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研修医のための外科の診かた、動きかた

山岸 文範 (著)

羊土社

  • ISBN : 9784758118521
  • ページ数 : 359頁
  • 書籍発行日 : 2019年6月
  • 電子版発売日 : 2019年6月20日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,280 (税込)
ポイント : 96 pt (2%)

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商品情報

初期臨床研修医の君! これからマッチング先を探そうという医学生の君!

これがおもしろい! 研修医ばかりでなく,患者さんを担当し始めたばかりの 若き外科医や外科系hospitalist を目指す方にとっても本書の内容は周術期管理 の面白さを知るきっかけとなってくれる1冊です。

■ 序文

初期臨床研修医の君!これからマッチング先を探そうという医学生の君!皆さんの大部分は外科医志望ではないと思います.しかしどこの研修病院を選ぼうとも来年から外科のローテーションは必修になります.「勘弁して」って感じの人もおられるでしょうね.......で,その大変そうな外科で何を学ぶべきか見当がつきますか?

本書の中にその答えがあります.

この本は初期臨床研修医を受け入れる側の外科指導医として「何を教えりゃいいのか?」という疑問から始まったものです.筆者の専門は肝胆膵外科ですが,外科は考えていないっていう研修医に何時間も肝臓や膵臓の手術で鉤引きをしてもらうのは気が引けます.しかもその間に説明するのは「この血管の名前は何?」くらいだったりします.いくら何でも時間が勿体ない...何か他に教えることはないのか?と考えました.外科医になるわけではないから高度な手術手技はいらないですよね.しかし持針器のもち方のような基本的手技なら一生役に立ちます.身体所見からの全身評価,腹痛の診断法などもおすすめです.そして何と言っても周術期管理の知識.これは皆さんがどの専門医になっても応用できるものです.心筋梗塞や感染症をはじめとした全身的なトラブルは日常であり,そのような合併症に対処する知識を徹底的に整理することができれば,それこそ教育する価値があるだろう.そんな思いから研修医のためのテキストを書き上げました.

本書の元になるテキストは毎年,バージョンアップしながら糸魚川総合病院の研修医の皆さんに使ってきてもらいました.ありがたいことに外科の同僚も結構読んでくれています.手術患者が急速に高齢化しているからです.80歳代の膵頭十二指腸切除などの高難度手術も珍しくありません.多くの併存疾患を抱える高齢患者に周術期管理を安全に行おうとするなら,全身を診るための最新の知識は必須です.エビデンスを踏まえた知識を身につけていれば患者さんが100歳であっても合併症を予測して先手必勝の治療をすることができる.これがおもしろい!研修医ばかりでなく,患者さんを担当し始めたばかりの若き外科医や外科系hospitalistを目指す方にとっても本書の内容は周術期管理の面白さを知るきっかけとなってくれると思います.

そして本書を参考にして外科研修する研修医の中から一人でも新たに外科医や手術患者を担当するhospitalistが生まれてくれたなら筆者としてはこれ以上の幸せはありません.


2019年5月

糸魚川総合病院 副院長・教育研修センター長

山岸 文範

■ 目次

◆推薦のことば 〜総合診療医の立場から

◆推薦のことば 〜外科医の立場から

◆序

第1章 術前の診察から手術室まで

1.腹部診察の基本

2.視診

3.聴診,打診

4.触診

5.腹痛

1 危険な胸部疾患の鑑別

2 腹痛の解析のしかた

3 自発痛の性質(Q)と部位(R)から原因を分類する

6.術前に把握すべき身体所見とは何か?

1 呼吸機能

2 血液

3 循環器・血管系

4 栄養評価

7.手術前後の仕事 ~患者さんが入院してきたら

8.外科の輸液

9.ERAS

第2章 手術で役立つ手技の基本

1.基本中のキホン~糸結び

2.縫合

3.開腹

4.閉腹

5.創傷処置

6.手術に使う基本的な道具

7.止血法

第3章 知っておきたい外科疾患と外科手術

1.手術室に入る作法

2.鼠径ヘルニアと根治術

研修医が執刀すべき手術 へルニア根治術~鼠径部切開法

3.虫垂炎と虫垂切除術

研修医が執刀すべき手術 虫垂切除術

4.気管切開

5.胆嚢炎と胆嚢摘出術

6.幽門輪温存膵頭十二指腸切除(PpPD)

7.肝がんと肝切除

8.痔核

9.腸閉塞

10.腹腔穿刺

11.悪性腫瘍の生存率,stage

1 がんのstagingと生存率

2 各がんのstagingと生存率

12.化学療法について

第4章 全身管理で勉強しよう

A.循環器

1.循環器系薬剤

2.循環器合併症の概説

3.術前の循環器評価

4.術後の循環器評価

5.血圧,心拍数~術後にみられる4つのバイタル異常

6.周術期の循環器合併症

1 心不全

2 心筋虚血

3 弁膜症

4 たこつぼ心筋症(stress cardiomyopathy)

5 PCI症例,抗血小板療法

6 抗凝固療法

7 ペースメーカー

8 心房細動

9 大動脈瘤

10 肺塞栓,深部静脈血栓症(venous thromboembolism:VTE)


B.呼吸器

1.周術期呼吸器イベント発生の予測

2.術前にチェックすべき呼吸器疾患

3.術後呼吸状態のチェックポイント

1 術後の呼吸器における生理学的な変化

2 手術直後から1日目:換気不全が多い!

3 術後2日目から:肺水腫/心不全が多い!

4.周術期の呼吸器合併症

5.ARDS

6.人工呼吸管理

1 帰室時の設定

2 人工呼吸時の使用薬剤

3 換気モードの選択

4 人工呼吸からの離脱


C.腎機能障害

1.血液ガスの読み方

2.術前の腎機能評価

3.術前からの透析患者への対応

4.術後乏尿と急性腎不全

5.術後急性腎不全が発生したら...

6.周術期の電解質異常

1 低Na血症

2 高Ca血症,低Ca血症

3 高K血症

4 低K血症と高Na血症


D.血液

1.貧血

2.輸血の注意点

3.輸血の一般的な副作用

4.大量出血での対処

5.周術期の血液異常

1 血小板減少

2 血小板増多

3 好中球減少

4 好中球増多

5 抗凝固療法中の患者さんに対する手術


E.神経・精神関係

1.術直後の意識障害

2.周術期脳梗塞の発生

3.術後のめまい

4.術後せん妄

5.認知症

6.うつ,不安感と自殺

7.不眠

8.抗精神病薬,抗うつ薬の周術期管理

9.抗てんかん薬の周術期管理

10.統合失調症


F.発熱・感染コントロール

1.術後の発熱

2.抗菌薬選択の基本

3.外科感染症での抗菌薬選択

4.手術における予防的抗菌薬投与

5.術後感染症

1 手術切開創感染

2 腹腔内膿瘍,汎発性腹膜炎

3 術後の下痢

4 胆道系感染症

5 術後肺炎

6 尿路感染症

7 カテーテル感染症

8 真菌感染症

6.細菌培養

7.DIC

8.重症敗血症・ショック

9.破傷風予防 〜外来で外傷をみたら


G.糖尿病,肝機能障害,その他

1.糖尿病の周術期管理

2.術後肝機能障害

3.黄疸を見たときの鑑別

4.高カロリー輸液の副作用,肝胆道系の障害など

5.偽痛風

6.便秘

7.吃逆(hiccup)

8.術後・がん性疼痛

9.その他の薬剤の使い方


◆文献一覧

◆索引

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