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病理と臨床 2023年2月号(41巻2号) 中枢神経系腫瘍の病理Ⅱ

  • ページ数 : 108頁
  • 書籍発行日 : 2023年2月
  • 電子版発売日 : 2023年1月30日
¥3,190(税込)
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商品情報

内容

特集テーマは「中枢神経系腫瘍の病理Ⅱ」.中枢神経系原発肉腫/中枢神経系原発血液系腫瘍/トルコ鞍部腫瘍/FFPEを用いた脳腫瘍の分子病理学的検索/脳腫瘍のがんゲノム医療/小児脳腫瘍の分子診断/脳腫瘍病理形態学とneuro-oncologyが交わるところ 他を取り上げる.連載記事として,[マクロクイズ],[鑑別の森],[若手病理医のためのキャリアパス講座][病理トレンド][今月の話題]前立腺MRIの盲点―癌巣組織構造の多彩性― 等を掲載.

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序文

中枢神経系腫瘍の病理Ⅱ


前号に引き続き,脳腫瘍特集をお届けする.今月号では実践的な病理診断の解説の病理診断「コア」に加えて,病理診断「サポート」が主として掲載されている.日常的な病理診断を進めるにあたり,WHO脳腫瘍分類第5版の改訂は様々な問題を含むが,脳腫瘍診療における分子遺伝学的検索について対応することは避けては通れない課題であり,本号の病理診断「サポート」の各論文のように,そうした先進的取り組みを進めている施設の現状には学ぶべき点も多くあると思われる.また脳神経外科医や画像診断医も脳腫瘍診療の当事者で,立場は異なれども同じ目的に向けて協力し合う仲間であり,相互理解を深める機会をもつことは重要である.

WHO分類改訂第4版(2016)において,過渡期的措置として分子遺伝学的検索が実施し得なかった例では“NOS”を付記して暫定診断することも許容されていたが,最新の第5版では遺伝子検索を要する腫瘍型はさらに増え,一方で“NOS”カテゴリーは削除された.成人型びまん性グリオーマを診断する際はIDH変異の有無を判定する必要がある.IDH1 p.R132H抗体を用いた免疫染色である程度カバーできるものの,判定保留となる場合はDNAシークエンスが必須となり,経費の問題が出てくる.猛烈な速さで生み出される新知見の周知,コンサルテーション体制の強化,保険診療への対応なども問題点として挙げられるが,脳腫瘍の病理診断を目的とした分子遺伝学的検索に要する費用の保険償還は実現していない.保険診療のもとでがんゲノムパネル検査も実施されているが,脳腫瘍の統合診断を意図してこれを実施することは制度の趣旨とはやや異なるものである.

前号の病理診断「コア」と併せて,若い病理医の皆様には,本号の「コア」で知識の幅を広げ,実践的診断の道標として「サポート」の内容も十分把握していただきたい.分子病理専門医としてエキスパートパネルで議論する場面でも役立つだろう.また,読者の皆様が本号の掲載論文で得た知識をきっかけに臨床医とのコミュニケーションを促進していただき,結果的に患者治療に直結する正確な脳腫瘍病理診断を届けることができれば,「サポート」と題した本企画の趣旨が意味あるものとなり,企画者として望外の喜びである.


横尾英明 [群馬大学大学院医学系研究科 病態病理学分野]
田中伸哉 [北海道大学大学院医学研究院 腫瘍病理学教室]

目次

【特集】

病理診断コア

WHO脳腫瘍分類第5版の概要……小森隆司

成人型びまん性グリオーマ……児玉良典

小児型びまん性グリオーマ……増井憲太 他

限局性星細胞系腫瘍……松村 望

グリア神経細胞および神経細胞性腫瘍……種井善一

上衣腫……荒木亜寿香

胎児性脳腫瘍……里見介史 他

髄膜腫……小田義崇 他

松果体腫瘍……田中伸哉 他

【連載】

マクロクイズ[165]

泉 美貴 他

鑑別の森[16]

大腸の過形成性ポリープとSSA/P,SSL

Answer 1:藤原美奈子

Answer 2:関根茂樹

若手病理医のためのキャリアパス講座[14]

女性病理医のキャリア(2)……目黒史織

病理トレンド[1] 

クラウド上の病理診断室!?「PathPortどこでも病理ラボ」の立ち上げ……福嶋敬宜

【今月の話題】

idiopathic plasmacytic lymphadenopathy(IPL)が世界に認められるとき……佐藤康晴

小細胞癌の分子サブタイプ分類について―YAP1とPOU2F3,真のanti-neuroendocrine factorはどれか―……松原大祐

【Information】

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書籍情報

  • ISBN:9784011204102
  • ページ数:108頁
  • 書籍発行日:2023年2月
  • 電子版発売日:2023年1月30日
  • 判:B5変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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