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J. of Clinical Rehabilitation30巻4号 リモート技術を活用したリハビリテーションの可能性

  • ページ数 : 100頁
  • 書籍発行日 : 2021年4月
  • 電子版発売日 : 2022年1月12日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

特集:リモート技術を活用したリハビリテーションの可能性
感染対策のためのリモート技術
外来運動指導の限界
リモートによる包括的心臓リハビリテーション支援 ほか

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序文

特集にあたって


新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは,社会に大きな衝撃を与え,世界中が感染対策と社会経済活動との両立という難しいテーマに向き合う必要に迫られることとなった.在宅勤務やリモート会議に代表されるような,リモート技術の活用は,この難しいテーマを克服するための手段として,さまざまな分野で試みられている.当初は,慣れないリモートでの会話に四苦八苦し,空間を共にしていないことによる弊害を感じ,あくまでも通常の通勤や会議の代替であると考えていたが,上手に活用すれば新しい働き方,そして新しい暮らし方,さらには新しい街づくりへと発展する可能性を秘めていることに,多くの人が気づかされるに至った.

医療においては,離島や広大な医療圏を抱える地域で以前よりリモート技術の活用が試みられてきた.また最近では術者が遠隔地から操作するロボット手術も注目されている.新型コロナウイルス感染症が蔓延すると,病院や施設は感染予防のため面会を禁止せざるを得ない状況となったのをきっかけに,患者と家族,そして医療者と家族とのコミュニケーションツールとして,リモート技術を活用するようになっていった.

リハビリテーションに関連する分野では,対面式で実施される個別療法が基本とされていることも影響し,感染対策を重視した非接触型の指導が急激に普及しているとは言い難いものがある.一方で,通常医療の代替としてのリモートだけではない,リモートならではの利点,または従来方法の弱点をリモート技術が補完することに着目した活用が試みられるようになってきた.

困難な時世だからこそ急速に普及しているリモート技術だが,従来型のリハビリテーション治療技術の補強とさらなる発展につながる可能性があると考え本特集を企画した.リモート技術を支える工学系の進歩は目覚ましいものがあり,この進歩する技術を活用したリハビリテーションによって,障害者や高齢者が安心して暮らせる社会の構築に貢献できることを願うところである.


(編集委員会)

目次

特集:リモート技術を活用したリハビリテーションの可能性

感染対策のためのリモート技術  酒井朋子

外来運動指導の限界  飯島進乃,瀬田拓

リモートによる包括的心臓リハビリテーション支援  齊藤正和,森沢知之・他

広域でのリモート技術を活用した地域リハビリテーション  大田哲生,呂隆徳・他

医療福祉地域連携にリモート技術を活用する必要性  池永康規

連載

巻頭カラー 見て学ぶ 脳卒中診察手技

3.肩関節機能障害  猪飼哲夫,上北純子・他

今伝えたい! 脊髄損傷治療の現状と課題

10.回復期リハビリテーション病棟における脊髄損傷  補永薫

ニューカマー リハ科専門医

阪本綾子

リハビリテーションスタッフがかかわるチーム医療最前線

2.地方特定機能病院の現場から-山形大学医学部付属病院-  成田亜矢,村上美幸・他

リハビリテーション職種が知っておくべき臨床統計:基礎から最新の話題まで

7.サンプルサイズ計算  室谷健太

重度障害、重複障害に対する私のリハビリテーション治療経験

9.脳卒中後の重複障害に対する社会生活を目指した課題特異的治療  阿部真弓,鈴木良和・他

こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション

15.糖尿病  佐藤まりの,石垣泰

オーストラリアのリハの現場より

第12回 整形外科疾患のリハビリテーション 傾向と対策  渡辺百合子

更生・康复・復健・リハビリテーション

第10回 環境と障害  江藤文夫

心に残ったできごと―リハビリテーション科の現場から

支援の方向転換から得られたこと  豊岡志保

臨床経験

足部免荷を要する頸髄損傷患者に対しPTB免荷装具を長下肢装具として作製した1例  中島勇二,菅原英和

臨床研究

高次脳機能障害就労支援における就労移行支援事業所の現状  武澤信夫,平野哲雄

TOPICS

緊急寄稿 回復期リハビリテーション病院におけるCOVID-19クラスターの発生機序と今後の感染対策  酒向正春,黒川聡太郎・他

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書籍情報

  • ISBN:9784006203004
  • ページ数:100頁
  • 書籍発行日:2021年4月
  • 電子版発売日:2022年1月12日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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