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骨折の機能解剖学的運動療法 その基礎から臨床まで 総論・上肢 第2版

  • ページ数 : 210頁
  • 書籍発行日 : 2022年1月
  • 電子版発売日 : 2022年1月21日
¥6,160(税込)
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商品情報

内容

最新の知見を盛り込み大幅に加筆.待望の第2版、ついに刊行!

2015年の初版から7年ぶりの改訂となる第2版.総論では骨折の運動療法を行うために必要な知識,各論では骨折後に必ずおこる組織の修復過程を基礎に、上肢,体幹,下肢ごとに疫学、整形外科的な治療の考え方、評価と治療について解説.主な改訂内容として、総論では近年話題のfascia、慢性疼痛のfear-avoidancemodelを加筆.また肩関節と手関節周辺骨折の運動療法について可能な限り詳細に修正と加筆を加えた待望の第2版の刊行.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
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序文


3年を要しこの本が完成しました.身に余る光栄と責任の重さ,僅かばかりの開放感を感じています.

本書は,総論で骨折の運動療法を行うために必要な最低限の知識を網羅し,各論では骨折後に必ず起こる組織の修復過程を基礎に,疫学,整形外科的な治療の考え方,評価と治療についてまとめました.随所に,知識(Knowledge)・技術(Skill)・個人的な意見(Opinion)などが配置されています.ご一読いただき,整形外科医との連携と共通認識の重要性について感じていただければ幸いです.

さて,内容については今知りうる限りの知識と技術を収めました.しかし,全ては進歩し新しい発見の連続です.それは,同時に過去の過ちに気づくことでもあり,とても大切なことです.もしかしたら,この本の内容も明日には間違っていることに気づくかもしれません.そのときは,「ごめんなさい」です.

最後になりますが,整形外科の基礎と運動療法の発想を教えていただいた加藤 明先生,学生時代からずっとご指導いただいている林 典雄先生,整形外科リハビリテーション学会への入会後いつもご指導いただいている浅野昭裕先生,世界の広さを教えていただいた青木隆明先生,桑名西医療センターのスタッフの皆様,本書の企画から出版に至るまでお力添えいただいた中外医学社の宮崎氏,沖田氏,この本の作成にご協力いただいた全ての方々へ,心より感謝申し上げます.

それでは,「骨折の機能解剖学的運動療法 その基礎から臨床まで」の始まりです.


2021年11月

松本正知

目次

<総論>

I 骨折後の運動療法 

はじめに

II 骨に関する基礎知識 

骨の構造

1.骨膜

2.皮質骨,緻密骨

3.海綿骨,骨梁,骨髄

骨の形による分類

1.長管骨,長骨

ナレッジ AOの分類における長管骨の骨幹部,近位部,遠位部

2.短骨

3.扁平骨

4.不規則骨

5.含気骨

6.種子骨

骨への血行系と神経系

1.栄養血管系

2.骨膜血管系

3.骨端・骨幹端部血管系

4.骨の神経系

オピニオン 臨床との接点

III 骨折に関する基礎知識 

骨折の分類

1.原因による分類

2.連続性による分類

ナレッジ Riss:ひび

3.骨折線による分類

4.外力の加わり方による分類

5.部位による分類

6.外界と骨折部との交通による分類

7.転位方向による分類

8.小児の骨端成長軟骨板損傷の分類

臨床症状

1.全身症状

2.局所症状

骨折時の合併症

1.皮膚軟部組織の損傷と感染

2.血管損傷

3.神経損傷

4.急性コンパートメント症候群

5.脂肪塞栓症候群

6.肺血栓塞栓症

7.内臓損傷

スキル 神経損傷の評価

スキル 急性コンパートメント症候群に至らない状態

骨折の治療

1.保存療法と手術療法の選択

2.整復

3.固定

スキル 膝蓋骨の可動性の維持

ナレッジ シーネ

固定材料とその固定理論

1.鋼線

ナレッジ ラグスクリュー

ナレッジ リーミングとは

2.スクリュー

ナレッジ タッピング,ピンゲージ(デプスケージ)

3.プレート

4.髄内釘

ナレッジ ダイナミゼーション(dynamization)とは

5.創外固定

オピニオン 固定性の善し悪し

骨折および周辺組織の修復過程

1.各組織の修復過程

ナレッジ 抜糸

2.平均的な骨癒合期間

3.骨折の治癒に影響を与える因子

4.骨折の異常経過

スキル セラピストが作る骨癒合不全や偽関節

5.骨折治癒後の合併症

骨折後の運動療法の立案

1.拘縮の始まりと早期運動療法

ナレッジ 攣縮

2.拘縮の予防を目的とした早期運動療法

ナレッジ 反回抑制

3.拘縮の改善を目的とした運動療法

ナレッジ&スキル 筋の短縮へのアプローチと夜間装具の使い方

スキル 筋収縮練習とストレッチングのコツ1

<各論 上肢の骨折>

I 鎖骨骨折

概要

整形外科的治療

評価

1.評価の基本項目

チェック 評価の基本項目

スキル 肩甲上腕関節の可動域測定(1)

スキル 肩甲上腕関節の可動域測定(2)

運動療法

1.鎖骨骨幹部骨折

2.鎖骨遠位端骨折

ナレッジ 鎖骨骨折で肩関節の挙上や外転運動が90°までに制限される理由

II 肩甲骨骨折

概要

整形外科的治療

ナレッジ 肩上方懸垂複合体(SSSC)損傷

評価

1.保存療法(体部骨折,安定型の頚部骨折)

2.手術療法

運動療法

1.保存療法

a.肩甲骨体部骨折

b.肩甲骨頚部骨折の安定型

2.手術療法

ナレッジ&スキル 肩甲上腕関節の可動域練習のコツ

ナレッジ 指標 ドイツ語と英語

III 上腕骨近位部骨折

概要

整形外科的治療

評価

1.保存療法

ナレッジ 骨頭壊死の可能性,人工骨頭が選択される理由

2.手術療法

運動療法

1.保存療法

スキル stooping exercise

オピニオン&スキル stooping exerciseはいつから始めれば良い?

ナレッジ&オピニオン 早期運動療法が推奨される1つの理由

2.手術療法

a.プレートや髄内釘後の運動療法

b.人工骨頭

ナレッジ 皮下の脂肪組織と結合組織について

スキル 大結節を肩峰下へ通過させるためのコツ

スキル 拘縮肩に対する運動療法

オピニオン 自主練習の考え方

オピニオン&スキル 少しだけ肩関節周囲炎に対する運動療法のお話

IV 上腕骨骨幹部骨折

概要

整形外科的治療

1.保存療法

a.U字型副子

b.ハンギングキャスト

c.機能的装具

d.三角巾

e.創外固定

2.手術療法

ナレッジ&スキル ストッキネットベルポー固定

ナレッジ 順行性と逆行性の髄内釘

評価

1.保存療法

2.手術療法

運動療法

1.保存療法

a.骨幹部中央1/3と同部より近位部の骨折

b.遠位1/3の骨折

スキル ハンギングキャスト下でのストレッチングの工夫

ナレッジ&スキル 肘関節固定下での上腕筋と上腕三頭筋内側頭のストレッチングの有用性

2.手術療法

a.骨幹部中央1/3より近位で順行性髄内釘が使用された場合

b.骨幹部中央1/3より遠位で逆行性髄内釘やプレートによる

固定が行われた場合

スキル 浮腫管理の実際

V 上腕骨遠位部骨折

概要

1.小児の骨折

a.上腕骨顆上骨折

b.上腕骨内側上顆骨折

c.上腕骨内側顆骨折

d.上腕骨外側顆骨折

e.上腕骨遠位骨端離開

2.成人の骨折

f.上腕骨滑車骨折(AO分類B3型),上腕骨小頭骨折

g.上腕骨通顆骨折(AO分類A2型)

h.上腕骨遠位部粉砕骨折,上腕骨遠位部T・Y型骨折(AO分類A1〜3型)

整形外科的治療

1.上腕骨通顆骨折

2.上腕骨遠位部T・Y型骨折

評価

運動療法

オピニオン&スキル 肘関節可動域改善のコツ

チェック どうしても肘が伸びない

VI 肘頭骨折

概要

整形外科的治療

評価

1.保存療法

2.手術療法

運動療法

1.保存療法

2.手術療法

VII 橈骨頭骨折,橈骨頚部骨折

概要

整形外科的治療

評価

1.保存療法

ナレッジ プレート固定のためのsafe zone

2.手術療法

スキル 回旋の可動域測定のコツ

ナレッジ 外側側副靱帯複合体と手術後の輪状靱帯について

運動療法

1.保存療法

2.手術療法

VIII 前腕骨骨幹部骨

概要

整形外科的治療

1.両前腕骨骨折

2.Monteggia骨折

3.Galeazzi骨折

評価

ナレッジ セメス ワインスタイン モノフィラメント テストって?

運動療法

1.両前腕骨骨折

ナレッジ 回旋制限は,橈骨と尺骨のどれくらいの変形で起こるの?

2.Monteggia骨折

ナレッジ 少しだけ小児の急性塑性変形(acute plastic bowing)について

3.Galeazzi骨折

スキル 前腕の回旋可動域改善のコツ

ブレイクスルー ダイナミック回旋装具の開発

IX 前腕骨遠位部骨折

概要

整形外科的治療

ナレッジ ギプスを巻いたとき,巻きかえ時の注意点

評価

運動療法

ナレッジ radial length,radial tilt,ulnar variance,volar(palmar)tiltについて

スキル 筋収縮練習とストレッチングのコツ2

スキル 手関節における可動域制限についての一考察

スキル 手関節の可動域改善のコツ

スキル おまけ

X 舟状骨骨折

概要

ナレッジ SNAC wristとSLAC wrist

整形外科的治療

評価

運動療法

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書籍情報

  • ISBN:9784498067219
  • ページ数:210頁
  • 書籍発行日:2022年1月
  • 電子版発売日:2022年1月21日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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