序
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第1章 診断の前に
①解剖と観察手順
②所見の読み方
第2章 拾い上げ診断
①観察にあたっての注意
Q1.精査中に出血させてしまいました....リカバリーできますか?
Q2.病変は画面のどこにもっていけばよいですか?
Q3.病変が接線方向で観察しにくいときは?
Q4.蠕動が強いときに写真をきれいに撮るコツは?
②病変拾い上げのポイント
Q1.スコープ反転操作は有用でしょうか?
Q2.先端アタッチメント(フード,キャップ)は有用でしょうか?
Q3.他にどんなスコープやデバイスが開発されていますか?
Q4.画像強調は病変の拾い上げに有用ですか?
③困った状況を切り抜ける!〜観察編〜
Q1.レンズの曇り対策ってありますか?
Q2.病変の大きさを測定するコツは何ですか?
Q3.どうしてもスコープ反転操作ができません.何かよい方法はありませんか?
④困った状況を切り抜ける!〜診断編〜
Q1.正常粘膜に認められる白斑に臨床的意義はあるのでしょうか?
Q2.WOSと白斑は内視鏡で見え方に違いはありますか?
Q3.non-lifting signの判定法は?
Q4.T1癌の浸潤と線維化ではどのように硬さが違うでしょうか?
第3章 通常内視鏡診断
①所見用語の整理〜肉眼型〜
Q1.Ⅱa+ⅡcとⅡc+Ⅱaの違いを教えてください!
Q2.ⅡcとⅡa+depの違いを教えてください!
Q3.skirt signって何ですか?
②所見用語の整理〜鑑別ポイント〜
Q1.LST-Gの顆粒均一型と結節混在型の鑑別ポイントは?
Q2.LST-Gの顆粒均一型と迷うLST-NGの診断について教えてください
③腫瘍・非腫瘍の鑑別
Q1.インジゴカルミンをうまく使うコツとを教えてください
Q2.腫瘍/非腫瘍の診断に自信があれば,ポリープ切除後に病変を病理診断に提出しなくても大丈夫ですか?
Q3.径10 mm以下の小ポリープであればCold Snare Polypectomyで安全に切除できるので,詳細な観察なしですべて切除してもいいですか?
④深達度診断
Q1.隆起型と表面型の診断時の注意点はありますか?
Q2.生理的なヒダ集中と浸潤によるヒダ集中の違いを見分けるポイントは?
Q3.インジゴカルミン撒布は必要ですか?
第4章 拡大内視鏡診断
①所見用語の整理
Q1.「小型ⅢL」とは,どんなpitをいうのでしょうか?
Q2.ⅤI高度不整所見の重み付け,運用方法は?
Q3.ⅤI軽度不整と高度不整,ⅤI高度不整とⅤNの鑑別のポイントは?
Q4.インジゴカルミンとクリスタルバイオレットの使い分けは?
②腫瘍・非腫瘍の鑑別
Q1.過形成性ポリープとSSA/Pの鑑別のポイントは?
Q2.SSA/PとSSA/P with cytological dysplasiaの鑑別のポイントは?
③深達度診断
Q1.ⅤI高度不整やⅤN(無構造領域)の領域性はどのように評価したらよいですか?
Q2.クリスタルバイオレット染色の染色不良,粘液付着とⅤNの鑑別法を教えてください
Q3.大きな病変の場合,どこを中心に拡大観察すればいいですか?
④素朴な疑問Q&A
Q1.プロナーゼ処理は病変に付着した粘液除去に有用でしょうか?
Q2.拡大観察にはフルズームが必要ですか?
Q3.Dual focusの利点と欠点について教えてください
Q4.通常観察の印象と拡大観察の診断に差があった場合,どちらを重視したらよいでしょうか?
第5章 画像強調拡大内視鏡診断
①所見用語の整理
Q1.色素拡大観察と画像強調拡大観察の使い分けについて教えてください
Q2.surface patternとvessel patternの使い分けについて教えてください
Q3.NBIとBLIでは診断能力が違うのでしょうか?
Q4.撮影条件ときれいな写真を撮るポイントは?
②腫瘍・非腫瘍の鑑別
Q1.微小病変におけるJNET分類Type 1と2Aの鑑別ポイントは?
Q2.JNET分類Type 1と2Aの鑑別が困難な症例の鑑別ポイントは?
③深達度診断
Q1.Type 2AとType 2Bに区別する意義は?
Q2.Type 3はどのくらいの領域があれば有意とするのですか?
④素朴な疑問Q&A
Q1.NBI/BLI拡大観察所見を習得するコツは?
Q2.隆起型病変と表面型病変で所見に違いがありますか?
Q3.NBI/BLI/LCIは病変の拾い上げ診断に有用ですか?
Q4.NBI観察における構造強調や色彩強調の適切な設定は?
第6章 超音波内視鏡診断
①基礎知識
Q.細径プローブと専用機の違いと使い分けは?
②深達度診断
Q1.うまく水を溜めるコツについて教えてください
Q2.強い屈曲部近傍に位置する病変やハウストラ上・裏側に位置する病変の描出のコツを教えてください
Q3.内視鏡で病変が真正面に観察され,HFUPで病変をスキャンすることが困難な場合のコツを教えてください
第7章 標本の取扱い
①標本の取扱い〜正確な病理診断を行うために〜
第8章 Case Study
Case①上皮性か? 非上皮性か?
Case②上皮性腫瘍? 非上皮性腫瘍?
Case③内視鏡所見から病理組織像を予測できますか?
Case④組織・深達度および治療方針は?
Case⑤組織型・深達度診断は?
Case⑥この病変は腺腫内癌?
Case⑦診断は?