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救急医学2023年2月号(47巻2号) 薬のエキスパートに学ぶ 見逃されやすい副作用・相互作用

  • ページ数 : 139頁
  • 書籍発行日 : 2023年2月
  • 電子版発売日 : 2023年2月8日
¥3,190(税込)
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商品情報

内容

救急診療でピットフォールとなり得る薬剤の副作用・相互作用。いつでも疑い、素早く判断するために。“オール薬剤師”のスペシャリストによる状況別・薬剤別の解説から、正しい知識を身につけよう。

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序文

薬のエキスパートに学ぶ
見逃されやすい副作用・相互作用


本誌読者の救急医の先生方は,例えば頭痛や腹痛,悪心,嘔吐などの比較的軽い症状を訴えるケースから,心肺停止や脳卒中など直接命にかかわるケースまで,救急に訪れる実にさまざまな患者に対して,その訴えや他覚的所見から迅速,そして確実に診断・治療を行っているものと考えます。しかしながら,患者の訴えをよく聞くと/診ると,いずれも薬の副作用としても散見されるものばかり,というケースもあり,果たしてそれが原疾患によるものなのか,それとも常用薬によるものなのか,あるいはつい先程投与した治療薬による反応なのか,判断に迷うことも多いでしょう。そのような救急の現場だからこそ,既往歴や常用薬,アレルギー歴や副作用歴などについて,薬剤師も協働して確認・対処することが非常に重要であると,改めて気づかされます。

このような背景をふまえ今号の『救急医学』では,救急症候と間違えやすい薬の副作用や,決して見逃してはならない重篤な副作用・相互作用,さらには臓器機能の低下や亢進に影響を受ける薬の作用について,薬の専門家たる薬剤師が詳細に解説することで,救急医や現場スタッフの“引き出し”の数を増やすことに寄与すべく,「薬のエキスパートに学ぶ 見逃されやすい副作用・相互作用」と題した特集を企画いたしました。

本誌としては珍しい“オール薬剤師”の執筆陣による,各薬剤の副作用・相互作用の特徴・機序・対策などの丁寧な解説が,救急医の先生方の日々の臨床に役立つことを期待しております。そして,それがひいては薬剤師と救急医のより有意義な連携・協働につながっていくことを願って,本特集をお届けいたします。


【特集企画ゲストエディター】
日本赤十字社医療センター薬剤部部長 細谷  治
埼玉医科大学病院薬剤部係長 鈴木 善樹

目次

特集

Ⅰ.総 論

その症状…薬の副作用じゃないですか?

国家公務員共済組合連合会虎の門病院薬剤部  林 昌洋

高齢者でとくに注意すべき薬物有害事象

鈴鹿医療科学大学薬学部  大井 一弥

小児でとくに注意すべき薬物有害事象

ココカラファイン薬局砧店  川名三知代 他

Ⅱ.薬剤・病態別各論

抗菌薬

熊本大学病院薬剤部  尾田 一貴

降圧薬

城西大学薬学部薬学科栄養治療学研究室  井上 裕

抗不安薬,抗精神病薬

居仁会総合心療センターひなが診療技術部薬剤課  和田 智仁

糖尿病薬

埼玉医科大学総合医療センター薬剤部  齋藤 健一 他

ホルモン剤

佐賀大学医学部附属病院薬剤部  飛田 修康

抗悪性腫瘍薬

飯山赤十字病院薬剤部  滝澤 康志

抗ヒスタミン薬,抗コリン薬

日本赤十字社医療センター薬剤部  西村 康孝

抗凝固薬

武蔵野赤十字病院薬剤部  細谷龍一郎 他

脂質異常症治療薬

日本大学医学部附属板橋病院薬剤部  今井 徹 他

鎮痛薬

星薬科大学実務教育研究部門  鳥越 一宏

漢方薬

東邦大学医療センター佐倉病院薬剤部  佐藤 直子

薬物動態に起因する副作用・相互作用の変動

武蔵野大学薬学部薬物動態学研究室  伊藤 清美

腎機能障害の影響

熊本赤十字病院薬剤部  下石 和樹 他

連載

救急医四方山話

異分野大学院進学のススメ

政策研究大学院大学  佐々木 暁洋

出張版Dr.ʼs Prime Academia

第2回 非専門医が行うべき! 緊急血液透析の基本

岐阜大学医学部附属病院医師育成推進センター  伊藤 貴康

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書籍情報

  • ISBN:9784012004702
  • ページ数:139頁
  • 書籍発行日:2023年2月
  • 電子版発売日:2023年2月8日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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