炎の診断をしておられたのでした.病歴聴取,腹部触診,即超音波検査です.その後に,付け足しで採血と腹部単純レントゲンくらいは撮っておられました.そして,急性虫垂炎と診断して手術という流れでした.私はこのような体験を通じて超音波と出会ったのでした.そして,今もなお超音波とともにいます.

今回の特集の企画は本誌編集委員の名古屋大学消化器内科 藤城光弘教授から頂戴しました.私は超音波と内視鏡を生業にする消化器内科医です.藤城教授はそこに目をつけ,私にお任せいただいたのだと思います.このような大役を与えていただきました藤城教授にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.

腹部超音波診療といっても多岐にわたります.そのうえ,“これ一冊ですべてわかる”冊子にする必要がありました.当然,基本的なことから最新の知見まで織り交ぜ,超音波に携わる医師や技師すべてにとって常に携行していただけるものを目指す必要がありました.

撮像方法の基礎・肝臓領域・胆膵領域・消化管領域・救急領域の基礎から最新の知見までを網羅することが必要でした.胆膵領域と消化管領域では経腹壁超音波だけではなく,超音波内視鏡も重要な役割を担います.さらに,日本超音波医学会が現在取り組んでおります“超音波とAI”についても取りあげることができました.“超音波とAI”の頁の共著者には,工藤正俊 前日本超音波医学会理事長と椎名 毅 現理事長のお名前があり,今後の超音波領域の方向性を示しているように思われます.

手前味噌を並べることになるかとも思いますが,できあがった原稿をすべて拝読し,当初考えていた内容の多くは達成できたのではないかと自負しております.本誌を通読していただければ,腹部超音波の基礎から最新の話題まで知ることができると思います.先生方が超音波検査を行うときに,本号が座右の書となることを願って止みません.

最後になりますが,ここまでお付き合いいただきました編集委員会の先生方,各専門領域において中心的役割をお引き受けいただいた先生方,日本メディカルセンター編集室の皆様,そして何よりもこの企画の遂行を支えて頂きました本学消化器内科の仲間たちに心からお礼を申し上げたいと思います.どうもありがとうございました.


2020 年8 月

藤田医科大学消化器内科学講座Ⅱ
廣岡 芳樹

■ 目次

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

1 経腹壁超音波のスタンダードな撮像方法

Standard Imaging Method for Transabdominal Ultrasound

小川 眞広

Masahiro Ogawa

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

2 経腹壁超音波胆道領域精密撮像方法

How Should We Depict the Biliary System by Ultrasound?

岡庭 信司

Shinji Okaniwa

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

3 経腹壁超音波膵臓領域精密撮像方法

Special Ultrasonography Focusing on the Pancreas

田中 幸子

Sachiko Tanaka

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

4 ラジアル型超音波内視鏡による標準描出法

Standard Screening Methods of Radial Arrayed Echoendoscope

石川 卓哉

Takuya Ishikawa

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

5 コンベックス型超音波内視鏡による胆膵領域の標準的描出法

Basic Techniques of Curved Linear Array Echoendoscope for Pancreatobiliary System

入澤 篤志

Atsushi Irisawa

第Ⅰ章 撮像方法(経腹壁超音波および超音波内視鏡検査)

6 超音波内視鏡下生検の基本

Basics of EUS—guided Biopsy

奥野 のぞみ

Nozomi Okuno

第Ⅱ章 肝臓領域 肝臓領域の超音波overview

Ultrasound overview of the liver

飯島 尋子

Hiroko Iijima

第Ⅱ章 肝臓領域 1 びまん性肝疾患(肝線維化診断)

① B—mode画像による診断

Ultrasonographic Diagnosis of the Liver Fibrosis with Using B—mode Ultrasound

住野 泰清

Yasukiyo Sumino

第Ⅱ章 肝臓領域 1 びまん性肝疾患(肝線維化診断)

② Transient elastography と real-time tissue elastography

Transient Elastography and Real—time Tissue Elastography

川部 直人

Naoto Kawabe

第Ⅱ章 肝臓領域 1 びまん性肝疾患(肝線維化診断)

③ SWE and dispersion imaging

SWE and Dispersion Imag

ing

熊田 卓

Takashi Kumada

第Ⅱ章 肝臓領域 2 びまん性肝疾患(脂肪化診断)

① B—mode画像による診断

Diagnosis of Hepatic Steatosis Using B‒mode Ultrasonography

多田 俊史

Toshifumi Tada

第Ⅱ章 肝臓領域 2 びまん性肝疾患(脂肪化診断)

② 超音波による肝脂肪化診断

The Diagnosis for Hepatic Steatosis Using Abdominal Ultrasound

西村 貴士

Takashi Nishimura

第Ⅱ章 肝臓領域 3 腫瘤性肝疾患 ① 良性肝腫瘤の診断

Diagnosis of Benign Liver Tumors

斎藤 聡

Satoshi Saitoh

第Ⅱ章 肝臓領域 3 腫瘤性肝疾患 ② 悪性肝腫瘤の診断 a.肝細胞癌の診断

Diagnosis of Hepatocellular Carcinoma Using Abdominal Ultrasonography

土谷 薫

Kaoru Tsuchiya

第Ⅱ章 肝臓領域 3 腫瘤性肝疾患 ② 悪性肝腫瘤の診断 b.胆管細胞癌と転移性肝癌,その他

Ultrasonography of Intrahepatic Cholangiocarcinoma and Metastatic Liver Cancer

黒松 亮子

Ryoko Kuromatsu

第Ⅱ章 肝臓領域 4 治療支援と治療 ① Fusion imagingによる肝癌治療支援

Fusion Imaging System with Ultrasound for Treatment of Hepatocellular Carcinoma

坂本 梓

Azusa Sakamoto

第Ⅱ章 肝臓領域 4 治療支援と治療 ② 肝生検・RFAの基本―造影超音波の使用も含めて

Liver Biopsy and Radiofrequency Ablation(RFA)Therapy in Clinical Practice

南 康範

Yasunori Minami

第Ⅱ章 肝臓領域 4 治療支援と治療 ③ 強力集束超音波(HIFU)療法―膵領域も含めて

High Intensity Focused Ultrasound Therapy for Liver and Pancreatic Carcinoma

祖父尼 淳

Atsushi Sofuni

第Ⅲ章 胆膵領域 胆膵領域の超音波overview

Overview of Ultrasonography for the Pancreatobiliary Systems

乾 和郎

Kazuo Inui

第Ⅲ章 胆膵領域 1 胆管癌診断における超音波検査の役割

Role of Ultrasonography for Diagnosing Biliary Tract Cancer

松原 浩

Hiroshi Matsubara

第Ⅲ章 胆膵領域 2 胆囊癌診断における超音波検査の役割

The Role of Ultrasonography in the Diagnosis of Gallbladder Cancer

橋本 千樹

Senju Hashimoto

第Ⅲ章 胆膵領域 3 十二指腸乳頭部腫瘍における超音波検査の役割

Role of Ultrasonography in Tumor of the Duodenal Papilla

川嶋 啓揮

Hiroki Kawashima

第Ⅲ章 胆膵領域 4 膵充実性腫瘤診断における超音波検査の役割

The Role of Ultrasonography in the Diagnosis of Solid Pancreatic Mass

川路 祐輝

Yuki Kawaji

第Ⅲ章 胆膵領域 5 膵囊胞性腫瘤診断における超音波検査の役割

Role of Ultrasonography in the Diagnosis of Pancreatic Cystic Lesions

大野 栄三郎

Eizaburo Ohno

第Ⅲ章 胆膵領域 6 胆膵領域における超音波エラストグラフィの役割

The Roll of Elastography for the Diagnosis of Pancreatic Diseases

桑原 崇通

Takamichi Kuwahara

第Ⅲ章 胆膵領域 7 胆膵領域におけるPTBD/PTGBDの役割

The Role of PTBD/PTGBD for Pancreaticobiliary Disease

三好 広尚

Hironao Miyoshi

第Ⅲ章 胆膵領域 8 膵疾患・胆道疾患診断におけるEUS—FNAの役割

The Role of EUS—FNA for Diagnosis of Pancreatobiliary Diseases

菅野 敦

Atsushi Kanno

第Ⅲ章 胆膵領域 9 膵腫瘍に対する超音波内視鏡下治療

Interventional EUS for Pancreatic Cancer

三好 人正

Jinsei Miyoshi

第Ⅳ章 消化管超音波検査 消化管の超音波検査overview

Overview of Ultrasonography for Gastrointestinal Diseases

丸川 高弘

Takahiro Marukawa

第Ⅳ章 消化管超音波検査 1 経腹壁超音波検査 ① 経腹壁消化管エコーの歴史と変遷

Transabdominal Ultrasonography in Digestive Tract: Past and Its Transition

湯浅 肇

Hajime Yuasa

第Ⅳ章 消化管超音波検査 1 経腹壁超音波検査 ② 消化管疾患診断における体外式超音波検査の役割

Clinical Significance of Transabdominal Ultrasound for the Diagnosis of Gastrointestinal Diseases

畠 二郎

Jiro Hata

第Ⅳ章 消化管超音波検査 1 経腹壁超音波検査 ③ 腫瘍性疾患の診断

Diagnosis of Gastrointestinal Tumors with Transabdominal Ultrasonography

今村 祐志

Hiroshi Imamura

第Ⅳ章 消化管超音波検査 1 経腹壁超音波検査 ④ 炎症性疾患の診断

Ultrasound Diagnosis of Inflammatory Disease

長谷川 雄一

Yuichi Hasegawa

第Ⅳ章 消化管超音波検査 2 超音波内視鏡検査 ① 超音波内視鏡による消化管描出法(専用機・細径プローブとも)

EUS for Digestive Tract

宮原 良二

Ryoji Miyahara

第Ⅳ章 消化管超音波検査 2 超音波内視鏡検査 ② 消化管上皮性腫瘍の深達度診断 a.食道癌の深達度診断

Diagnosis of the depth of invasion of esophageal cancer using endoscopic ultrasonography

有馬 美和子

Miwako Arima

第Ⅳ章 消化管超音波検査 2 超音波内視鏡検査 ② 消化管上皮性腫瘍の深達度診断 b.胃癌の深達度診断

Diagnosis of Invasion Depth of Gastric Cancer by Endoscopic Ultrasonography

柴田 知行

Tomoyuki Shibata

第Ⅳ章 消化管超音波検査 2 超音波内視鏡検査 ② 消化管上皮性腫瘍の深達度診断 c.大腸癌の深達度診断

Diagnosis of Colorectal Cancer Invasion by Endoscopic Ultrasonography

小林 清典

Kiyonori Kobayashi

第Ⅳ章 消化管超音波検査 3 消化管粘膜下腫瘍

Subepithelial Lesions of the GI Tract

舩坂 好平

Kohei Funasaka

第Ⅴ章 POCUS 1 腹部POCUSの動向

Trend of Abdominal Point—of—care Ultrasound(POCUS)

亀田 徹

Toru Kameda

第Ⅴ章 POCUS 2 携帯型超音波装置(ポケットエコー)を用いた消化器診療

Pocket US as Part of Sonographic Examination

石田 秀明

Hideaki Ishida

第Ⅴ章 POCUS 3 腹部POCUSの卒前,卒後教育

Undergraduate and Postgraduate Education of POCUS (point of care of US) for Abdominal Diseases

太田 智行

Tomoyuki Ohta

第Ⅵ章 超音波とAI―AIによる肝腫瘤検出・判別支援システムの開発

Application of artificial intelligence in diagnostic ultrasonography

西田 直生志

Naoshi Nishida

7【コラム】腹部外傷時の超音波(FASTを中心に)

The Role of Ultrasonography in Abdominal Trauma Evaluation‒Focusing on FAST

小泉 哲

Satoshi Koizumi

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