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ハーバードでも通用した研究者の英語術

島岡 要 Joseph A. Moore (著)

羊土社

  • ISBN : 9784758108409
  • ページ数 : 183頁
  • 書籍発行日 : 2010年3月
  • 電子版発売日 : 2014年5月30日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,520 (税込)
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商品情報

ひとりで学べる英文ライティング・スキル

英語コミュニケーションの上達法は?難題解決の鍵はライティングにあった!実体験に基づいた、まとめる・伝える・売り込む英文作成のポイントから、代替表現、産みの苦しみの乗り越え方まで、内容充実の独習本です。

■ 序文

「流暢な英語が話せるようになる」という希望を捨てる勇気,と「機能的な英文が書けるようになる」という希望をもつ勇気


研究者にとって英語力向上は大切な課題の1つです.英語でスムースに会話し,英語の論文を辞書なしで読み,正しい英文を書けるようになりたいという向上心を皆もっているはずです.英語の勉強のために何らかの時間的・金銭的な自己投資を多くの研究者が行っていると思います.それでは英語の能力のうち,英会話と英語の読み書きのどちらが日本で暮らす研究者にとって大事なのでしょうか.両方大事なことに間違いはないのですが,本業である仕事・研究をしながらの英語学習では,英語力向上のためにかけられる時間は限られてきますので,時間を最も効率よく利用するためには優先順位を考えざるをえません.仕事に対するリターンの最大化を考えたとき,英語の勉強では何を優先すべきなのでしょう.もう少し広いコンテクストで捉えるならば,現在進行形のグローバル化のもと,英語が世界共通言語としての重要性を増していくなかで,研究者は英語学習の優先順位をどうつけるべきなのでしょうか.


英語が話せないというトラウマをもっている人がいます.留学生に英語で質問されたが答えられなかった,国際学会で英語での質疑応答ができなかった,海外旅行したときに空港やホテルで意思疎通ができなかった,など.そして,グローバル化が進めば,ますます英語で会話する機会が増え,英語が話せなければやっていけないのではないかと漠然とした不安感をもってしまう.しかし,この不安にかられて,英語学習の大部分を英会話にかけていてよいのでしょうか.


私は英語が話せないことを過剰に問題視する空気が今の日本にはあるのではないかという気がしています.日本で英語の教室といえば英会話学校のことを,英語ができるようになるとは,英語を話せるようになることをたいてい意味するのではないでしょうか.ここで問題提起します.社会人や学生が片手間に英会話学校に通ったり,ラジオやポドキャストの英会話プログラムを聴いて英語が話せるようになるのでしょうか.英語のシャワーを浴びれば英語力は向上するのでしょうか.私には英会話の勉強は費用対効果の非常に悪いものに思えて仕方がないのです.それでも,英会話ができるようになることが,あなたの仕事に本当にクリティカルであれば,なんとしてでも習得しなければなりません.しかし,あなたの仕事にとって最も重要な英語力とは英会話なのでしょうか.


私は日本に暮らす研究者は,英会話よりも英語ライティングを中心に学習した方が仕事に対する費用対効果が高いと考えています.それには3つの理由があります.第一に日本に仕事の拠点を置く場合,研究者にとって今後ますます重要になる英語コミュニケーション力とは,英会話力ではなく英語を書く力です.日本で研究する限り,仕事上の重要な英語でのコミュニケーションの大部分はメールやレターなどの文章の形で行われます.第二に,日常のおしゃべりはいざ知らず,仕事上の英語コミュニケーション(口頭・文章とも)のエッセンスとは,受け手に正しくメッセージを伝えるための英語でのロジック(理論的思考法)です.もちろん英語のボキャブラリーを増やすことや,イディオムを覚えることも重要ですが,どんな分野でも通用する最も基礎となる英語スキルとは英語での理論的思考法を身に付けることなのです.そのためには英語のアブストラクトやレターなどでパラグラフを書いてメッセージを伝える練習をすることが最良のトレーニングなのです(*).第三にひとりで本を読んで英語を勉強するのが安価で敷居が低く,誰もがすぐに始められる方法ですが,本での独学という勉強のスタイルに最も適した方法が,英語ライティングなのです.したがって総合的に考えて,研究者が最も勉強し甲斐のある(=費用対効果の大きい)分野が英語ライティングなのです.


)参考文献:『 知的な大人の勉強法 英語を制する「ライティング」』(著/キム・ジョンキュー),講談社現代新書,2006


本書の目的は,英文アブストラクト,メール,レターなどを書く練習を通して英語理論的思考法,つまり言いたいことを伝えるためには何を・どう書けばよいかという枠組み(フレーム・ワーク)を習得することです.そうすれば,たとえ洗練された表現でなくとも,機能的な英文パラグラフが書けるようになるはずです.研究者にとっては研究が本業であり,英語は本業のためのコミュニケーション・ツールです.ツール習得のために割ける時間は自ずと限られてきます.たとえ英語がネイティブ並みにできても,研究がおろそかになれば本来の目的は果たせず,本末転倒となってしまいます.そうならないためにも「流暢な英語が話せるようになる」という希望を捨てる勇気,と「機能的な英文が書けるようになる」という希望をもつ勇気を与えるのが本書の目指すところです.


2010年 1月 ボストンの自宅にて

島岡 要

■ 目次

はじめに

序章 ひとりで学ぶ英語の心得

第1章 アブストラクトの書き方 研究者のすべての英語ライティングの基礎

どうしてアブストラクトのトレーニングが重要なのか?

便利な実例集...

第2章 カバーレター 論文の重要性を訴える考え方を身に付ける

エディターを説得し,投稿論文を査読にまわすための強いカバーレターの書き方

カバーレターでよく使われる言いまわしの実例集

第3章 英文メール術 ライティング・スキルを日々鍛える

伝わるメールを書いて,英語ライティング・スキルを高める

伝わるメールの実例

第4章 プレゼンテーションの極意 ロジックにより説得する表現を磨く

成功の鍵を握るショーの下準備

あなたがホストの場合の心得と演者紹介の実例

第5章 推薦状 ポジティブな表現を磨く

用紙2 枚分の説得力のある強い英文推薦状を書く

業績と成長を語るストーリー(3幕構成)の実例

第6章 CV,レジメ 自己PRとアクション・スタイルを上達させる

英語ライティング上達のための「自分語り」

付録 研究をまとめる・伝える・売り込むためのフレーム・ワーク一覧

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