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医師国家試験の取扱説明書

民谷 健太郎 (著)

羊土社

  • ISBN : 9784758118385
  • ページ数 : 320頁
  • 書籍発行日 : 2018年10月
  • 電子版発売日 : 2018年11月16日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,520 (税込)
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商品情報

臨床力で成績アップ!人気メルマガついに書籍化!ただの過去問演習から、一歩進んだ国試対策へ!

去問を解いても自分の力になっている気がしない…それは「演習フォーム」が身についていないからなんです。成績+臨床力がアップする、国試の解き方を解説します。

■ 序文

はじめに

2013年の秋。私は軽井沢に向かう途中でした。

医師5年目は、医師国家試験予備校講師の仕事を主軸にしていた頃です。当時、東京に住んでいたということもあり、大学受験の浪人時代にお世話になった予備校講師の西きょうじ先生に再会したいと思い立ちました。無理を承知でコンタクトを取ったところ、会えることになったのです。

うれしさと緊張感と懐かしさと、いろいろな感情が複雑に混同した心理状態で軽井沢行きの電車に乗りました。

実は、あらかじめ「時間は限られているから話したいことを事前にまとめておいてほしい」という宿題が課されていました。浪人時代にお世話になったことの御礼と、近況を報告したかったというシンプルな動機があっただけでしたが人に会うということは相手の時間をつかうことでもあるのです。自分本位ではなく相手のことを配慮しなければ...と頭を抱えながら、ああでもない、こうでもないと電車の中で悶々としてしたのです。

軽井沢に着いて電車を降りると、雲の位置が高いせいか、いつも以上に空が広く思えました。いつのまにか、邪念は消え失せていました。せっかくの機会だし、貴重な時間を楽しむことに集中した方がいいに決まっている、と。

そして、待ち合わせの場所で、彼と再会しました。席に着いて自分は何者かを伝えるために用意してきた2枚の名刺を渡しました。


医師国家試験予備校講師の名刺

救急科医師の名刺


私は「臨床医×医学教育」の領域で仕事をしている民谷健太郎です、と2枚の名刺を添えて自己紹介をしました。そのとき、目が丸くなって目尻が緩み「おもしろいヤツだな」「大したもんだ」と言った恩師の表情が印象的でした。大それた話をすれば、その瞬間に自分のアイデンティティが確立されたかのような電撃が走ったのです。昼食をとった後は、なんと、additional timeが与えられ、愛犬の散歩に付き添わせていただきました。小一時間、軽井沢の道をゆっくりと歩き、とても穏やかな気持ちになれたこと、そして、そのときの紺青の空は例えようのないくらいの壮大さで満ちていたことを今でも鮮明に覚えています。

あれから5年、『医師国家試験の取扱説明書』が書籍化されました。

私の医師国家試験予備校講師としての経験と、現役救急科医のキャリアを具現化したのが本書だといっても過言ではありません。昨今、単なる「資格試験」の対策のみでは医師国家試験には対応が難しい時代に突入しました。従来型の過去問中心の演習スタイルが重要であることには変わりありませんが、「臨床色の強い問題」の対応には限界があります。そこで自分の強みを生かして医学生や研修医に何か還元できないかという発想で生まれたのが、メールマガジン【医師国家試験の取扱説明書〈通称、国試のトリセツ〉】です。本書はメールマガジンの記事の中でも特に有用だと思われるものを厳選して、その配置にもこだわりました。現役の臨床医だからこそ書ける医師国家試験の解説本として、末永く医学生に愛読されるような設計を心がけています。

「十年後の医学生の手にも」というコンセプトが本書に組み込まれています。医師国家試験対策における普遍的なルール、コツ、方略を毎年の受験生に伝えたいという思いで書き上げました。多くの医学生が医師になるためのプロセスの一端を本書が担えたら幸いです。


2018年8月9日

民谷 健太郎

■ 目次

第1章 医師国家試験の取扱原則

Introduction

1 医師国家試験の過去問を大切に取り扱う

2 診断ツールを自在に操る

3 臨床実地問題の本文は前から後ろへ順に読む

4 本文→画像→設問→||大きな壁||→選択肢の順を厳守する

5 文字は全てに目を通す

6 迷ったら主訴と設問に着眼する

7 精度と速度のバランスを調整して演習する

第2章 資格試験の観点からの医師国家試験

Introduction


§1 一般問題

8 出題者の意図を汲む

9 選択肢のつくり方を意識する

10 正しい内容を述べた選択肢から要点を抽出する

11 誤った内容を述べた選択肢では誤りの箇所を正す


§2 臨床実地問題

12 taxonomyの理論で出題パターンを認識する

13 症例情報の後半には特異度の高い所見が来やすい

14 主訴に立ち返る

15 設問文を正確に捉える

16 画像所見は言語化する


§3 必修問題

17 見直しで迷ったときには最初の答えを優先させる

18 禁忌問題は治療・緊急性・倫理的配慮で察知する

19 local_factorは排除する

20 モヤモヤ問題をいち早く察知して適切に対応する


§4 演習の工夫

21 過去問は直近3カ年分を徹底的に研究・演習する

22 30秒サマリーで反復の回数を増やす

23 速読では①診断、②根拠、③治療を確認する

24 臨床実地問題の典型症例は本文ごと覚える

第3章 実臨床の観点からの医師国家試験

Introduction


§1 アセスメント

25 アセスメントとは情報に意味を与えること

26 背景知識が評価基準を決める

27 情報の取捨選択のセンスを身に付ける

28 解剖と病態を想像する

29 EBMを問題から汲み取る

30 陰性所見に注目する


§2 診断推論

31 診断のエントリーはパターン認識で捉える

32 snap diagnosisでは以降の情報を確認目的に利用する

33 似たような疾患はグループ化して拾い上げる

34 症候論から鑑別疾患を挙げる

35 semantic qualifierで鑑別リストを単純化させる

36 緊急度はred flag signで伝える

37 二項対比で鑑別する

38 診断を下すには定義が必要となる


§3 decision making

39 優先度を考えてdecision makingを組み立てる

40 知見のupdateを絶えず重ね続ける

41 治療効果判定の指標を設計する


§4 実臨床リアリティ

42 実臨床と資格試験との乖離を知る

43 closed questionで疾患特異的な情報を引き出す

44 時間感覚をイメージする

45 疫学的な頻度を意識する

46 置かれている状況を的確に把握する

47 臨床には正解がない

第4章 統合演習

Introduction

統合演習1

統合演習2

統合演習3

統合演習4

統合演習5

統合演習6

統合演習7

統合演習8

統合演習9

統合演習10

付録

①本書のデザイン

②エラー集

③30秒サマリーの実例集

④各種文献の使い分けについて

⑤推薦図書

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