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J. of CLINICAL REHABILITATION31巻6号 生活期リハビリテーションの実践

  • ページ数 : 100頁
  • 書籍発行日 : 2022年6月
  • 電子版発売日 : 2022年6月8日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

特集 生活期リハビリテーションの実践
 オーバービュー
 外来リハビリテーション
 通所リハビリテーション(デイケア)の実践:医師の立場から
 訪問リハビリテーション
ほか

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序文

特集にあたって

急性期や回復期でのリハビリテーション医療は,医療保険を利用して行われ充実してきた.一方,生活期のリハビリテーション医療は,医療保険,介護保険等を利用して,主として在宅および施設で行われる.「生活期」は以前,「維持期」,「慢性期」といわれてきたが,疾病治療ではなくリハビリテーションの観点から,機能や活動・参加が変化し得ることもあり,「生活期」とよばれるようになった.急性期,回復期の期間は6カ月程度であるが,生活期の期間は圧倒的に長く,医療従事者(医師や療法士を含む)の関与量は少なくなる.

地域包括ケアシステムにおける地域医療では,病気の治療や救命にとどまらず,安心と安全が備わった地域で生活することが目的となる.その中でリハビリテーション医療は極めて重要であり,急性期・回復期・生活期のリハビリテーション医療は段階に合わせて各々の役割を理解し,シームレスな体制作りが求められる.これまでも急性期から回復期,そして生活期のリハビリテーション治療によって,在宅復帰支援を受けた高齢者が,生活機能やQOL(quality of life)の向上・維持を目指してきた.そのために,介護予防をはじめライフステージに合わせた継続的なリハビリテーション治療(訪問リハビリテーション・通所リハビリテーション等)の提供や,地域住民も含めた総合的な支援等を実施してきた.

今回の特集では,生活期リハビリテーションのオーバービュー,実践編として,外来リハビリテーション,通所リハビリテーション,訪問リハビリテーションについて,専門の先生方に解説をお願いした.外来・通所・訪問リハビリテーションにおいても医師の役割は重要であり,リハビリテーション処方,多職種と共同で行う評価,終了時期の判断を適切に行わなくてはならない.療養型施設には,医療・介護療養病床,介護医療院,介護老人保健施設,特別養護老人施設が存在する.療養型施設でのリハビリテーション医療の実践,効果や問題点について説明いただいた.小児の生活期リハビリテーションについての情報量は少ない.発達障害児等の外来リハビリテーション,重度障害児の訪問診療・リハビリテーションについて,専門の先生に執筆いただいた.

今回の特集を通読すれば,生活期のリハビリテーションについてある程度の知識は得られると思う.生活期に関心をもち,生活期のリハビリテーション医療に従事するスタッフが増加することを期待する.


(編集委員会)

目次

特集 生活期リハビリテーションの実践

オーバービュー  川手信行

外来リハビリテーション  菅原英和

通所リハビリテーション(デイケア)の実践:医師の立場から  和田真一

訪問リハビリテーション  三崎賢治

療養型施設でのリハビリテーション  石濱裕規,白波瀬元道

小児の生活期リハビリテーション  水野美穂子

新連載

リハビリテーション医療におけるACP―治らないかもしれない障害をもつ患者に対応する― 

1. ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは  三浦久幸,後藤友子

連載

巻頭カラー  症例でつかむ!摂食嚥下リハビリテーション訓練のコツ 

8.神経筋疾患に対する頸部回旋のコツ  保田祥代,小口和代・他 

ニューカマー リハ科専門医   上原朋子 

回復期・生活期リハビリテーション医療に必要な内科的管理 

3. 消化器  木村知行,田中裕之 

慢性疼痛のリハビリテーション 

3. 慢性疼痛に対する認知行動療法に基づく運動促進法  田村友典,木村慎二・他 

知っておきたい神経科学のキィワード 

4. メタ可塑性(Metaplasticity)  美馬達哉 

リハビリテーションと薬剤 

12.リハビリテーションでよく処方される薬剤とその副作用:②睡眠薬  東敬一朗 

リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線 

16.循環器疾患患者が心臓リハビリテーション継続できるために―異業種連携も含めた滋賀医科大学の取り組み―  川口民郎,安藤厚生・他 

リハスタッフが知っておくべきプレゼン(学会発表・講演)のコツ 

13.魅せるスライド:3. 講演やミニレクチャーでつかえるテクニック  前田圭介 

リハビリテーション医学・医療と私 

第2回 リハビリテーション医療の移り変わり―私の経験を通して―  吉永勝訓 

学会報告 

日本リハビリテーション連携科学学会第23回大会  清水裕子

臨床研究 

回復期退院時運動FIMの予測における機械学習と重回帰分析の予測精度比較  徳永誠,三宮克彦・他

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書籍情報

  • ISBN:9784006203106
  • ページ数:100頁
  • 書籍発行日:2022年6月
  • 電子版発売日:2022年6月8日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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