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レジデントノート2019年3月号 神経救急!さあ、次に何をする?

  • ページ数 : 178頁
  • 書籍発行日 : 2019年2月
  • 電子版発売日 : 2019年2月15日
2,200
(税込)
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商品情報

内容

日常の疑問を解決できる! 研修医にもっとも読まれている研修医のための雑誌レジデントノート!

【2019年3月特集】
「神経救急!さあ、次に何をする?限られた情報から何を想定し、どのような行動を選択するか、よく遭遇する10の症候・症例から身につけよう!」
その時、あなたはどう動く?神経症候を呈する患者が搬送された時,研修医が絶対に知りたい“行動”を解説!自分で対応できることや,上級医・専門医にコンサルトすべきことを理解して,今日の現場から実践しよう!

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序文

(前略)

私は,神経内科医としての修行をはじめたころ,諸先輩から,「神経診察を身に付けるには少なくとも2年間,診察技術の優れた師について学ぶ必要がある」と教わりました.画像診断が発達し,書籍が増え,インターネットの動画などでも知識を拡げることができるようになった現在では,修行の時間は多少短縮できるかもしれませんが,診察技術の習得に時間がかかることは今でも変わりません.このことは神経学の魅力でもあるのですが,救急外来で症候に出会うたびに次にどのように行動すべきなのかを迷っていては,患者の状態急変を招いてしまったり,他の救急患者への対処にも影響が出たりしてしまいます.

今回羊土社の編集者から神経救急に関する特集を組みたい,とお話をいただいたとき,神経救急領域の症候について,単なるマニュアルではなく,初期研修医がどのような診察や検査を行い,次にどのような行動をとらなければならないのか,を示す「ERでの神経救急症候についての行動マニュアル」をめざした特集をつくりたいと考えました.今回は,「意識障害」,「失神」,「けいれん」,「頭痛」,「めまい」,「四肢の麻痺」,「四肢の感覚障害」,「脳卒中」,「頭部外傷」,「髄膜炎・脳炎」について,普段からこれらの症候・疾患に接し,その後の対応を熟知している執筆者を選考させていただきました. ERで神経症候にファーストタッチすることの多い初期研修医の皆さんのお役に立つことができれば幸せです.


中森 知毅
横浜労災病院 救命救急センター 救急災害医療部

目次

特集

特集にあたって

「意識障害です!」と搬送された患者への対応

「気を失いました!」と搬送された患者への対応

「痙攣です!」と搬送された患者への対応

「頭が痛い!」と搬送された患者への対応

「めまいがひどくて気持ちが悪い!」と搬送された患者への対応

「上肢(下肢)が動かない!」と搬送された患者への対応

「上肢(下肢)がしびれています!」と搬送された患者への対応

「この患者は脳卒中だ!」とわかったが

「頭部外傷です!」と搬送された患者への対応

「この患者は髄膜炎か脳炎ではないか?」と疑った患者への対応

連載

実践!画像診断Q&A―このサインを見落とすな

来院時心肺停止の50歳代女性

咳嗽,胸痛を主訴に来院した20歳代男性

なるほどわかった!日常診療のズバリ基本講座

サージカルラウンドを紹介します 気腫性胆嚢炎・糖尿病とSurgical Emergency

臨床検査専門医がコッソリ教える...検査のTips!

第24回 そのHbA1c値は正しく測定されている?

みんなで解決!病棟のギモン

第36回 咳喘息ってどう診断すればよいの?

こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます

第54回 医師の学会参加と患者さんの予後

攻める面談,守る面談

第10回 Difficult Patient Encounter ~最悪の事態を避けよう~

Step Beyond Resident

第184回 CAP=帽子,ふた,市中肺炎? Part2 〜検査と治療 キホンの「キ」〜

最終回 ドクターSの診療ファイルPart2 SDHから探る,患者に隠れた健康問題とは?

第6回 「眠れない」の背後に隠れた問題とは?

対岸の火事、他山の石

第210回 カルテの書き方

最終回 総合診療はおもしろい! 〜若手医師・学生による活動レポート

第66回 総合診療医の未来とその可能性

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書籍情報

  • ISBN:9784758116220
  • ページ数:178頁
  • 書籍発行日:2019年2月
  • 電子版発売日:2019年2月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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