臨床画像 2018年4月号 女性の下腹部痛:画像診断とIVR

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2018年3月
  • 電子版発売日 : 2019年9月25日
¥2,750(税込)
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内容

画像医学,画像診断に携わる放射線科医や一般臨床医を対象に,画像診断の重要かつ最新のテーマ,話題のトピックスを取り上げて解説する総合画像医学雑誌。【特集】女性の下腹部痛:画像診断とIVR

■特集:女性の下腹部痛:画像診断とIVR
 序説
 内生殖器腫瘍性病変
 骨盤内感染症の病態と画像診断(婦人科疾患)
 子宮内膜症
 ほか

序文

序説

筆者の勤務する読影室では,腹痛の原因精査は腫瘍関連のCT読影とともに,日常業務の多くを占める。患者が女性であれば所見をチェックするべきポイントが複数存在し,年齢にかかわらず一手間かけた読影が必要となる。依頼先が救急や消化器内科・外科であっても症例のなかには婦人科が担当となる子宮卵巣内生殖器由来の病態は一定数存在する。主科の引き継ぎにかかわる点でもあり注意深い読影を心がけている。

今回の特集のテーマは"女性の下腹部痛に関する診断とIVR"である。これは女性下腹部という狭い領域で生じ,多くの病態が想定される疼痛の原因を画像で正しく診断すること,かつ緊急を要する場面においてIVR手技を駆使して治療を完遂すること,この画像診断とIVR治療の二本立ての特集を企画した。

画像診断では,子宮卵巣を由来とする腫瘍性病変が疼痛源となる状態をウッドハムス玲子先生に,骨盤腔の内生殖器由来の感染疾患に関して日野圭子先生らに,急性腹症や発熱疾患ではないが慢性疼痛をきたしうる子宮内膜症に関してMRIを中心に山端康之先生らに解説していただいた。また産科関連を除いて妊産婦で腹痛を起こしうる病態を安座間喜明先生らに,そして内生殖器以外に一般的な下腹部痛の急性腹症の画像所見に関して井上明星先生に解説していただいた。

IVRについては産科出血の対応を近藤浩史先生らに,産科出血以外にIVRの適応となる妊婦の疾患病態を我那覇文清先生に解説していただいた。

IVRの項目ではお2人の先生方がチーム医療に関して言及されている。腹痛症例のなかには一刻も早く治療を開始する必要のある病態があるため,IVR医のみならず読影を担当する医師も,産婦人科医,研修医,消化器内科・外科医と密接なコミュニケーションによる意思の疎通を図る必要がある。今回の特集で皆様の診断技術が研ぎ澄まされ,産婦人科領域のIVR知識の更新に役立てば幸いである。


又吉 隆

目次

特集:女性の下腹部痛:画像診断とIVR

序説

内生殖器腫瘍性病変

骨盤内感染症の病態と画像診断(婦人科疾患)

子宮内膜症

妊産婦の腹部救急(産科疾患を除く)

産婦人科領域以外の下腹部痛

産科出血のIVR

産婦人科のIVR(産科出血を除く)

Current Topics

AIの画像診断への応用

新連載

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[第1回]山梨大学:山梨大学放射線科における入局者増加のための努力

連載

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書籍情報

  • ISBN:9784008003804
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2018年3月
  • 電子版発売日:2019年9月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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