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医療4.0 実践編~これからのヘルステック戦略

  • ISBN : 9784296104420
  • ページ数 : 340頁
  • 書籍発行日 : 2022年6月
  • 電子版発売日 : 2022年7月1日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,530 (税込)
ポイント : 46 pt (2%)

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商品情報

医療・ヘルスケアの現場課題を解決したい人、必携!「医療4.0」時代の医療をこの手で切り開くための「革新のバイブル」

医療を良くしようと考え、何らかの形で医療に携わる人全てに向けた「革新のバイブル」。第4次産業革命で登場した人工知能(AI)やIoT、ロボットなどの技術革新が進むとともに、コロナ禍を経て医療や社会のあり方にも大きな変化がありました。今や、あらゆる事業が医療・ヘルスケア抜きには語れなくなっています。ニューノーマル時代、今まで解決できなかった医療現場の課題を解決するにはどう「実践」すべきか──。「医療4.0」を実現するために、現状と未来、そしてそれをつなげる新時代の戦略を提示すべく、その道筋の立て方と新事例のつくり方を伝授します。

医療・ヘルスケアの現場課題を何らかの製品やサービスとして昇華させ、医療をより良くしたいと考える医療従事者の必携書です。また、ヘルステックについての知識を理解し事業に取り入れたいビジネスパーソンや、異業種から医療・ヘルスケア領域への参入を考える事業者、医療業界での進路を考える医学生にも参考になる内容となっています。

既刊『医療4.0』は、「医療4.0」という考えを広め、一緒に2030年の医療を考える人を増やすことを目指し刊行しました。その続編となる『医療4.0実践編』では、「医療4.0」を実現していく上で個々人がインストールしておくべきこと、共通の考えとして持っておくべき内容を詰め込みました。

あわせて読む → 医療4.0 第4次産業革命時代の医療

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

はじめに


今こそ「医療4.0」の実践を始めるときです!


これを語る前にまず、前書の『医療4.0第4次産業革命時代の医療』を書き上げたときの思いを再度、共有します。

『医療4.0』は、この本を通して最新情報を知ってもらい、未来の医療について考えるきっかけとなってほしいという思いを持って執筆しました。前書を刊行した2018年当時は、「未来の医療に向けた取り組み」の種がまかれ、世の中の意識の変化とともにその種が少しずつ芽吹き始めていた時代でした。医師起業家が登場し、ビジネスを通して社会を健康にしようとする試みが始まっていました。

私は臨床医として10年勤務し、臨床の現場からではなく行政の立場からも「社会を健康にしたい」と感じ、厚生労働省への出向も経験しました。しかし、大きな組織である行政では、自分の思いだけで変革を進めていくのには限界があり、「ビジネス」という新たなアプローチに着手しました。

今となっては信じられないような話ですが、わずか5、6年前(2016年頃)には、医師が「ビジネス」を話題にしていい雰囲気はありませんでした。ビジネスの話をする医師は「お金のことが好きな医師で、悪者だ」と見なされているように感じました。私が厚生労働省を離れた2017年、ビジネスの道に進むと言うと、周囲からは「落ちぶれた」と言われましたし、批判も受けました。しかし、自分が選んだ道を信じて、ビジネスに取り組んできました。

これが2022年の現在では、ビジネスが「社会を健康にするための手段の一つ」だと認識されてきました。医学生と対話していても、手段としてのビジネスに興味を持ってもらえる人が増え、将来は起業したいという医師や医学生とも多く出会うようになりました。かつて、医師起業家は「業界のレールから外れた人」と捉えられがちだったのが、今は「医療業界をより良くしようと動き出している、革新を起こすリーダー」という認識に変わりつつあると感じます。ただもしかすると、上記のような感覚が根付きつつあるのは、まだまだ私の周辺だけなのかもしれません。

ここで、「医療4.0」という言葉に込めた思いをお話しします。前書では、日本の医療の歴史における4番目の変化として「医療4.0 」を紹介しました。すなわち、国民皆保険制度が始まり、今に続く医療制度が確立された1960年代を「医療1.0」、老人保健法や高齢者保健福祉推進十カ年計画(ゴールドプラン)が策定され、現代につながる介護政策が進められた1980年代を「医療2.0」、電子カルテをはじめとする医療のデジタル化が進んだ2000年代を「医療3.0」としています。そして、第4次産業革命のテクノロジーによって「医療の転換点」を迎えた、第4の変化の時代が「医療4.0」というわけです。前書『医療4.0』では、第4次産業革命時代の未来の医療がどうなるのかについて、先進的な取り組みをしている医師30人の展望を交えてまとめました。ここで取り上げた中には、今では広く知られるようになった取り組みも多数あります。

この本のタイトルがキャッチーだったためか、よく「次はいつ医療5.0になるのですか?」「医療5.0はどんな感じなんだろう」という話をされることがあります。しかし私は、「医療5.0はない」と考えています。それは、医療4.0が従来の医療の延長線上ではなく、大きな転換点を迎えた先にある、全く新しい医療となるべきだと考えているためです。医療4.0は、次世代の新しい医療の始まりである「新医療1.0」ともいえます。

日本の医療が、これまでの医療の延長線上で続いていくのでは、その先には衰退する未来しかないと思っています。それは、約20年ごとの医療1.0、医療2.0、医療3.0という変化を、経営学でいう「プロダクト・ライフサイクル」に当てはめられると考えているためです。プロダクト・ライフサイクルとは、新しい商品が登場した後、その商品が導入期、成長期、成熟期、衰退期という栄枯盛衰をたどるという考え方です。日本の医療の変化をプロダクト・ライフサイクルとして捉えると、医療1.0という導入期、医療2.0の成長期を経て、医療3.0の成熟期をとうに迎えてしまいました。こう考えると、成熟期に続く現代は、これまでの医療の延長線上では「衰退期」になってしまうのです。

医師の働き方の問題や、医療制度で時代に合わなくなっている部分など、既に衰退期の片鱗は見えてきています。これからの日本の医療を衰退期とせずに、従来の延長線上にはない新しい医療としての「医療4.0(新医療1.0)」へとシフトして、新たなプロダクト・ライフサイクルを始めなければならないのです。

この本は『医療4.0実践編』として、医師をはじめとする医療者、そして医療を良くしようと思い何らかの形で医療に携わる人全てに向けて、「医療4.0」を実践するためにインストールしておくべきこと、共通の考えとして持っていただきたいことを詰め込みました。この本を手に取っていただいた一人ひとりが、日本の医療の「当事者」となって、新しい医療となる「医療4.0」の実践を行っていただければ幸いです。

日本の国民皆保険制度が始まった時代のように、今こそ日本の医療を改めて本気で考え、実践すべきです。『医療4.0実践編』が、新しい医療を日本から始めていく人たちの「革新のバイブル」となることを願っています。


加藤浩晃

■ 目次

はじめに

第1章 日本の医療の現状と課題

日本の医療の現状

Ⅰ 医療提供体制の地域間格差

Ⅱ 医療者の労働環境

Ⅲ 高騰する医療費

日本の医療の現状のまとめ・私たちが取り組むべきこと

デジタル化の遅れた医療業界

医療の2025年問題

第2章 第4次産業革命と「医療4.0」

医療4.0とは

第4次産業革命は医療・ヘルスケアをどう変える?

2030年は通院がなくなる?

テクノロジーの進歩は指数関数的

産業革命を経れば世界は一変する

新型コロナウイルスによる社会の変化

第3章 医療とテクノロジーの現状と展望

【デジタルヘルス】

デジタルヘルスとは

「デジタル医療」と「デジタル治療」

デジタルヘルスの製品・サービス分類

医療機器と非医療機器の違い

デジタル化が医療にもたらす変化

「今まで解決できなかった問題」に対するアプローチ

テクノロジーの進化に合わせた制度と経済の変化

なぜ今、ヘルスケアビジネスなのか?

【DX】

DXとは

医療DXの分類

DXにより「いつでもどこでも」医療を受けられる未来に

【「医療4.0」のテクノロジー】

ウェアラブルデバイス

PHR(Personal Health Record)

オンライン診療

AI医療機器

治療用アプリ

薬局DX

第4章 2040年に向けた医療の展望

このままでは日本の医療は衰退する

医療4.0の時代こそ、「新医療1.0」を始めるべきタイミング

新医療1.0には「医師のOSアップデート」が必要

2030年に向けて社会と医療はどう変わるか

2040年に向けた医療の展望

第5章 「医療4.0」の実践~どのように製品・サービスを生み出すか~

医療現場のデジタル化を進めるには

行政任せではいけない

私が社会を健康にする手段として「ビジネス」を選んだワケ221 新規事業は「世の中に存在しないもの」でなくてもいい

重要なのは「ニーズドリブン」

製品・サービス開発の4段階

Ⅰ 課題発見

Ⅱ 解決策の検討

Ⅲ MVPと検証

Ⅳ 社会実装

Ⅴ まとめ:医師は新規事業開発に向いている?

Ⅵ 医療・ヘルスケア領域での「イノベーション」と「両利きの経営」

まだまだある、医療領域の参入余地

参入に失敗しがちな「新しいアイデア」

事業の最適な参入タイミングは?

大企業とベンチャーでは解決できる課題が違う

今はチームに必ずしも医師がいなくてもいい

みんなで共創を

今後の医療に何が必要か

第6章 「医療4.0」の実践~どう考え行動すべきか~

これからの医師の仕事として「起業家」が加わる

「ノウハウ(Know How)」よりも「ノウフー(Know Who)」

年を取ってからの起業では遅いのか?

「ワーク・イン・ライフ」の実践

時間は「平等に与えられた資源」

「薄く広く」積極的にチャレンジする

今が新しいことの「始め時」

「自分が分からないもの」を悪としない

先が分からないことを前提とした生き方

「本当にやりたいこと」に向き合う

あとがき

■ 特記事項

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