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胆と膵 2025年4月号(Vol.46 No.4)【特集】胆膵疾患における人工知能の活用~AI時代の到来を見据えて~

  • ページ数 : 78頁
  • 書籍発行日 : 2025年4月
  • 電子版発売日 : 2025年5月8日
¥3,410(税込)
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内容

【特集】胆膵疾患における人工知能の活用~AI時代の到来を見据えて~

我が国における AI の臨床応用の現状~研究開発から社会実装まで~/医療画像・臨床・遺伝情報を用いた膵脂肪研究の現状と未来/胆道疾患に対する CT/MRI/EUS における AI による画像診療支援 ほか


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序文

序文:胆膵疾患における人工知能の活用
~AI時代の到来を見据えて~


AI(人工知能)はすでに日常的に活用されており,医療分野でも医療DXにはAIが必要不可欠となっている。さらに,2020年ころから生成AI(generativeartificial intelligence)が普及しはじめたことがきっかけとなり,AIの利用範囲は急速に拡大してきており,AI時代はすでに到来していると言っても過言ではないかもしれない。2018年4月16日にJohns Hopkins大学で開催された“Sol Goldman Think‒tank Meetingon Artificial Intelligence as Applied to PancreaticCancer”に招待討論者として参加した際には,AIが膵癌診療に与えるさまざまな影響について幅広くディスカッションを行ったが,当時の筆者自身も,今日のようにAIが広範な分野で応用されることは予想できなかったというのが正直なところである。科学技術が急速に進化する現代においては,近未来を予測することすら困難となりつつあり,数年後の各医療分野におけるAIの臨床応用は,われわれの創造を遥かに超えたものかもしれない。

胆膵疾患は,解剖学的な複雑さなどから,その診療には高度の技術を要する。とくに膵癌・胆道癌はもっとも予後が悪く,急性膵炎・慢性膵炎・胆囊炎・胆管炎などの炎症性疾患も治療が難しいため,克服するべき課題は少なくない。したがって,AIの胆膵疾患への応用にあたっては,これらの課題に対して,さまざまな利用方法が考えられる。そこで,本特集では,AIの臨床応用における課題を明らかにしたうえで,胆膵疾患に焦点を当て,膵疾患予防を目的とした膵脂肪沈着に関する疫学研究,CT・MRI・超音波内視鏡・POCS(経口胆道鏡)などの画像診断,病理診断・細胞診,EUS/FNA,手術支援3D画像の作成,術後合併症予測などへのAI支援や,IPMN診療ガイドラインにおけるAI活用の可能性を含めて,さまざまな事例を,エキスパートに解説していただいた。最前線におけるAI活用の実例を通じて,さらに進んだ人工汎用知能(artificial general intelligence)が実現された近未来における胆膵疾患診療の将来像を展望してみたい。


高折 恭一
長浜市病院事業管理者

目次

特集 胆膵疾患における人工知能の活用~AI時代の到来を見据えて~

序文:胆膵疾患における人工知能の活用~AI時代の到来を見据えて~

高折 恭一

我が国における AIの臨床応用の現状~研究開発から社会実装まで~

金子 修三ほか

医療画像・臨床・遺伝情報を用いた膵脂肪研究の現状と未来

山崎  大

胆道疾患に対する CT/MRI/EUSにおける AIによる画像診療支援

桑原 崇通ほか

POCSにおける AIによる画像診療支援

佐藤 亮介ほか

膵癌に対する造影および非造影 CTを用いた AI画像診断支援

増田 充弘ほか

膵疾患に対する超音波内視鏡検査の Computer-aided diagnosisの現状と展望

殿塚 亮祐ほか

膵切除における AIエンジンより作成した 3DCG画像の有用性について

宮本 良一ほか

膵疾患診療における AI-ROSE

蘆田 玲子ほか

EUS-FNA/B病理検討に対する深層学習モデルの開発

内藤 嘉紀ほか

AIを用いた病理画像解析と診断支援

髙尾 茉希ほか

コラム:IPMN診療における AI活用の可能性

大塚 隆生ほか

膵頭十二指腸切除後の膵液瘻予測モデル~Explainable AIによる臨床的モデル解釈~

山田 修大ほか

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書籍情報

  • ISBN:9784019004604
  • ページ数:78頁
  • 書籍発行日:2025年4月
  • 電子版発売日:2025年5月8日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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