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呼吸器外科ロボット支援手術〜達人への道〜[Web動画付]

  • ページ数 : 124頁
  • 書籍発行日 : 2023年4月
  • 電子版発売日 : 2023年3月17日
¥9,900(税込)
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商品情報

内容

ワンランク上を目指す!  トップクラスの実績を誇る執筆者が技術とノウハウを余すところなく詳解!

入門書『呼吸器外科 ロボット支援手術実践マニュアル』(日本呼吸器外科学会・編)に続くロボット支援手術の実践書。
全国トップクラスの実績を誇る執筆者が,ワンランク上の手術手技とそのノウハウを余すところなく解説。また,豊富な囲み記事(“Advanced Techniques” “Essential Techniques” “DO NOT”)により,基本から高度な手技,してはいけない手技までをポイントを押さえて紹介する。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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序文

序文


2000年代の初頭に世界で導入が始まったロボット支援手術も20年以上が経過する。代表的な手術支援ロボットであるインテュイティブ社の“ダビンチ”が本邦で呼吸器外科領域に薬事承認されたのは2009年11月であるが,その後2018年4月に保険適用となるまで,約8年半を要した。一方,泌尿器科では2012年4月に前立腺癌に対するロボット支援手術の保険適用が決まるや否や,急速にロボット支援手術が普及し,全国的に手術支援ロボットの導入も加速した。遅れを取った呼吸器外科のロボット支援手術ではあるが,2018年の肺癌に対する肺葉切除術と縦隔腫瘍に対する保険適用の承認と,2020年の肺癌に対する肺区域切除術と重症筋無力症に対する保険適用の追加を経て,その後めざましい発展をとげ,2021年には年間約6,000件ものロボット支援手術が行われるまでに成長した。この背景には,本邦における呼吸器外科医の高い技術力と,すでに成熟の域に達していた胸腔鏡手術の存在がある。しかしながら,もはや日常手術の一つにまで普及した呼吸器外科のロボット支援手術ではあるが,いまだにたくさんの解決しなければならない課題を有している。高いコスト,潜在するリスク,明確なベネフィットの証明など,今後の発展のために問題点を共有して改善策を検討することが重要である。

近年,手術支援ロボットは新機種が次々と開発されて,市場に登場してきている。新たな展開を迎えているが,呼吸器外科領域にとってのメリットが最大限に発揮できるように,現場からの要望を出していくことも大切となってきている。そのためにも現在の主力機種である手術支援ロボットの“ダビンチ”の呼吸器外科領域における現状を整理しておきたいと考えて,本書を執筆した。本書は,鳥取大学で経験したロボット支援手術を振り返り,他の手法を考察しながら,呼吸器外科ロボット支援手術の現在地を明確にするものである。また,“達人への道”という副タイトルをつけたのは,その道を究めるためには,繰り返しの鍛錬とたゆまぬ探求心が大切であると感じるからである。

すでに呼吸器外科ロボット支援手術に精通している施設,これから導入しようという施設のみならず,導入予定のない施設や他領域の先生方にも,呼吸器外科のロボット支援手術についての理解を深める一助になれば幸いである。

おわりに,編集,校正に終始懇切丁寧なご支援いいただいたメジカルビュー社の皆さまに御礼を申し上げます。


中村廣繁
鳥取大学医学部
呼吸器・乳腺内分泌外科学分野 教授

目次

Ⅰ 基本手技を身につける

鉗子の種類と特性

鉗子の選択

左手で把持・凝固(バイポーラ型),右手で切離・凝固(モノポーラ型)を行う方法/左手,右手ともに,把持・凝固・切離(ダブルバイポーラ型)を行う方法

その他の器具(エネルギーデバイスと吸引装置)と自動縫合器

当科の鉗子選択

基本的な鉗子の操作法

剥離法/切離法/凝固法

ジェネレーターの設定

胸腔内へのCO2送気

Ⅱ アプローチ法とセットアップ

肺癌に対するロボット支援手術における見上げ式アプローチ法とポート配置

肺癌に対するロボット支援手術において使用する鉗子と器具のセット

肺癌に対するロボット支援手術における前方アプローチ法(対面式)とポート配置

ロボット支援手術における手術室のレイアウト

肺癌に対する手術室のレイアウト/前縦隔腫瘍(側胸アプローチ)に対する手術/縦隔腫瘍(剣状突起下アプローチ)に対する手術

手術適応(症例選択)

Ⅲ 肺悪性腫瘍に対する手術手技を学ぶ

肺癌に対するロボット支援手術のコツ

肺癌に対するロボット支援手術の実際

標準的な肺葉切除術/高度分葉不全,葉間浸潤に対する肺葉切除術/炎症性リンパ節(LN…Silicosis)による固着がある時の肺葉切除術/進行癌に対する肺葉切除術/気管支形成術/肺動脈形成術/縦隔リンパ節郭清術/単純区域切除術/複雑区域切除術

Ⅳ 縦隔疾患に対する手術手技を学ぶ

胸腺疾患に対する手術

手術適応(症例選択)/胸腺疾患に対するロボット支援手術のコツ/胸腺疾患に対するロボット支援手術の実際/後縦隔腫瘍に対するロボット支援手術の実際

Ⅴ 鳥取大学式ダブルバイポーラテクニックによる手術手技の実際

はじめに-手術のポイント-

手術の実際

手順1:肺門部前面での処理−大動脈リンパ節郭清と上肺静脈切離−/手順2:“上葉乗り越え視野”の作成,肺動脈第一分枝の露出と血管鞘剥離/手順3:左上縦隔リンパ節郭清,気管支切離

おわりに-左上葉切除「難しい」を「楽しい」へ-

Ⅵ 絶対必要なリスクマネジメントを押さえる

呼吸器外科手術で生じる主なトラブルと特徴について

ロボット支援手術の合併症についての文献的報告

ロボット支援手術のトラブルシューティング

出血に対するリスクマネジメント

コンバージョンについて/エマージェンシーに対する準備器材/コンバージョンのタイミング/コンバージョンの方法/手術チームでのコンバージョン・トレーニング/手術チームで共有事項

具体的なリスクマネジメントとトラブルシューティングの実際

血管損傷に対するトラブルシューティング/肺実質・気道損傷に対するトラブルシューティング/胸壁損傷に対するトラブルシューティング/神経損傷に対するトラブルシューティング/胸管損傷に対するトラブルシューティング

手術支援ロボットシステムのトラブルとその対処法

日本呼吸器外科学会のプロクター報告書によるトラブル解析

おわりに

Ⅶ 最新のエビデンスと今後の展望

呼吸器外科におけるRATSの特徴とメリット

肺癌に対するRATSに関する臨床試験

本邦における呼吸器外科のRATSに関する研究

呼吸器外科のRATSの将来展望

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書籍情報

  • ISBN:9784758304696
  • ページ数:124頁
  • 書籍発行日:2023年4月
  • 電子版発売日:2023年3月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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