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言語聴覚士のための呼吸ケアとリハビリテーション 第2版<呼吸ケアとリハビリテーションシリーズ>

  • ISBN : 9784521748085
  • ページ数 : 180頁
  • 書籍発行日 : 2020年8月
  • 電子版発売日 : 2022年5月18日
  • 判 : B5変型
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,410 (税込)
ポイント : 62 pt (2%)

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商品情報

呼吸ケア・リハビリテーションは包括的チーム医療で行うといわれて久しい.
臨床での呼吸ケアの需要は確実に高くなっており,言語聴覚士にも呼吸ケア・リハビリテーションの知識・対応が求められている.
本書は,言語聴覚士のための呼吸ケアの入門書として,おさえておきたい基本知識だけでなく,臨床で遭遇する症例(摂食嚥下障害患者等)に対する介入ポイント・留意点をわかりやすく解説した.学生にも臨床家にも役立つ1冊.

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

はじめに(第2版)


『言語聴覚士のための呼吸ケアとリハビリテーション』を上梓してから早くも10年の年月が経過した.呼吸ケアや呼吸リハビリテーションにおいて,言語聴覚士の積極的な参画が必要との思いから企画した本書であったが,予想を超える反響があり,著者として大変喜ばしく,多くの言語聴覚士の皆さんに感謝している.

日本において,この10年間は呼吸ケアや呼吸リハビリテーションの課題が明確となり,また多くの対応が展開された.

慢性呼吸器疾患のなかで最も代表的な疾患である慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,2013年より施行された「健康日本21(第二次)」において,がん,循環器疾患,糖尿病と並び,対策を必要とする主要な生活習慣病の一つとなった.その対策として「COPDの知識の普及」が掲げられ,25%であったCOPDの認知率を10年間で80%にするという目標が決定された.しかし,5年を経過した2018年の中間報告書では,微増という結果に終わっている.言語聴覚士においても,いまだにCOPDの認知度が十分とはいえず,一層のCOPD普及啓発活動が望まれる.

一方,2018年に日本呼吸ケア・リハビリテーション学会,日本呼吸理学療法学会,日本呼吸器学会により「呼吸リハビリテーションに関するステートメント」が発表された.この中で,「呼吸リハビリテーションは原則としてチーム医療であり,専門のヘルスケアプロフェッショナルすなわち,医師,看護師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,臨床工学技士,管理栄養士,歯科医師,歯科衛生士,医療ソーシャルワーカー,薬剤師,保健師,公認心理師,ケアマネージャー等の参加により,あるいは必要に応じて患者を支援する家族やボランティアも参加し行われるものである」とされ,言語聴覚士の位置づけがより明確となった.

さらに,呼吸リハビリテーションを必要とする患者において,発声発語器官の機能低下によりコミュニケーションに問題を抱える患者や嚥下機能の低下を認める患者が多く存在しているとの背景を踏まえ,2020年の診療報酬改定により,「呼吸器リハビリテーション料」の算定要件に言語聴覚士が追加された.多くの言語聴覚士と呼吸ケアや呼吸リハビリテーションに携わってきた筆者にとって,望外の喜びであった.

以上の経緯を踏まえて,第2版では,初版の基本的な構成を踏襲しつつ改訂を行った.特に,筆者らが言語聴覚士の役割として重要視している,高齢者の肺炎予防に関する内容について重点的に加筆した.

今後は,COPDなどの慢性呼吸器疾患に対する呼吸リハビリテーションに加えて,高齢者の肺炎予防にも言語聴覚士の皆さんに積極的に参画していただけることを祈念している.


2020年7月

執筆者を代表して
石川 朗

■ 目次

1章 言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーション (野原幹司)

1-1 呼吸リハビリテーション

はじめに-リハビリテーションとは

呼吸リハビリテーションとは

言語聴覚士と呼吸リハビリテーション

言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーションの特徴

1-2 呼吸リハビリテーションのニーズ

1-3 発話と呼吸

発話と呼吸の関係

発話と呼吸リハビリテーション

1-4 嚥下と呼吸

嚥下と呼吸の関係

嚥下時の呼吸

1-5 誤嚥性肺疾患

誤嚥性肺疾患の分類

誤嚥性肺炎(狭義)

誤嚥性肺臓炎

びまん性嚥下性細気管支炎(DAB)

誤嚥性肺炎の診断

1-6 誤嚥性肺炎と呼吸リハビリテーション

誤嚥性肺炎発症のバランス

発症のバランスから考える誤嚥性肺炎の予防

1-7 チーム医療

呼吸リハビリテーションのチーム

呼吸リハビリテーションチームにおける言語聴覚士の役割

2章 呼吸ケアのための基礎知識 (石川 朗)

2-1 呼吸不全とは

呼吸不全の定義と基準

呼吸困難(息切れ)

2-2 呼吸器の構造

胸郭と呼吸筋

気道と肺

2-3 肺機能

肺気量分画

%肺活量・1秒率・%1秒量

2-4 動脈血液ガス

分圧とは

動脈血液ガスからわかること

ガス交換障害

2-5 血液・生化学的検査

C反応性蛋白(CRP)

内臓蛋白

2-6 画像所見

胸部単純X線検査

コンピュータ断層撮影(CT)検査

2-7 薬物治療

気管支拡張薬

ステロイド

吸入ステロイド+長時間作用性β2刺激薬

喀痰調整薬

マクロライド系抗菌薬

2-8 酸素療法・在宅酸素療法

酸素投与方法

酸素療法における合併症

在宅酸素療法

ハイフローセラピー(ネーザルハイフロー)

2-9 人工呼吸療法・在宅人工呼吸療法

人工呼吸器とは

なぜ人工呼吸器が必要なのか

換気不全

酸素化障害

換気経路の種類

在宅人工呼吸療法

2-10 呼吸器疾患・病態

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

間質性肺炎(肺線維症)

気管支喘息

肺結核後遺症(陳旧性肺結核)

医療・介護関連肺炎(NHCAP)

誤嚥性肺炎

神経筋疾患

3章 呼吸リハビリテーション (石川 朗)

3-1 呼吸リハビリテーションの概要

定義と概念

呼吸リハビリテーションの対象者

呼吸リハビリテーションの進め方

呼吸リハビリテーションの目的と効果

3-2 呼吸リハビリテーションチームの構成と役割

チーム・カンファレンス

3-3 セルフマネジメント教育(患者指導)

セルフマネジメント教育とは

呼吸器疾患の基礎知識

自己管理と日常生活指導

薬物治療に関する指導

栄養に関する指導

心理的サポート

3-4 環境整備

環境整備のポイント

一般的な住環境の整備

在宅酸素療法(HOT)患者の住環境の整備

在宅人工呼吸療法(HMV)患者の住環境の整備

3-5 身体活動

身体活動とは

身体活動を高めるために

障害者フライングディスク競技

3-6 在宅プログラムとフォローアップ

プログラムの理解

プログラムの簡素化

フィードバック(日誌)の活用

フォローアップ

訪問看護の導入

目標設定

3-7 包括的呼吸リハビリテーションプログラムの実際

6週間呼吸リハビリテーションプログラム

2週間入院プログラム+訪問看護

3-8 ABCDEバンドル

ABCDEバンドルとは

ABCDEバンドルの応用

4章 呼吸理学療法 (石川 朗)

4-1 呼吸理学療法とは

呼吸リハビリテーションと呼吸理学療法

呼吸理学療法の進め方

言語聴覚士が行う呼吸理学療法のポイント

4-2 評価

医療面接

CAT

フィジカルアセスメント

運動耐容能・ADLとQOL・その他の検査と測定

ICFによる呼吸障害の捉え方

4-3 基本手技:コンディショニング

リラクセーション

呼吸法と呼吸練習

胸郭可動域トレーニング

排痰法(気道クリアランス法)

4-4 運動療法

運動療法の概念

運動処方とFITT

運動療法中の注意事項・パニックコントロール

筋力トレーニング

筋力トレーニングの実際

全身持久力トレーニング

呼吸筋トレーニング

ながいき呼吸体操

在宅プログラム

4-5 ADLトレーニング

ADLにおける呼吸困難

入浴動作における呼吸困難とその対応

ADLトレーニングのポイント

5章 言語聴覚士が行う呼吸リハビリテーションの実際 (野原幹司)

5-1 摂食嚥下障害に対する呼吸リハビリテーションの特徴

はじめに

誤嚥性肺炎予防のための呼吸リハビリテーション

口から食べ続けるための呼吸リハビリテーション

5-2 呼吸の評価

視診

触診

聴診

5-3 誤嚥・誤嚥性肺炎予防のための呼吸理学療法

深呼吸

呼吸のコントロール

咳嗽訓練

胸郭可動域訓練(トレーニング)

5-4 誤嚥時の対処法―誤嚥を肺炎につなげないために

呼吸理学療法からのアプローチ

口腔ケアからのアプローチ

薬剤・ワクチンからのアプローチ

5-5 窒息時の対応

窒息の原因となる食物

窒息物の確認

固形物の窒息

流動物の窒息

5-6 呼吸リハビリテーションの実際

脳卒中急性期の症例

びまん性嚥下性細気管支炎(DAB)の症例

呼吸が浅く誤嚥性肺炎を呈していた症例

唾液の不顕性誤嚥を呈していた症例

不顕性誤嚥の症例

索引

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