ECMO・PCPSを習得したいすべての人へ ECMO・PCPSバイブル

  • ISBN : 9784840475181
  • ページ数 : 376頁
  • 書籍発行日 : 2021年2月
  • 電子版発売日 : 2021年4月16日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥11,000 (税込)
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商品情報

Withコロナ時代のECMOチーム必携!

心肺蘇生(ECPR)・呼吸補助(ECMO)・循環補助(PCPS)の各エキスパートが結集し、体外循環による救命治療の全領域を網羅した待望の1冊。COVID-19重症患者の管理にも言及し、withコロナ、postコロナ時代のECMO治療に携わる医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士などすべての人に贈る日本版ECMOの決定版“Blue Book”。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

ついにECMO・PCPS の本当の意味での聖書(バイブル)が完成した。

これまで、ECMO・PCPS については数多くの書籍が出版されてきたが、一定の領域においてのみであった。また本格的なものは日本でECMO・PCPS 治療を行っている人たちによるものではなかった。本書は、ECMO・PCPS・ECPR の3 領域すべてにおいて、本当の意味で日本の叡智を結集した内容であるといえよう。

心肺蘇生におけるECPR を中心とした循環補助として、これまでPCPS 装置が日本で独自に発展し普及したという歴史的背景から、ECPR は多くの施設で行われ、症例数・治療成績は世界のトップであり続けている。同様に循環不全でも、心筋梗塞やVAD に至るまでの症例などに用いられ、非常に良好な成績を収めている。

一方、呼吸不全に対するECMO はエビデンスがなかったことから、世界的にも成人の症例報告は年間約100 例に留まっていた。しかし、2009 年のH1N1 インフルエンザ・パンデミックにおいてECMO の有効性が認められ、再評価に至った。日本でも、日本呼吸療法医学会主導で治療レベルを世界水準まで高めることを目的とし「ECMO プロジェクト」がスタートした。そして2020 年、新型コロナウイルス(COVID‒19)による重症呼吸不全に対し世界中でECMO による治療が行われている中、本書が作成されている時点において、日本の救命率は約70%と世界トップの成績を収めるまでになっている。

日本のECMO・PCPS 治療レベルは世界のトップレベルであることは間違いなく、より一層の治療成績の向上が望まれる。今後、最高レベルの治療を提供できるECMO・PCPSセンターを設立し、世界レベルのECMO・PCPS 教育を行っていくことが重要となる。

もはやECMO・PCPS は特殊な治療ではなく、ある特定の知識とトレーニング、そして経験を積めば、各施設において確実に実行できる治療方法と考えてよい。多くの医療関係者がECMO・PCPS 治療の本質を理解し、技術・能力の向上がなされることにより、一人でも多くの患者を救命できることを期待したい。本書がその一助となれば幸いである。


2021年1月吉日

一般社団法人日本呼吸療法医学会理事
日本COVID‒19 対策ECMOnet 代表
かわぐち心臓呼吸器病院院長
竹田晋浩

■ 目次

第Ⅰ章 総論

1 ECMO/PCPSの歴史と定義

 1.1 循環・蘇生

 1.2 呼吸

2 ECMO/PCPSの生理学

3 VA ECMOとVV ECMO、および特殊な回路構成

4 心不全の生理学

5 呼吸不全の生理学

 5.1 肺保護換気とARDSに関連する呼吸生理学

 5.2 新型コロナウイルス・パンデミック

6 回路と血管アクセス・デバイスの種類

7 カニュレーション・テクニック

 7.1 成人

 7.2 新生児・小児

8 ECMO/PCPS中の管理

 8.1 設定方法①

 血液流量、スウィープガス、循環動態など

 8.1 設定方法②

 抗凝固薬

 8.2 回路内圧モニタリングの理解

 8.3 人工肺のプライミング・クランプ鉗子の使用方法

 8.4 人工肺・回路交換

 8.5 ECMO中の合併症・事故

 8.6 気管切開、胸腔ドレナージなどの処置

 8.7 循環管理

 8.8 水分・栄養管理、腎代替療法

 8.9 鎮静、覚醒、抜管

 8.10 薬物血中濃度管理

 8.11 搬送

9 ECMO/PCPSと感染症

10 ECMO/PCPSからのウィーニング

 10.1 呼吸

 10.2 循環

11 カニューレ抜去の具体的手法

12 チーム医療・院内体制と連携

13 ECMO/PCPS中の看護

14 リハビリテーション

15 運営・教育

 15.1 各国の状況

 15.2 教育・トレーニング

 15.3 症例登録データベースの重要性

 15.4 これまでの実績①

 循環・蘇生

 15.4 これまでの実績②

 呼吸

 15.5 ECMO管理に関する経済効果

16 ECMOにおける緩和ケア・倫理

第Ⅱ章 心肺蘇生(ECPR)

1 心肺蘇生とPCPS

2 ECPRの定義

3 蘇生ガイドラインとECPR

 3.1 わが国からのエビデンス

 3.2 ECPRガイドライン

4 ECPRの適応

 4.1 心原性心停止

 4.2 非心原性心停止

5 ECPRの導入

 5.1 ECPR導入時の合併症と対策

 5.2 心肺蘇生時のVA ECMOカニュレーションに関するSAVE-J施設アンケート調査

 5.3 脳機能(rSO2)モニタリング―ECPR導入時にrSO2は役立つか?

6 ECPRと救急医療体制

 6.1 プレホスピタルでの導入

 6.2 救急隊のプロトコル

 6.3 院内での早期導入

7 体温管理療法

 7.1 ECPR施行時の体温管理療法プロトコル

 7.2 ECPR施行患者の体温管理療法の適応と特徴

8 ECPRの費用対効果

9 ECPRの終了

第Ⅲ章 呼吸補助(ECMO)

1 ECMOの適応と禁忌

2 ECMO中の医療介入

 2.1 人工呼吸器設定

 2.2 腹臥位

 2.3 経肺圧・筋弛緩

3 特殊な状況におけるECMOの適応

4 敗血症

5 新型コロナウイルス肺炎

6 小児・新生児における呼吸補助ECMO、その適応と禁忌

7 小児・新生児特有の合併症とその対処法

第Ⅳ章 循環補助(PCPS)

1 PCPS総論

 1.1 循環不全に対するECMO/PCPSの適応と禁忌

 1.2 機械的補助循環デバイス

 IABP、ECMO/PCPS、LVADの適応、機械的循環補助装着中の循環生理

 1.3 循環不全患者に対するIABP、ECMO、LVAD中の臓器灌流

2 ECMO・PCPS 以外の補助循環装置

 2.1 IABP(大動脈内バルーンパンピング)

 2.2 Impella®

 2.3 体外式VAD

 2.4 植込み型VAD

3 各種病態に対する補助循環

 3.1 心筋症に伴う心不全

 3.2 急性心筋梗塞(AMI)

 3.3 劇症型心筋炎

 3.4 右心不全の生理学と原因

4 小児

 4.1 小児の急性心不全に対するECMO

 4.2 小児に対する補助人工心臓治療

第Ⅴ章 臨床現場でよく遭遇するQ&A

Q1 なぜそんなに太いカニューレを使う必要があるのですか?

Q2 長期耐久型ECMOは従来の機種と何が違うのですか?

Q3 ベッドの高さは本当に高くしないといけないのですか?

Q4 脱血不良の際、輸液負荷で対処してはいけないのですか?

Q5 浅鎮静・早期リハビリをしてもよいのですか?

Q6 抗菌薬の予防投与は必要ですか?

Q7 何日間までECMO管理を粘るべきですか?

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