• M2PLUS
  • 脳血管内治療医のための経橈骨動脈治療テクニカルガイド―400症例から学んだエッセンス

脳血管内治療医のための経橈骨動脈治療テクニカルガイド―400症例から学んだエッセンス

  • ISBN : 9784498328761
  • ページ数 : 208頁
  • 書籍発行日 : 2021年11月
  • 電子版発売日 : 2021年11月19日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥7,920 (税込)
ポイント : 144 pt (2%)

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

商品情報

脳血管内治療の更なる低侵襲化を目指す医師にとって福音となる、世界初のTRNテキスト
明快な解説と豊富な症例でTRNのパイオニアの技術を余すことなく伝える待望の一冊!


循環器領域で普及している経橈骨動脈アプローチを脳神経外科領域に適用することで穿刺部合併症などの負担を減らし,脳血管内治療の更なる低侵襲化が期待できる.本書では400例余りのTRNの経験から得た技術と知識を充実した症例に豊富な図とイラストで報告.TRNのネックである左総頚動脈へのカテーテル挿入困難の解決などについても解説している.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

まえがき

脳血管内治療医であれば経大腿動脈アプローチ(TFA)による脳血管内治療後に穿刺部合併症を経験したことがあるに違いない.穿刺部が血腫で腫脹するだけではない.腹腔内に出血し,血圧が低下し,輸血が必要になることがある.仮性動脈瘤を形成し血管外科に手術を依頼せざるをえないこともある.私はいずれも経験したことがある.

2016年9月以前はTFAを第一選択として脳血管内治療を行ってきた.しかしTFAによる脳動脈瘤コイル塞栓術や頚動脈ステント留置術後に,頻度は低いものの大腿動脈穿刺部合併症が発生した.低侵襲であることが長所である脳血管内治療にもかかわらず穿刺部合併症は避けては通れないものである.細心の注意を払って術中の塞栓性合併症や出血性合併症を起こさないように努力しても,術後に穿刺部合併症が発生してしまうのは残念なことである.

2016年4月に小林英一先生が開発したAxcelguide Stiff—J(メディキット)と出会い,森貴久先生が開発されたMSKguide(メディキット)を左総頚動脈に挿入する動画を拝見する幸運に恵まれた.これらの経上腕動脈アプローチ(TBA)用のガイディングシースを経橈骨動脈アプローチ(TRA)で使用すればTFAに伴う穿刺部合併症のリスクを減らせるのではないかと考えた.しかし,その当時,TRAによる脳血管内治療,つまり経橈骨動脈脳血管内治療(TRN)を解説する教科書や論文は渉猟しえた限りではなかった.TRAで6Fガイディングシースを総頚動脈に安全・確実に留置することは可能なのか? TRAで6Fガイディングシースを総頚動脈に留置できたとしても,TFAと同様に脳血管内治療が可能なのか? TRNは未知の領域であった.

本書は400余例の経験から得たTRNを安全確実に完遂するために必要な技術と知識を中心に解説している.TRAは穿刺部合併症が少なく,患者さんの負担が少ないアプローチ法であることは間違いない.本書がすべての脳血管内治療医のTRNの習熟に貢献し,脳血管内治療の低侵襲性がさらに向上することを期待している.


2021年6月吉日
小山淳一

■ 目次

chapter 1

 01 信州大学および関連病院での経橈骨動脈脳血管内治療(TRN)の経験

 02 橈骨動脈から鎖骨下動脈までの血管解剖

 03 大動脈弓の分類

chapter 2

 01 上肢の固定

 02 6F Axcelguide Stiff-J(メディキット)

 03 IVRワーキングテーブル(ミズホ)

 04 使用したコネクター

chapter 3

 01 橈骨動脈への4Fシース挿入法

 02 エコーガイド遠位橈骨動脈穿刺

 03 橈骨動脈から鎖骨下動脈までのバリエーションとアクセス時の注意点

 04 TRAにおけるカテーテル先端への回転トルクの伝わり方

 05 4Fシモンズ型診断カテーテルの大動脈弓における反転法

 06 4Fシモンズ型診断カテーテルによる血管選択・挿入法

 07 カテーテルシステムの表記法

 08 6Fガイディングシースの穿刺側鎖骨下動脈までの挿入方法(AESワイヤー交換法)

 09 総頚動脈への9つの挿入テクニック

 10 Stiff-Jの総頚動脈への挿入方法の選択

 11 総頚動脈に病変がある場合や外頚動脈が閉塞している場合のStiff-J挿入法

 12 頚部内頚動脈狭窄症で病変通過時の遠位塞栓が危惧される場合の対処法(近位閉塞法)

 13 Push-inによる右総頚動脈への6F Axcelguide Stiff-Jの留置が困難であった症例の特徴

 14 DAT/Pull-back適用困難な症例

 15 右総頚動脈と鎖骨下動脈が平行に走行する症例でのテクニック

 16 術前に大動脈弓の情報がない症例に対するTRN

 17 椎骨脳底動脈病変へのTRA

 18 橈骨動脈の血管攣縮により6F Stiff-Jの押し引きができなくなった場合の対処法

chapter 4

 01 TRAの止血法

chapter 5

 01 脳血管撮影,脳血管内治療のシミュレーショントレーニング

 02 Stiff-Jを用いたTRAのシミュレーショントレーニング

chapter 6

  症例集(TRNの60症例)の説明

1 頚動脈狭窄症

 1-1 右TRAによる右頚動脈狭窄治療

  Case 1 症候性右頚動脈狭窄症

  Case 2 無症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 3 症候性右頚部内頚動脈狭窄症(COPD,局所麻酔)

  Case 4 無症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 5 症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 6 無症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 7 無症候性右頚部内頚動脈狭窄症

 1-2 右TRAによる左頚動脈狭窄治療

  Case 8 症候性左頚部内頚動脈狭窄症

  Case 9 無症候性左総頚動脈狭窄症

  Case 10 無症候性左頚部内頚動脈狭窄症

  Case 11 症候性左頚部内頚動脈狭窄症(急性期・血栓付着)

  Case 12 無症候性左頚部内頚動脈狭窄症

  Case 13 無症候性左頚部内頚動脈狭窄症

 1-3 左TRAによる頚動脈狭窄治療

  Case 14 症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 15 無症候性右頚部内頚動脈狭窄症,右外頚動脈狭窄症

  Case 16 症候性右頚部内頚動脈狭窄症

  Case 17 症候性左頚部内頚動脈狭窄症

  Case 18 症候性左頚部内頚動脈狭窄症

2 内頚動脈瘤

 2-1 右TRAによる右内頚動脈瘤治療

  Case 19 未破裂右内頚動脈後交通動脈分岐部瘤

  Case 20 破裂右内頚動脈瘤

  Case 21 未破裂右傍前床突起部内頚動脈瘤

  Case 22 未破裂右内頚動脈後交通動脈分岐部瘤

  Case 23 未破裂右内頚動脈眼動脈分岐部瘤

  Case 24 症候性右海綿静脈洞部内頚動脈瘤

  Case 25 症候性右海綿静脈洞部内頚動脈瘤

 2-2 右TRAによる左内頚動脈瘤治療

  Case 26 破裂左内頚動脈後交通動脈分岐部瘤

  Case 27 未破裂左内頚動脈後交通動脈分岐部瘤

  Case 28 未破裂左内頚動脈瘤

  Case 29 未破裂左傍前床突起部内頚動脈瘤

  Case 30 症候性左内頚動脈瘤

  Case 31 未破裂左内頚動脈瘤

  Case 32 未破裂左内頚動脈瘤

  Case 33 未破裂左内頚動脈眼動脈分岐部瘤

  Case 34 症候性左海綿静脈洞部内頚動脈瘤

 2-3 左TRAによる内頚動脈瘤治療

  Case 35 未破裂右傍前床突起部内頚動脈瘤

  Case 36 未破裂右内頚動脈瘤

3 前交通動脈瘤

 3-1 右TRAによる右CCA経由,前交通動脈瘤治療

  Case 37 未破裂前交通動脈瘤

  Case 38 未破裂前交通動脈瘤

  Case 39 未破裂前交通動脈瘤

 3-2 右TRAによる左CCA経由,前交通動脈瘤治療

  Case 40 未破裂前交通動脈瘤

  Case 41 未破裂前交通動脈瘤

  Case 42 未破裂左前交通動脈瘤

 3-3 左TRAによる前交通動脈瘤治療

  Case 43 未破裂前交通動脈瘤

4 遠位部前大脳動脈瘤

 4-1 右TRAによる,右CCA経由,右遠位部前大脳動脈瘤治療

  Case 44 未破裂右遠位部前大脳動脈瘤

 4-2 右TRAによる,左CCA経由,左遠位部前大脳動脈瘤治療

  Case 45 未破裂左遠位部前大脳動脈瘤

 4-3 右TRAによる,左CCA経由,右遠位部前大脳動脈瘤治療

  Case 46 未破裂右遠位部前大脳動脈瘤

 4-4 右TRAによる,右CCA経由,左遠位部前大脳動脈瘤治療

  Case 47 破裂左遠位部前大脳動脈瘤

5 中大脳動脈瘤

 5-1 右TRAによる右中大脳動脈瘤治療

  Case 48 未破裂右中大脳動脈瘤

 5-2 右TRAによる左中大脳動脈瘤治療

  Case 49 未破裂左中大脳動脈瘤

6 脳底動脈瘤

 6-1 右TRAによる,右VA経由,脳底動脈瘤治療

  Case 50 未破裂脳底動脈末端部瘤

  Case 51 de novo未破裂脳底動脈末端部瘤

  Case 52 右脳底動脈上小脳動脈分岐部瘤

 6-2 左TRAによる,左VA経由,脳底動脈瘤治療

  Case 53 未破裂脳底動脈本幹部瘤

 6-3 右TRAによる,左VA経由,脳底動脈瘤治療

  Case 54 破裂左脳底動脈上小脳動脈分岐部瘤

 6-4 右TRA/左VA経由,左TRA/右VA経由,脳底動脈瘤治療

  Case 55 未破裂右脳底動脈上小脳動脈分岐部瘤

7 頭蓋内内頚動脈狭窄症

 7-1 右TRAによる右頭蓋内内頚動脈狭窄治療

  Case 56 症候性右頭蓋内内頚動脈狭窄症

 7-2 右TRAによる左頭蓋内内頚動脈狭窄治療

  Case 57 症候性左頭蓋内内頚動脈狭窄症

8 鎖骨下動脈狭窄症

 8-1 左TRAによる鎖骨下動脈狭窄治療

  Case 58 症候性左鎖骨下動脈狭窄

9 脳塞栓症

 9-1 右TRAによる右中大脳動脈塞栓治療

  Case 59 心原性脳塞栓症 右中大脳動脈閉塞症

 9-2 右TRAによる左内頚動脈塞栓治療

  Case 60 左内頚動脈塞栓症

あとがき

謝 辞

略語集

使用機材の略語集

索 引

■ 特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:43.0MB以上(インストール時:88.3MB以上)

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:43.0MB以上(インストール時:88.3MB以上)

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

まだ投稿されていません