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Prostate Journal 2021年10月号(Vol.8 No.2)【特集】日本発の臨床研究からみた前立腺癌診療

  • ISBN : 9784865174434
  • ページ数 : 128頁
  • 書籍発行日 : 2021年10月
  • 電子版発売日 : 2022年6月22日
  • 判 : A4判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥3,850 (税込)
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商品情報

特集 日本発の臨床研究からみた前立腺癌診療
1.監視療法の重要性/2.前立腺癌骨転移患者における骨シンチグラフィとBone Scan Index の意義/3.前立腺癌診療におけるPSMA-PET の意義 ほか

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■ 序文

序文

今回のProstate Journal の特集は,「日本発の臨床研究からみた前立腺癌診療」です。数多くの臨床研究が日本からpublish されていますが,今回は,産学連携で臨床試験として行った臨床研究や,無作為化比較試験,前向き観察研究を中心にピックアップさせていただきました。

まず,監視療法について香川大学の加藤先生,杉元先生にお願いしました。言うまでもなくPRIAS-Japan の総まとめ役で活躍されている先生方から監視療法の意義を詳細に解説いただき,中間リスクに適応を広げつつある中で,新しい腫瘍マーカーや遺伝子マーカーなどの展望にもふれていただいています。2 報目は骨転移症例に対するBone scan indexの意義をPROSTAT-BSIを主導されている金沢大学の溝上先生にお願いしました。PSAによる病勢評価の限界やbone health の重要性も先生方の研究から広く発信されてきました。3 報目は,PSMAPETについて,波多野先生,野々村先生にお願いしました。大阪大学ではPSMA-PET の臨床試験を行っており,是非この話題について取り上げたく野々村先生にお願いしました。画像診断から放射線治療へと大きな貢献が期待されているこの分野であります。4 報目は,局所進行癌に対するホルモン併用の放射線療法に関する臨床研究である山中班の結果を黒澤病院の伊藤先生にお願いしまた。2005 年に試験のコンセプトをProstate に発表し,試験の草案作成などを含めると20 年経過しましたが,予後まで解析する試験において,長期間のマネジメントの重要性・苦労を実感しました。参加いただきました各施設の先生方にあらためて御礼申し上げます。5 報目は,前立腺全摘後の再発に対するホルモン療法と照射に関する臨床試験(JCOG401:内藤班)について原三信病院の横溝先生にお願いした。この試験も11 年以上のフォローアップ期間があり,長期間のマネージメントの成果が報告されています。6 報目は,金沢医科大学の井口先生にmCRPC の治療戦略についてお願いしました。井口先生のグループはmCRPC に対してエンザルタミドとフルタミドに無作為に割り付ける試験を実施し,その結果を発表されてきました。本文の結語にまとめておられるように,「エビデンスレベルの高い大規模RCT のほとんどが薬剤の承認や適応拡大のための企業主導型臨床研究で,日常臨床におけるCQ の答えとなることは稀である」というコメントは大変重要であると実感しています。7 報目は近畿大学の藤田先生,大阪大学の野々村先生に遺伝子治療に関してお願いしました。HVJ-E を用いた大阪大学での医師主導臨床試験の結果を中心に解説いただきました。今後の遺伝子治療の方向性についても言及いただいています。8 報目は,化学療法の最適化としてJMTO PCa10-01 試験の結果を含めて奈良県立医科大学の田中先生にご執筆いただきました。JMTO PCA10-01 試験はドセタキセルに併用するステロイドをデカドロン1mg にした試験であり,良好な成績が得られています。さらに新規ホルモン剤が頻用される昨今において,化学療法を適切な時期・症例に導入する重要性を説かれております。9 報目は九州大学の塩田先生に,mHSPC の予後予測モデルと治療の最適化についてお願いしました。mHSPC の層別化が標準となった現在,海外で設定されたリスク分類はあくまでも薬剤適応拡大に使用された指標であり,各施設から予後予測因子の検討が報告されてきました。塩田先生は日本泌尿器腫瘍グループのデータベースからモデル構築を行い発表されています。本文中には癌死リスク,他因子死リスクの関係から,治療介入の必要性を図示されており,治療介入による毒性・経済的負担も考慮にいれた治療介入の最終的な決定を明快に解説いただきました。第10 報目は,群馬大学および関連施設で行ったmCRPC に対するエンザルタミドの前向き観察研究を取り上げました。ベースラインの血清中の精巣性・副腎性アンドロゲン濃度と治療効果,有害事象との関連が示されました。第11 報,12 報,13 報は新規腫瘍マーカーの研究成果をお願いしています。三重大学の井上先生には尿中のリン脂質代謝に着目したマーカー,弘前大学の米山先生には糖鎖変異バイオマーカ−,伊藤先生にはproPSA について最新の知見をまとめていただきました。どうもありがとうございました。

以上,日本で行われ,最近publish された論文をもとに,13 の研究について執筆をお願いしましたが,どれもその実践における熱意が伝わるものでした。是非,精読いただければ幸いです。


鈴木 和浩
群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学

■ 目次

特集 日本発の臨床研究からみた前立腺癌診療

序文

 群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学 鈴木 和浩

1.監視療法の重要性

 香川大学医学部附属病院泌尿器・副腎・腎移植外科 加藤 琢磨,他

2.前立腺癌骨転移患者における骨シンチグラフィとBone Scan Index の意義

 金沢大学大学院医薬保健学総合研究科泌尿器集学的治療学 溝上  敦,他

3.前立腺癌診療におけるPSMA-PET の意義

 大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座泌尿器科学 波多野浩士,他

4.局所進行癌に対する放射線・内分泌併用療法の至適治療戦略:予後とQOL 評価

 医療法人社団美心会黒沢病院泌尿器科 伊藤 一人,他

5.前立腺全摘後再発に対する治療戦略

 医療法人原三信病院泌尿器科 横溝  晃

6.mCRPC に対する治療戦略

 金沢医科大学泌尿器科学 井口 太郎,他

7.前立腺癌に対する遺伝子治療の現状と展望:HVJ-E(GEN0101)

 近畿大学医学部泌尿器科 藤田 和利,他

8.前立腺癌に対する化学療法の最適化

 奈良県立医科大学前立腺小線源治療講座 田中 宣道,他

9.mHSPC の予後予測モデルとmHSPC 治療の最適化

九州大学大学院医学研究院泌尿器科学分野 塩田 真己

10.mCRPC に対するARTA の効果,予後予測因子─微量アンドロゲン,PSA レスポンス─

 群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学 宮澤 慶行,他

11.尿中脂質に着目した新規前立腺癌診断マーカー

 三重大学大学院医学系研究科腎泌尿器外科 井上 貴博,他

12.前立腺癌の診断,悪性度評価に関する日本発のPSA 糖鎖変異バイオマーカー

 弘前大学大学院医学研究科附属高度先進医学研究センター糖鎖工学講座 米山  徹,他

13.新規バイオマーカーproPSA

 医療法人社団美心会黒沢病院泌尿器科 伊藤 一人,他

座談会

化学療法導入の機会を逃さないためのmCRPC 治療戦略とは

 座長:鈴木 和浩

 演者:田中 宣道, 三宅 秀明

座談会

前立腺癌診断と治療の最前線―検査・診断法の進歩と予後改善に向けた治療選択―

 座長:鈴木 和浩

 演者:浮村  理, 藤井 靖久, 杉元 幹史

連載 症例から学ぶ専攻医のための前立腺知識

押さえよう!重要なエビデンス

転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC:metastatic castration-resistant prostate cancer)Part 1

 JCHO 東京新宿メディカルセンター泌尿器科 赤倉功一郎

連載 エキスパートに聞く,MRI-US fusion 生検のコツ

Real-time Virtual Sonograhpy : RVS

 自治医科大学附属さいたま医療センター泌尿器科 宮川 友明

総説 

前立線におけるtestosterone 刺激と細胞機能─ Glutathione-peroxidase(GPx1),bcl-2 およびandrogen receptor(AR)の免疫細胞化学的アプローチ─

 あすか製薬株式会社 村越 正典

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