医学のあゆみ:329件
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DAMPsと疾患・創薬 西堀 正洋(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科薬理学分野) 病原微生物の認識・検出機構として,パターン認識受容体としてのToll-like receptors(TLRs)が自然免疫において果たす役割が2000年頃からつぎつぎに明らかにされ,それらの受容体群によって認識される病...

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進化するHIV感染症とAIDSの治療 満屋 裕明(国立国際医療研究センター研究所 所長) 1980年初頭に新しい疾患として登場したHIV/AIDS は,現在も社会,経済,政治,宗教,道徳といったあらゆる生活領域で大きなインパクトを与え続けている.この恐るべき伝染性疾患の全世界の感染者数は3,600...

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超高齢社会における肺炎診療を考える-成人肺炎診療ガイドライン2017のインパクト 門田 淳一(大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座.大分大学医学部附属病院長.大分大学副学長) 2017年4月に日本呼吸器学会より,従来の3つの肺炎診療ガイドラインが統合され,『成人肺炎診療ガイドライン2017』とし...

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Liquid biopsyへの期待と限界 吉岡 祐亮(国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野) 落谷 孝広(国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野) 体液を用いたあらたな診断法はリキッドバイオプシー(liquid biopsy)とよばれ,多様化する治療法の選択や早期疾患の発見にまで...

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MHCクラスIb拘束性T細胞研究の新展開 岩渕 和也(北里大学医学部免疫学) 古典的主要組織適合抗原複合体(MHC)クラス I(class Ia)抗原は,CD8+ T細胞に抗原を提示し,獲得免疫応答で重要な役割を果たす.一方,ゲノム配置や構造上も相同性が高いが,多様性を欠くMHCクラス Ib(cl...

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企画:瀬口典子(九州大学大学院比較社会文化研究院,モンタナ大学人類学部) ・2022年に進化人類学者としてノーベル生理学・医学賞を受賞したスヴァンテ・ペーボ博士が発展させた古代ゲノム学は,人類進化史の研究だけでなく,医学研究にも大きな影響を与え大躍進を遂げている. ・古代ゲノム解析は,過去の感染症の...

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企画:Jay W. Shin(Genome Institute of Singapore,理化学研究所生命医科学研究センター) 安藤吉成(理化学研究所生命医科学研究センター,Human Cell Atlas Executive Office) ・ヒトの体を構成する全細胞の情報を1細胞レベルで包...

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喫煙関連疾患-予防と治療の最前線 藤原 久義(兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長) わが国の喫煙者は約2千万人,喫煙による死者は13万人/年,受動喫煙による死者は1万5千人/年と膨大で,喫煙による健康被害とタバコ関連火災の被害合計はタバコの税収の約3倍である.世界保健機構(WHO)や国際オリンピ...

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企画:門司 晃(慈光会若久病院院長) ・近年,オキシトシンは下垂体後葉だけでなく脳内の他の部位でも分泌されることが判明し,分泌されたオキシトシンは扁桃体や大脳皮質などにおいて作用し,抗ストレス作用,摂食抑制作用などを示すことが明らかになった. ・オキシトシンをヒトに経鼻投与する実験により金銭取引で相...

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Real World Data(実臨床データ)を用いた臨床疫学研究 川上 浩司(京都大学大学院医学研究科薬剤疫学) ここ数年,臨床研究法による介入研究(臨床試験)の厳格化,費用対効果に基づく医療や医薬品の経済評価の進行,市販後安全対策(post-marketing surveillance:PMS...

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企画:竹内宗之(国立循環器病研究センター集中治療科,大阪母子医療センター集中治療科,奈良県総合医療センター集中治療科) ・新型コロナウイルスとの闘いのなかで,われわれは急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の管理や治療に関する多くの知識を習得することができた. ・成人のARDS診療においてはECMO以上に用...

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企画:小山博史(東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻臨床情報工学) ・未来社会に画期的な革新をもたらすプラットフォームと期待されるメタバースは,仮想世界であるDigital Twin型と仮想空間に複数のアバターが社会活動できるCollaboration型に大別される. ・メタバースは,医学生や...

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自動車を運転する患者のために (企画:一杉正仁/滋賀医科大学社会医学講座法医学部門) 自動車の運転は複雑な認知・判断・運動能力を要する.適切な運転能力に欠ける人が自動車を運転することは,事故を誘発することにもなる.したがって,社会の安全を守り,公衆衛生の向上に努めるためには,患者の自動車運転に関し...

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心臓リハビリテーションの最前線 百村 伸一(自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科) わが国は現在高齢化が急速に進行しているが,高齢化に伴いもっとも増加する疾患は悪性腫瘍よりも,心臓および血管の疾患である.そのなかでとくに高齢化で問題となるのは動脈硬化を原因とする虚血性心疾患や脳卒中,さら...

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小児在宅医療の現状と展望 (企画:中村知夫/国立成育医療研究センター総合診療部在宅診療科) 高齢出産と医療の進歩のなかで,生まれてくる子どもの数が減っているにもかかわらず,生まれたときからNICU(新生児集中治療室)などでの治療を必要とする子どもの数は増えてきている.またNICUでの治療後に,命と健...

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SGLT2阻害薬による可能性を探る (企画:西山 成/香川大学医学部薬理学講座) 腎に作用して尿糖を生じるSGLT2阻害薬が登場した際には,他の糖尿病治療薬とはまったく異なる作用機序で血糖を下げるため,さまざまなからだの変化が生じるのではないかと危惧されていた. しかし,大規模臨床試験により心血...

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企画:山本一博(鳥取大学医学部循環器・内分泌代謝内科) ・心不全治療を行ううえで基本となる分類が左室駆出率(LVEF)に基づく分類であり, LVEFが50%以上の心不全を“HFpEF”と総称している.高齢化に伴い,総心不全患者に占めるHFpEF患者の割合も増加している. ・高齢者の多いHFpEFでは...

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エピジェネティック作用薬:現状と将来 (企画:牛島俊和/国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野) エピジェネティック薬の臨床試験が進んでいる.すでに臨床導入されたDNA脱メチル化剤,HDAC阻害剤は,血液腫瘍から固形腫瘍への応用が進み,既存薬の問題点を改良した第二世代の開発も進んでいる.また,...

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老化の分子基盤 (企画:黒尾 誠/自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部) 老化のメカニズムの研究は,これまでおもに酵母・線虫・ハエの寿命に影響を与える遺伝的および環境的要因の同定を中心に行われ,その知見がマウスや霊長類に敷衍されるという形で発展してきた.その結果,カロリー制限が種を...

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精神疾患と妊娠・授乳 (企画:松島英介/東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科心療・緩和医療学分野) かつては精神疾患あるいは向精神薬の副作用によって妊孕性が低くなっていたが,近年は精神疾患患者に対するケアの向上や新しい向精神薬の使用によって,これまでより多くの患者が妊娠できる状況になってきている...