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呼吸器診療ANDS BOOK

滝澤 始 (監修) / 皿谷 健 (編集)

中外医学社

  • ISBN : 9784498130449
  • ページ数 : 516頁
  • 書籍発行日 : 2019年9月
  • 電子版発売日 : 2019年9月11日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥7,920 (税込)
ポイント : 144 pt (2%)

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商品情報

実地診療の現場で,毎日悪戦苦闘している先輩や仲間の生の声,やり方が読みたいのなら,是非このマニュアルを手に取っていただきたい.

杏林大学呼吸器内科のスタッフが現時点での総力を結集して作り上げた骨太の診療エッセンス&パールズ。呼吸器診療という名の大海を泳ぎ切るための診断政略、見逃してはならない疾患を確実に掬い上げるためのポイント、普遍的でありながらも重要な身体所見・バイタルのとりかた、診療に役立つ検査所見の知識、初級編から上級編まで縦横に網羅された珠玉のパールズなど、呼吸器診療に携わるすべての医師の臨床力をワンランク引き上げる充実の内容。

■関連書籍
喘息治療薬の考え方,使い方

■ 序文

前書きにかえて
君はマニュアルに何を期待するか?


血痰を示す原因疾患の一覧表,診察の注意の項目,オーダーするべき検査のリスト,などなどがほしいのなら,すでにたくさんのマニュアルがあると思う.しかし,本当に読みたいのは,実地診療の現場で,毎日悪戦苦闘している先輩や仲間の生の声,やり方ではないだろうか.もしそうなら,是非このマニュアルを手に取っていただきたい.この本は,当科の皿谷准教授が編集長として,内容,装丁,執筆者などにとことんこだわって作り上げた,皿谷イズム満載のマニュアルである.杏林大学呼吸器内科のスタッフが現時点での総力を結集して作り上げた「あんずの呼吸2019年決定版」と言える.患者さん一人一人を前にして,つくづく感じるのであるが,私たちが自信を持って言える事柄は,あまりに少なく,予想外のことはあまりに多い.しかし,以下のことは,自信を持って言える.

第一に,わからないことや知らないことを,知らない,と言えることが大切であり,次につながる重要なステップである.第二に,そのわからないことを,自らの手で調べることができる,ということが重要である.そして第三に,そうすることが,結局今の,そして明日の患者さんの利益になることを知っている,ということが重要である.第一の点であるが,このことが意外に難しい,ということを君は知っているであろうか?

教科書でも文献でもわかっていることは書いてあるが,わかっていないことは書いていないものである.したがって,「今はわかっていない」ことを知るためには,「わかっていることを調べる」何倍何十倍の労力で,文献などを跋渉しなければならないのだ.

第二の点は,言うまでもなく,文献を調べ,先輩に聴く,ことである程度わかる.しかし,例えばガイドラインを精読しても,「なぜ,その治療をどのくらい,どの期間するのか?」は書いていないことが多い.また,その治療でうまくいかないときどうするべきか?

あるいは,同じグループの薬剤のそれぞれの特徴を比較した記載,はっきり言えば「どっちがいいか?」を書いてあることは稀である.その時はどうするか?

答えは君の中にある.今流行りのclinical question に対する答えを君が書くべく,さまざまなデザインの臨床試験を,同じ志を持つ仲間と行うしかない.当然,ハードルは高く険しいだろう.しかし,上に挙げた第三のポイントを信じるのなら,「やるっきゃない」のである.本マニュアルには,こうした信念で私たちが得た,数々のclinical pearlも掲載している.ぜひ味わっていただきたい.

本マニュアルをきっかけとして,一人でも多くの方が呼吸器内科を目指すことを祈って,刊行に際してのメッセージとしたい.


2019年8月

杏林大学呼吸器内科 主任教授
滝澤 始


序文


2015年秋頃に当院の呼吸器本の作成の話を頂いたと記憶しています.ボスの滝澤

始教授が退官までのあと数年というタイミングで,"最後の大仕事(集大成)になる",とおっしゃっていたのを思い出します.本書の草案を練るにあたり,あんず(杏林大学呼吸器内科)のカンファレンスで現場の最前線にいる医師たちの生の声(疑問点や議論した点)をノートに書き留め,Great caseを思い起こしながら,かなりの熱量を注入して執筆,編集を行いました."こんな困った症例があった"と他病院の先生と話をしていると,それはほぼ必ず僕たちも通ってきた道であり,僕らなりの答えがあることが多かったですが,それは僕らのカンファレンスで議論になっていたからです.生死に関わる病態を多く扱う呼吸器内科という領域は,さまざまな重大な判断をその都度要し,実際の臨床は精神的,肉体的にもタフな仕事です.しかし肺は全身疾患のまさに窓であり,学問的には本当に奥が深いと感じる日々です.助け合う多くの仲間がいれば研修医からスタッフにいたるまで常に楽しく正しく頑張れる,持続的な個々の成長が可能であると考えています.現場で生き抜いてきたたくさんの"愉快なあんずの仲間たち"と一緒に,地を這うような地道な努力によって築き上げた本書のエッセンスは,たくさんの患者の診療を経て医師,看護師,コメディカルの思いが詰まったメッセージそのもので,時間を経ても"色褪せることのないエビデンス"です.

最後に,前ボスの後藤元教授,現ボスの滝澤始教授の長年の愛のある指導に感謝し,出版に際し尽力して頂いた中外医学社の中畑さん,岩松さんら担当の方々に深謝致します.


2019年8月

杏林大学呼吸器内科 准教授
皿谷 健

■ 目次

第1章 診断戦略

1 呼吸器診療の大海を泳ぐ

第2章 症状/主要徴候

1 見逃してはならない疾患を想起する

2 血痰・喀血

3 胸痛

4 咳嗽:多彩な疾患群を捉える

第3章 身体所見とバイタルサイン

1 バイタルサイン総論:時代を経ても変わらない大事なもの

2 視診

3 触診

4 打診

5 聴診

6 一般内科医/呼吸器内科医のための心疾患の診かた

第4章 検査所見を診療に生かす

1 病理診断に強くなる

2 バイオマーカーに強くなる

3 画像診断に強くなる:1 胸部X線

4 画像診断に強くなる:2 胸部CT

5 画像診断に強くなる:3 肺エコー

第5章 ANDSパールズ:初級編(Basic)

1 知っておきたい酸素の極意

~IPFならできるだけ早く歩かせるのが流儀?~

2 薬のオキテ/ミニマムエッセンス

3 マクロライド千思万考

4 吸入薬:デバイスの違いを理解する

5 肺炎:木を見て森を見ず,にならないために...

6 呼吸器ウイルス感染症

7 肺結核総論

8 肺結核各論〈皿谷 健〉

9 非定型抗酸菌症

10 間質性肺炎

11 気胸:bulla,blebは大畑分類を理解する

X線のdeep sulcus signをチェックする~

12 呼吸器と膠原病肺

13 咳嗽:そのオキテ

14 喘息

15 COPD:まずは診断

~LOTT試験から~

16 COPD:評価と治療

17 発癌リスク

risk of lung cancer in Japan

18 癌と転移

第6章 ANDSパールズ:中級編(Standard)

1 検査と身体所見:特別編

2 肺胞出血:ヘモジデリンを活用せよ

3 アスペルギルス:まさにカメレオン

画像所見から治療の適応を判断せよ!

4 いつか出会う合併症

5 呼吸器病と妊娠

6 緩和ケア:疼痛コントロールの実際

7 介護と福祉:多職種によるチームプレー

第7章 ANDSパールズ:上級編(Advanced)

1 肺炎一般/アレルギー

2 間質性肺炎

3 膿胸/胸水

4 肺癌の治療戦略

5 特殊な間質性肺炎と吸入抗原による肺/胸膜疾患

6 治療のトピック

疫学研究の重要性

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