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あなたのプレゼン 誰も聞いてませんよ!

渡部 欣忍 (著)

南江堂

  • ISBN : 9784524261277
  • ページ数 : 226頁
  • 書籍発行日 : 2014年4月
  • 電子版発売日 : 2016年4月8日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥3,300 (税込)
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商品情報

医師・研究者必読!よりよい学会発表を行うための知識を凝縮した一冊。

すばらしい研究内容、なのに眠くなってしまう…。どうすれば聴衆を飽きさせない、よいプレゼンテーションができるのか。
学会や研究会でのプレゼンテーションをいかに魅力的に行うかを、具体的なスライド作成のテクニックを中心に解説。豊富に掲載されたスライド例や図表の見せ方についても詳しく説明した実用書となっています。

■ 序文

本書は、主に学会や研究会でのプレゼンテーション(プレゼン)をいかに魅力的に行うかを、具体的なスライド作成のテクニックを中心に解説した実用書です。プレゼン・テクニックのベースになっているのは、ガー・レイノルズ氏が提唱されている『シンプルプレゼン』です。ただし、研究成果の発表では、聴衆に飽きさせずに印象的なプレゼンをするだけでなく、論理的に破綻しない発表内容にすることがより重要になります。本書では、この点に関しても、はじめて学会発表する人はもとより、指導的立場の人にも参考になるように研究計画から発表の実際までを解説いたしました。

では、ここから本書のセールスポイントを書くことにします。本書を読むことでどんな成果が期待できるか!
第1~3章を読むことで、

(1)スライドが見やすくなって、みんなから褒められます。

(2)スライド中の文字数は少ないのに、発表の内容をよく理解してもらえるようになります。

(3)発表後にたくさん質問してもらえるようになります。

(4)同僚からスライドを作ってくれ、あるいは直してくれと頼まれることが増えます(これはデメリットかもしれません)。

第4章を読むことで、

(1)論理的にモノを考えるとはどういうことなのかが何となくわかるようになります。

(2)失礼な質問に対して倍返しで対抗できるようになります。

(3)実は論文も上手に書けるようになります。

第5~6章を読むことで、

(1)研究デザインに詳しくなります。

(2)臨床論文が読めるようになります。

(3)よい実験計画が立てられるようになります。

(4)発表データを統計解析するときに、専門書のどの部分を読めばよいかがわかるようになります。

(5)本番で堂々と発表できるようになります。

(6)よい抄録が書けるようになります。

執筆当初は、見やすくわかりやすいスライド作成の方法だけを解説するつもりでしたが、書きはじめるとどんどん文章の量が増えてしまいました。その分、内容は充実しました。きっと、みなさんのお役に立てる内容に仕上がったのではないかと思っております。


2014年 2月

渡部欣忍



■ 目次


プロローグ

第1章 スライドの文字と文

1 高橋メソッドに習う:ビックリするほど大きな文字で

A高橋メソッドとは

B文量が多いことによる混乱

C長老はいつも前方にいる

Dビジーなスライド

E文字の大きさ

F80対20の法則で、文はのべ行数3行以内

2 魅力的なフォントを使う

A発表はプロポーショナル・フォントで

B視認性と可読性

C基本はゴシック体とサンセリフ体

D読みやすい行間の設定

E文字の装飾

3 箇条書きを撲滅せよ

A書籍や論文の中では有用な箇条書き

Bありがたくないスライドの中の箇条書き

C箇条書きの「結論」はダメ

Dエビングハウスの忘却曲線

Eハンドアウトなら「箇条書き」も「まとめ」もOK

F絶対ダメな入れ子の箇条書き

第2章 スライドのデザイン

1 スライドの背景

Aはじまりはブルーから

Bコンピュータによるスライド作成のはじまり

C代表的なコンピュータ・プレゼンへ

D色付いたバックグラウンドが全盛

E教科書とノートの背景は?

Fスティーブ・ジョブズとApple 社に学ぶ

G「白」と「黒」の世界

H地味すぎる?

2 文字の視認性再び

A見やすい文字の設定

B色相、明度、彩度

C視認性を高める色の組み合わせ

D4つの「色」を決める

3 スライドのタイトル(見出し)

Aスライドのタイトル(見出し)の役割

Bスライドにタイトルは必要か?

Cタイトルを入れないことの効用

4イラストと写真

Aホワイトスペースを意識する

Bイラストや写真の大きさ

C写真のアライメント:縮尺と配置

D写真の注釈

E視覚に訴える印象的な写真

5アニメーション効果とトランジッション効果

Aアニメーション効果の多用は下品

Bトランジッション効果を上品に使う

6 グラフのデザイン

Aグラフの基本

Bグラフ作成

C棒グラフと折れ線グラフ

D円グラフと帯グラフ

EY エラーバーの付け方

Fグラフの中の文字情報

G立体グラフは絶対に使わない

H多色のグラフはできるだけ避ける

IとことんこだわるならIllustratorでグラフを編集する

7 表のデザイン

A発表における表

B表には縦線は付けず、横線は3本

C行・列の項目を減らす

D入れ子の箇条書きは表にする

8 イラストの描き方

Aドロー系ソフトを使う

Bイラストの簡単な描き方

CPower PointやKeynoteだけでイラストは描けないか?

第3章 スライドを"わかりやすく"修正してみよう

♯1~♯31

第4章 論理的に考える

1 ある学会場での光景

2 論証モデル:トゥールミン・モデル

3 トゥールミン・モデルで論文を分析する

4 学会・研究会での発表と討論

5 感情と論理の狭間で

第5章 研究計画:ここさえ押さえれば合格ライン

1 研究目的

A何を明らかにしたいのか?

B仮説探索的研究と仮説検証的研究

C臨床的疑問点の設定

2 研究デザイン

A研究デザインの分類

B症例報告(ケースレポート)と症例集積(ケースシリーズ)

C横断研究

Dコホート研究

Eケース・コントロール研究

Fもう1つのコホート研究

G比較的敷居が低い「後ろ向きコホート研究」

H介入研究:ランダム化比較試験

I介入研究なのか、観察研究なのか

Jシステマティック・レビューとメタアナリシス

Kメタアナリシスの読み方

3 研究デザインとエビデンスレベルの階層

4 最小限の統計学

A難しい話は抜きにして

B推定と検定

Cデータの分類

Dパラメトリック検定とノンパラメトリック検定

E独立変数が名義尺度(または順序尺度)で、従属変数が間隔尺度の場合

F独立変数が名義尺度で、従属変数も名義尺度の場合

Gオッズ比と相対リスク

H独立変数が間隔尺度で、従属変数も間隔尺度の場合

I独立、従属という方向性がなく共変関係を問題にする

JKaplan.Meier 法とlog.rank テスト(累積の比較)

第6章 いざ発表

1 どんな人を対象に話すのか?

2 大きな声で明瞭に話す

3 制限時間を守る

4 発表原稿の棒読みはやめよう

5 研究背景

A研究の重要性を主張する

B研究背景は手短に

6 研究目的

7 対象と方法

A研究デザインを意識させる

B対象を定義する

Cアウトカム:何を観察・測定・計測したか

D統計手法は手短に

8 結果

9 考察

A考察とは結果の解釈である

B再びトゥールミン・モデル

10 結論は簡潔で明確に!

11 学会抄録の書き方

A演題のタイトル

B構造化抄録


エピローグ

参考文献

索引

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