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医学のあゆみ271巻11号 薬物乱用のトレンド:大麻をめぐる諸問題

  • ISBN : 9784006027111
  • ページ数 : 70頁
  • 書籍発行日 : 2019年12月
  • 電子版発売日 : 2022年5月11日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥1,430 (税込)
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商品情報

薬物乱用のトレンド:大麻をめぐる諸問題
企画:舩田正彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部依存性薬物研究室室長)


・わが国における大麻事犯の検挙者は,ここ数年で一気に増加している.とくに,20歳未満の大麻事犯検挙者が増加していることが明らかになっており,若年層への大麻乱用拡大が危惧されている.
・大麻に関する規制状況については,わが国では大麻は厳しい規制が施されているが,海外ではここ数年で規制が緩和される傾向にある.
・本特集では,わが国の最近の薬物問題として“大麻”に焦点を当て,大麻の特性と海外の規制システム,乱用実態,薬物依存症の治療および回復支援について総合的に整理し,大麻乱用拡大に対する対応策を考察する.

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■ 序文

はじめに


危険ドラッグが流通し,その乱用による交通事故の多発などの社会不安を招いたことは記憶に新しい.危険ドラッグについては,緊急の規制対策により流通が抑止され,関連の事件や事故は激減した.最近はポスト危険ドラッグとして,大麻の乱用問題が表面化している.わが国における大麻事犯の検挙者は,ここ数年で一気に増加している.とくに,20歳未満の大麻事犯検挙者が増加していることが明らかになっており,若年層への大麻乱用拡大が危惧されている.大麻に関する規制状況については,わが国では大麻は厳しい規制が施されているが,海外ではここ数年で規制が緩和される傾向にある.本特集は,わが国の最近の薬物問題として“大麻”に焦点を当て,大麻の特性と海外の規制システム,乱用実態,薬物依存症の治療および回復支援について総合的に整理し,大麻乱用拡大に対する対応策を考察することを目的に企画した.

日本における大麻使用の現状については,嶋根ら(国立精神・神経医療研究センター)により,全国規模で実施されている一般住民における薬物使用に関する疫学調査のデータをもとにまとめていただいた.大麻使用による臨床上の問題については松本(国立精神・神経医療研究センター)により,“全国の精神科医療施設における薬物関連精神疾患実態調査”をもとに,大麻を中心とした薬物関連の精神疾患について解説していただいた.

一方,海外の大麻規制緩和に関する情報の整理として富山ら(国立精神・神経医療研究センター)により,アメリカの大麻規制システムについて,医療用に使用される大麻と嗜好品として使用される大麻についての規制手法を中心にまとめていただいた.また,大麻の有用性と有害性に関する情報の整理として,三島ら(福岡大学薬学部生体機能制御学)により大麻成分の医療応用について,舩田(国立精神・神経医療研究センター)により大麻成分の依存性と細胞毒性に関する研究をまとめた.

最後に,大麻使用による薬物依存症の治療,支援に関する情報として,成瀬(埼玉県立精神医療センター)により薬物依存症治療について,近藤(国立精神・神経医療研究センター)により薬物依存症からの回復にかかる家族支援の重要性についてまとめていただいた.

世界的な大麻規制の変化に伴い,わが国でも大麻使用に関する健康被害および社会生活に対する影響などを含む総合的な検証が必要となっている.注目すべき点は,規制緩和に進んでいる国であっても若年層での大麻使用は健康被害をもたらす危険性が高いという認識である.本特集を通じて大麻をめぐる諸問題について理解を深め,充実した薬物乱用防止教育の実施ならびに薬物依存症からの回復の一助になれば幸いである.


舩田正彦
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部依存性薬物研究室室長

■ 目次

特集:薬物乱用のトレンド:大麻をめぐる諸問題

わが国における大麻使用の動向――全国規模の疫学調査の結果から……嶋根卓也・猪浦智史

全国精神科病院調査から見た大麻関連精神疾患の臨床的特徴――ほかの薬物関連精神疾患との関係から……松本俊彦

国内外における大麻規制の現状……富山健一・舩田正彦

大麻成分の医療への応用について……三島健一・入江圭一

大麻成分の依存性と細胞毒性に関する研究……舩田正彦

薬物依存症の治療と回復……成瀬暢也

薬物使用者の家族に対する相談支援の意義……近藤あゆみ

TOPICS

【内分泌・代謝学】

脂肪燃焼促進作用を示す新規ヘパトカイン:アクチビンE……橋本統・他

【神経精神医学】

死にゆくプロセスにおける実存的苦痛への対応……明智龍男

【腎臓内科学】

補体活性制御による腹膜傷害への新たな治療戦略……井口大旗・水野正司

連載

【地域医療の将来展望】

11.地域医療における総合診療医の自己完結性……藤井麻耶・尾﨑米厚

【診療ガイドラインの作成方法と活用方法】

6.Shared Decision Makingと診療ガイドライン――決断分析による科学的アプローチ……森實敏夫・佐々木祥

フォーラム

【ノーベル生理学・医学賞2019】

低酸素生物学から酸素・エネルギー生物学へ……広田喜一

【パリから見えるこの世界】

86.形而上学とは,そして科学におけるその役割を再考する……矢倉英隆

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