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頭痛治療薬の考え方、使い方 改訂2版

  • ISBN : 9784498228290
  • ページ数 : 328頁
  • 書籍発行日 : 2016年10月
  • 電子版発売日 : 2017年8月25日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥5,060 (税込)
ポイント : 92 pt (2%)

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商品情報

頭痛診療の必携書 待望の改訂2版!

頭痛のエキスパートで、これからの日本の頭痛医療を担う先生方に執筆を依頼。2版では、2014年に日本語訳が刊行された国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)を元に最新の知見を加えてアップデート。達人の治療戦略をこの1冊に!

■ 序文

改訂2版の序

改訂2版を出版させていただくことになった.

おかげさまで本書の初版は御好評をいただき,多くの方に読んでいただくことができた.読者の皆様より,単純な誤植から内容にかかわることまでさまざまな御指摘,御意見をいただき,分担執筆者からも,初版では紙数等の関係で記載しきれなかった事項や,その後の新知見を追記したいという希望もいただいていた.

本年の3月に中外医学社から連絡をいただき,在庫が少なくなったので増刷が必要だが,誤植等の修正のみとするか,あるいは改訂2版にすることも可能であるがどうかということであった.初版の発刊は2014年11月であったので,1年半での改訂は少し早い気もしたが,頭痛研究は日進月歩で,新知見も増えてきているので,多忙な分担執筆者には心苦しかったが,読者の皆様にお役にたてばと改訂2版にさせていただくことにした.

最近の大きな話題としては,抗CGRP抗体による片頭痛予防と可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)による頭痛があげられる.新規発症持続性連日性頭痛,前庭性片頭痛は国際頭痛分類第3版beta版の公開で注目され,その後のデータが集積しつつある.また,後発トリプタンがかなり広く使用されるようになったこともわが国の頭痛診療の変化の一つであろう.これらの項目を新しく追加,あるいは初版から大幅に改訂していただいた.

頭痛治療に使用する薬剤の種類,使い方のミニマムエッセンシャルは慢性頭痛の診療ガイドラインや,各種医学雑誌の頭痛の特集をみれば明快に整理,記述されている.しかし,実際に頭痛の患者を診療していると,それぞれの患者では,標準的な治療方法,投与量ではうまくいかないこともある.薬剤の特性についてよく知り,うまく使えるようになると,頭痛の治療効果も上がり,患者や他の医師からの評判もよくなっていく.本書は頭痛に関する治療薬について,何でも書いてある本を目指した.初版の序文でも述べたが,本書は辞書的な使用も可能であるが,通読いただくことで自家薬籠中の物となる頭痛治療薬の種類が増え,治療の選択肢が増え,頭痛診療におけるバラエティーが拡大するであろう.

「さじ加減」という言葉は,最近はネガティブな意味で使われることが多いかもしれないが,本来的な意味でのさじ加減は,それぞれの患者に応じて,薬の種類や用量を調整することであり,いわばテーラーメイドの治療を表す言葉であると思う.繰り返しになるが,ガイドライン,添付文書の記載に盲目的に従って,杓子定規に処方するばかりでなく,標準的な治療を踏まえたうえで,上手なさじ加減をして,頭痛をうまく治療する,そういう頭痛診療医になっていただくためのハンドブックとなれば幸甚である.改訂2版が読者と読者が診療する頭痛患者のお役にたつことを願ってやまない.


2016年10月

著者一同を代表して

竹島 多賀夫

■ 目次

I 序章

1 片頭痛概論:分類と診断

A.片頭痛の疫学

B.片頭痛の誘発・増悪因子

C.片頭痛の分類と診断

D.診断上の注意事項

2 片頭痛のメカニズム(CSD,三叉神経血管説)

A.血管説

B.神経説

C.三叉神経血管説

D.下降性疼痛調節系

E.アロディニアと感作

F.家族性片麻痺性片頭痛の原因遺伝子,片頭痛の疾患感受性遺伝子

G."片頭痛"脳

3 群発頭痛,TACsの分類と診断

A.群発頭痛の診断

B.発作性片側頭痛の診断

C.短時間持続性片側神経痛様頭痛発作の診断

D.持続性片側頭痛の診断

4 国際頭痛分類,慢性頭痛の診療ガイドライン,頭痛ダイアリー

II 急性期頭痛治療薬を知り尽くす

1 急性期治療薬の種類と使用原則

A.片頭痛急性期治療薬の種類

B.片頭痛薬剤使用方法(タイミング,使用量,使用頻度)

C.片頭痛急性期(発作期)の経過と内服薬のタイミング

D.緊張型頭痛における急性期治療薬

E.群発頭痛における急性期治療薬

2 アセトアミノフェン

3 NSAIDs

4 インドメタシン

5 COX―2阻害薬

6 トリプタン治療総論

7 スマトリプタン経口錠

8 スマトリプタン非経口薬

9 ゾルミトリプタン

10 エレトリプタン

11 リザトリプタン

12 ナラトリプタン

13 アルモトリプタン,フロバトリプタン

14 後発トリプタンの使用

15 エルゴタミン

16 ゲパント系薬剤

17 メトクロプラミド,ドンペリドン(経口)

18 メトクロプラミド(静注,筋注)

19 プロクロルペラジン,クロルプロマジン,ハロペリドール,ドロペリドール

20 ジアゼパム(静注)

21 ステロイド(静注)

III 頭痛予防薬を知り尽くす

1 予防薬の種類(片頭痛/緊張型・群発)

A.片頭痛の予防療法

B.緊張型頭痛の予防療法

C.群発頭痛の予防療法

2 予防薬の始め方・切り方(使用原則)

A.予防治療薬の使い分け

B.予防薬を終了するタイミング

3 ロメリジン,ベラパミル

4 バルプロ酸,トピラマート

5 レベチラセタム,ガバペンチン,プレガバリン

6 カルバマゼピン,クロナゼパム,ラモトリギン

7 β遮断薬

8 三環系抗うつ薬

9 新規抗うつ薬(SSRI,SNRI,NaSSA)

10 ACE阻害薬,ARB

11 チザニジン

12 オランザピン,その他の非定型抗精神病薬

13 抗CGRP(受容体)抗体

IV サプリメント,代替療法,漢方薬,非薬物療法

1 リボフラビン,葉酸

2 マグネシウム(静注療法も含む)

3 Feverfew,Butterbur,その他のハーブ

4 漢方薬

5 ボツリヌス毒素

6 食事療法

7 頭痛体操,鍼灸,カイロプラクティクス

V 頭痛治療戦略の実際

1 慢性片頭痛の治療戦略

A.慢性片頭痛の診断

B.慢性片頭痛の治療

C.難治例のアプローチ

D.難治性慢性片頭痛の対処法

2 薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)の対処法

A.MOHの有病率と主要症状

B.MOHの診断

C.鑑別診断

D.MOH治療の実際

E.MOHの予防

3 月経関連片頭痛,純粋月経時片頭痛の治療戦略

A.女性ホルモンと片頭痛

B.純粋月経時片頭痛と月経関連片頭痛

C.月経関連片頭痛の急性期治療

D.月経関連片頭痛の予防療法

E.月経困難症と片頭痛

4 妊娠希望の片頭痛患者にどう対応するか

A.片頭痛の急性期治療

B.片頭痛の予防薬物療法

5 妊娠中の片頭痛・群発頭痛の治療

A.妊娠と片頭痛

B.妊娠期の片頭痛急性期治療

C.妊娠期の片頭痛予防療法

D.群発頭痛と妊娠

E.妊娠期の群発頭痛の治療

6 授乳中の片頭痛・群発頭痛の治療

A.授乳期の片頭痛

B.授乳期の片頭痛治療

C.授乳期の群発頭痛と治療

7 頭痛のない片頭痛の治療(閃輝暗点,腹部片頭痛など)

A.閃輝暗点

B.小児周期性症候群

8 前庭性片頭痛の治療

A.臨床像

B.鑑別診断

C.治療

9 緊張型頭痛の治療

10 反復性群発頭痛の治療

A.急性期療法

B.予防療法

C.外科的療法

11 慢性群発頭痛の治療

A.薬物療法

B.外科的療法

12 インドメタシン反応性頭痛の治療のコツ

A.発作性片側頭痛

B.持続性片側頭痛

C.その他の頭痛

13 SUNCT/SUNAの治療

A.薬物治療

B.外科的治療

14 一次性雷鳴頭痛,性行為に伴う一次性頭痛,一次性運動時頭痛,RCVSによる頭痛の治療

A.一次性雷鳴頭痛

B.性行為に伴う一次性頭痛

C.一次性運動時頭痛

D.RCVSによる頭痛

15 一次性穿刺様頭痛,貨幣状頭痛の治療

A.一次性穿刺様頭痛

B.貨幣状頭痛

16 睡眠時頭痛の治療

17 新規発症持続性連日性頭痛

A.臨床的特徴

B.発症機序

C.治療

D.小児例への対応

18 精神疾患と頭痛(精神科疾患による頭痛の対処と,精神科疾患が共存する一次性頭痛の治療上の注意)

A.精神疾患による頭痛とその対処

B.精神科疾患が共存する一次性頭痛とその治療上の注意

C.精神疾患の共存と頭痛の予後

D.精神疾患と頭痛治療薬の選択

E.非薬物療法

19 婦人科疾患と頭痛治療(経口避妊薬を服用している片頭痛患者の治療を含む)

A.月経異常(月経困難症・月経前症候群)と頭痛

B.OCと頭痛

C.片頭痛とOC

D.更年期障害と頭痛

20 高齢者の一次性頭痛:二次性頭痛の鑑別と一次性頭痛の治療

A.高齢者の一次性頭痛の診断

B.高齢者の一次性頭痛の治療

C.高齢者で特に注意が必要な頭痛の共存症

21 小児の一次性頭痛:二次性頭痛の鑑別と一次性頭痛の治療

A.小児頭痛の治療

22 三叉神経痛

A.原因と分類

B.診断

C.治療

23 後頭神経痛・他の頭頸部神経痛の治療

A.後頭神経痛

B.舌咽神経痛

C.多発性硬化症(MS)による頭頸部の神経障害性疼痛

D.ラムゼイ・ハント(Ramsay Hunt)症候群

E.トロサ・ハント(Tolosa―Hunt)症候群

F.傍三叉神経性眼交感症候群(レーダー症候群)

G.再発性有痛性眼筋麻痺性ニューロパチー(RPON)



索引

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