第1章 術前評価
1.Q 緊急手術で最終摂食を確認することの意味は?
2.Q「緊急手術ならすべてフルストマックと思え!」は正しいか?
3. S Mallampati分類はほとんど意味がない(私見)
4. P 気道困難スコア(ADS)計算機
5. P Airway Score計算機
6.Q 術前評価の“ULBT”とは?
7.Q SARIスコアとは?
8.Q 気道評価の「LEMONの法則」とは?
9.Q 術前の気道評価で最低限行なうとすれば何がよいか?
10. P 術後肺合併症予測計算機─術後肺合併症予測のためのスコアリング・システム
第2章 脊髄くも膜下麻酔
1. T 局所麻酔の秘訣
2. S 硬膜外麻酔は簡単であり、脊椎麻酔は難しい!
3. S 脊髄くも膜下麻酔の投与量の決め方:脊椎麻酔の処方計画
4. P 脊椎麻酔処方計画 計算機
5.Q ペンシルポイント型脊椎麻酔針の孔の向きはどう影響するか?
6.Q サドルブロックとは?
7. T 超高度肥満患者の脊椎麻酔
8.Q 脊椎麻酔時に、高比重液と等比重液はどう使い分けるか?
9.Q ヤコビ線とは?
第3章 硬膜外麻酔
1.Q 胸椎の椎間レベルを推定するアバウトな方法とは?
2.Q 硬膜外穿刺:メディアンとパラメディアンはどちらが難しいか?
3.Q 硬膜外麻酔にはどれくらいの薬液が必要か?
4. S 硬膜外麻酔:何をどれだけ?
5. S 硬膜外麻酔にフェニレフリンを併用するメリット
第4章 麻酔の導入
1.Q 全身麻酔の導入前にルーチンにチェックするべき7項目とは?
2.Q 前酸素化はなぜ必要か?有効な前酸素化は何を見て判断するか?
3.Q プロポフォールの基本使用量は? それを増減する主な要因は?
4.Q 麻酔導入に必要なプロポフォール用量と年齢の関係は?
5.Q 麻酔導入に必要なプロポフォール用量とフェンタニルの関係は?
6.Q 麻酔導入時の薬剤投与と効果発現のタイムラグとは?
7.Q 麻酔導入時のロクロニウム投与量をどうするか?
8. S 麻酔導入に及ぼすリドカイン静注の効果
9.Q 麻酔導入用の薬剤の使用目的と投与順序は?
10.Q マスク換気困難の予測因子とは?
11.Q マスク換気困難! その時どうする?
第5章 ラリンジアルマスク・エアウェイ
1.Q ラリンジアルマスク・エアウェイの利点は?
2. S ラリンジアルマスク挿入の理論
3. S ラリンジアルマスク留置の理論
4.Q ラリンジアルマスクがうまく挿入できないときどうするか?
5.Q ラリンジアルマスクのサイズはどう決めるか?
6. T ラリンジアルマスク選択の斬新な方法:マスクが「手幅」を超えるサイズ
7. S カフ圧計を使用しないラリンジアルマスクのカフ圧設定法
8.Q 呼吸数を指標としたフェンタニル維持投与の方法とは?
9. T ラリンジアルマスクによる全身麻酔からの覚醒に際しての小技
第6章 気管挿管
1.Q「指交叉法」の欠点とは?
2. T 指交叉法を用いない気管挿管「両手開口法+中指伸展法」
3.Q 挿管介助のBURP法とは何か?
4.Q セリック手技(Sellick maneuver)とは?
5.Q スニッフィング・ポジション(sniffing position)とは?
6.Q ランプ・ポジション(ramp position)とは?
7. T 気管チューブ・サイズを推定する新規で簡単な方法=「手幅÷10」
8.Q 迅速導入(RSI)はどうやるか?
9. T 迅速導入の小技「1シリンジ混注・押し入れ法」
10.Q ロクロニウム投与のタイミングはどうするか?
11.Q 仰臥位になれない患者さんの麻酔導入、気管挿管はどうするか?
12.Q 緊急挿管は「クラッシュ」か、それとも「アウェイク」か?
13. T 気管挿管がちょっと難しいとき「プチ挿管困難」の処方箋
14.Q 気管挿管は看護師が行なってもよいか?
15. P 挿管困難スケール(IDS)計算機
第7章 気管チューブの管理
1.Q 食道挿管でも呼吸音は聞こえる! ?
2.Q 気管挿管を確認するにはどんな方法があるか?
3.Q 食道挿管でないこと以外に挿管後に確認したほうがよいことは?
4.Q カフ圧の最適値とは? それは何で決まっているのか?
5. T 知らなきゃ損! 超簡単、気管チューブの最適カフ圧設定法
6. S 日常的に麻酔で使用する気管チューブのサイズについて
7.Q 気管挿管後に嗄声が生じるのはなぜか?
8.Q 全身麻酔中の人工呼吸器の設定はどうするか?
9.Q 気管挿管による全身麻酔からの覚醒過程で抜管はいつするのか?
10.Q バッキングとは?
11.Q 気管挿管中に生じる換気困難?
12.Q 気管チューブの適当なサイズと留置長は?
13. S 気管チューブ挿入長の3つの法則
第8章 静脈麻酔薬、筋弛緩薬と拮抗
1.Q フェンタニルとレミフェンタニルはどう使い分ける?
2. T レミフェンタニルでアタフタしない裏技! !
3. S フェンタニルとブプレノルフィンの併用は有用である
4.Q 麻酔薬投与量と肝腎機能の関係とは?
5. S レペタン®・アルチバ® 麻酔
6.Q レミフェンタニルで麻酔した後の術後鎮痛はどうするか?
7.Q レミフェンタニルを投与終了するタイミングは?
8. S レミフェンタニルの咳嗽予防効果
9.Q「プレクラリゼーション」「リクラリゼーション」とは?
10.Q ロクロニウムの追加・維持投与はどうするか?
11. S 筋弛緩モニター下のスガマデクスの至適(私的?)初期投与量
12.Q 筋弛緩薬に対する拮抗薬をどう使い分けるか?
13. T 短時間手術の際にスガマデクスで拮抗しなくて済むようにする方法
14. S スガマデクス投与に伴うアナフィラキシーを少なくするために!
第9章 麻酔特有モニター 輸液管理/循環管理
1.Q BISモニターとは何か?
2. T BISセンサーの代替貼付部位
3.Q TOFとは? どのように評価するのか?
4.Q 筋弛緩モニターのPTCとは何か?
5.Q 筋弛緩モニターが使用できないときの、アバウトな筋弛緩度の評価法とは?
6.Q 末梢静脈ライン確保のコツは?
7. T 末梢ライン確保が困難なときの「外頸静脈穿刺」
8. T 輸液が点滴筒以下に落ちてしまったときの対応:クランプ・ミルキング法
9.Q 輸液剤(晶質液)の行方は?
10. S 至適? 私的? 輸液と輸血のストラテジー
11. T 内頸静脈穿刺のコツ:絶対当たる!?
12.Q 内頸静脈を穿刺しやすいようにするにはどうするか?
13.Q 術中に頻用される昇圧薬・降圧薬の作用ベクトルとは?
14.Q ショック指数とその算出法は?
第10章 麻酔からの覚醒
1.Q 抜管前後の気管内/口腔内の吸引の順番は? 加圧抜管とは?
2.Q 抜管前の気管内吸引、口腔内吸引を行なう際に注意すべき点とは?
3.Q 全身麻酔の抜管後には、酸素投与は必須か?
4.Q 調節呼吸による全身麻酔後に自発呼吸を出すにはどうするか?
5.Q 全身麻酔からの覚醒時のお作法とは?
6.Q 穏やかな覚醒を得るためには?
7.Q 覚醒遅延を起こさないためには?
8.Q 全身麻酔後、帰室前にチェックするべき事項は?
9. S SRHAD式リカバリ・スコア
10. S SRHAD式リカバリ・スコア 実践編
11. S 麻酔診療の自己評価
資料:ポイント集
索引
Column 麻酔科を選んだ理由(その1)
偶然の一致! ! !
「睡眠」と「麻酔」の違い
偶然の一致! ?
「袋ファイル」って知ってますか?
「袋ファイルシステム」実践編
麻酔科を選んだ理由(その2)
キリンは高血圧!?
麻酔科を選んだ理由(その3)