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病態理解で現場力アップ!確実に伝わるモニター心電図報告ガイド

  • ページ数 : 166頁
  • 書籍発行日 : 2025年3月
  • 電子版発売日 : 2025年5月2日
¥3,080(税込)
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商品情報

内容

理解して報告する!イラストで病態と場面を理解し質の高いモニター心電図報告ができるようになるための本!
モニター心電図を解説する本はたくさんありますが、現場での「報告」に関して詳しく解説した本はほとんどありません。医師や先輩ナースにモニター心電図を報告する時にドキドキすることや、時には嫌な思いをしてしまったことはたくさんあると思います。伝わる報告は患者さんの状態や症状に応じて、時と場合と空気も読んで報告します。そのために、医師が報告を受けるときにどのようなポイントを重要視しているか、背景にどのような病態(不整脈や病気の成り立ち)があるのかをイラスト中心に出来る限り分かりやすく解説しています。今までありそうでなかった、“こんな報告ができたらいいな”を詰め込んでいます。症例ベースにたくさん練習をして、モニター心電図の報告に自信を持ち信頼されるスタッフになれる本です。

序文

はじめに

本書を手にとっていただき、チラッと開いていただいているということは、モニター心電図の理解がパーフェクトで医師への報告も怖いものなし! といった方ではないでしょう。

モニター心電図の理解と報告は循環器疾患の患者さんだけでなく、手術後や内科で状態が悪い患者さんにも適応されていることが多く、すべての病棟スタッフが対応します。多くのモニター心電図を解説する本があり、循環器内科医が読んでもなるほど、わかりやすい! と感じるものが多いです。筆者がレクチャーを行うと、必ず最後には「どんなときに、どう報告したらいいですか?」「これは報告すべきですか?」といった質問をいただきます。医師指示にはあるけど、深夜で様子をみてもよさそうなときまで報告をして医師にムスッとされると、報告した側もされる側もいい思いを1つもしない……という経験をしたことは一度だけではないでしょう。

ただちに報告すべきモニター心電図波形である! というのはごく一部です。患者さんの状態や症状に応じて、時と場合と空気をよんでベテランスタッフは報告します。報告する医師の性格まで把握して、報告方法を変えているスタッフも多いでしょう。

この本は、医師が報告を受けるときにどのようなポイントを重要視しているか、その背景にどのような病態(不整脈や病気の成り立ち)があるのかをイラスト中心にできる限りわかりやすく解説しています。すべてのイラスト原案を手がけているのもなんと循環器内科医です。完ぺきではなくても少しでも似たような経験に対応できるように工夫しています。

いままでありそうでなかった、“こんな報告ができたらいい”を詰め込んでいます。症例をベースにたくさん練習をしていただき、日常臨床で試行錯誤を繰り返しながら、「この人の報告なら間違いない!」と信頼されるスタッフが一人でも多くなることを祈っています。


2025年1月吉日

髙林 健介

目次

1 この本を使いこなすために

1. 報告の基本~連絡と相談まで

2. 報告や相談を行う前に

3. 報告の方法

4. モニター心電図の特徴

5. 心電図のしくみ

2 実践! 速い脈での報告

2-1 新規心房細動の報告

2-2 心不全を合併した心房細動の報告

2-3 心房細動から洞調律復帰の報告

2-4 心房粗動の報告

2-5 洞性頻脈の報告

2-6 発作性上室性頻拍の報告

3 実践! 心室からの速い脈での報告

3-1 心室細動の報告

3-2 心室頻拍の報告

3-3 心室性期外収縮の報告

3-4 特殊で危険な期外収縮の報告!

4 実践! 遅い脈での報告

4-1 洞不全症候群の報告

4-2 徐脈頻脈症候群の報告

4-3 房室ブロックの報告

4-4 完全房室ブロックの報告

4-5 ペースメーカー波形がわかりません!

5 実践! ST変化での報告

5-1 ST変化の報告

6 知っておくと便利な知識

1. モニター心電図の電極位置

2. 安定したモニター心電図波形を記録するために

3. 抗不整脈薬

4. βブロッカーについて

5. 抗凝固薬と抗血栓薬


索引

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書籍情報

  • ISBN:9784895908474
  • ページ数:166頁
  • 書籍発行日:2025年3月
  • 電子版発売日:2025年5月2日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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