• ISBN : 9784771900001
  • ページ数 : 172頁
  • 書籍発行日 : 1973年7月
  • 電子版発売日 : 2012年3月9日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥6,380 (税込)
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商品情報

絶版書籍が電子書籍として復刻!メスをとる外科系医師のマスターしておかねばならない手術の一つ「植皮術」。著者こだわりの図を用いて植皮術の大切なポイントを捉えた一冊です。

■ 序文

植皮術は,メスをとる外科系の医師のマスターしておかねばならない外科総論の手術の一つである。

私は,克誠堂出版の主旨にそい,遊離植皮術の手技を主体にして書いたつもりである。理論の面を省略したので,ものたりぬ方は参考文献を読んでいただきたい。

この本には,写真をl枚も使用しなかった。最近の各界の技術書(スポーツ,園芸,料理など)は,写真をやめて図を用いるものが多くなっている。写真は真実をとらえているかもしれないが,大切なポイントがぼけてしまう欠点も大きい。私もこの本の性格から,図のみを用いることにした。幸い,小学校時代の後輩にあたる渡辺昌嗣画伯の心強い協力をえてこの本を作ることができた。画伯に心からお礼を申し上げたい。

遊離植皮術はむずかしい手術ではない。しかし奥の深い手術である。正常皮膚と同じ外観と機能をもっ植皮片がえられることは不可能かもしれないが,これに少しでも近づけようと努力しなければならない。

初心者は,まず小さな薄い植皮片を肉芽面に移値することからはじめよう。

自信がついてきたら,植皮片を少しずつ広く,厚くして,四肢の瘢痕拘縮部などに移植してみよう。

さらに自信がついたならば,顔面などの露出部の外観を改善する目的の植皮術をおこなってもよい。

植皮術の結果はだれの目にもごまかすことはできない。1例1例の手術を慎重にして,絶対に失敗をしないという信念の下で手術をおこなわなければならない。

おわりに,克誠堂出版株式会社,今井彰社長をはじめ,社員のみなさま方に感謝する。


1973年 3月

倉田 喜一郎

■ 目次

I.植皮術の分類

1.植皮片を採取する種(species)による分類

2.植皮片が有茎であるか否かの分類

3.遊離植皮片の厚さによる分類

4.手術の型式による遊離植皮術の分類

II.同種植皮術

1.同種植皮術の歴史

2.同種植皮片も生着することがある

1)一卵性双生児問の同種値皮術

2)無ガンマグロプリン血症

3)ホヂキン氏病

4)尿毒症

5)重症熱傷

6)同種植皮片の各種延命方法

3.同種植皮術の臨床応用

1)広範囲熱傷

2)有茎皮膚弁採取部への応用

3)血友病

III.遊離植皮術の適応

1.使用目的

1)永久的使用

2)一時的使用

3)他組織の代用品としての使用

2.適応

IV.術前の診察と検査

1.診察

1)既往歴

2)家族歴

3)現病歴と現症

4)主訴

5)手術方針と術式についての説明

2.検査

V.植皮術の麻酔

1.植皮術の麻酔の特徴

2.前投薬

3.全身麻酔法

1)吸入麻酔法

2)静脈内麻酔法

3)新しい静脈内麻酔剤

4.部分麻酔法

1)部分麻酔に用いる薬剤

2)局麻剤による異常反応

3)局所麻酔法(浸潤麻酔法)

4)周囲浸潤麻酔法

5)神経ブロック法

6)硬膜外麻酔法

VI.植皮術に使用する器械と材料

1)モノサシ,コンパス

2)ペンとインク

3)注射器

4)メス

5)ピンセット

6)剪刀

7)全層植皮片脂肪組織切除周剪刀

8)止血鉗子

9)単鋭鈎

10)固定子付値皮用鑷子

11)持針器

12)縫合針

13)縫合糸

14)ナイロンガーゼ

VII.遊離植皮片への血行の再開

1.プラズマ循環期(0~2日)

2.固有血管の直接吻合期(2~4日)

3.毛細血管の新生期(5~8日)

VIII.遊離植皮術の失敗の原因

1.植皮片の移動

2.血腫

3.過圧迫

4.感染

IX.植皮片の縫合法

1.厚い植皮片のとき

2.薄い植皮片のとき

3.有茎植皮片と遊離植皮片を併用したとき

X.遊離植皮片の圧迫固定法

1.Tie-over法

2.逆Tie-over法

3.繃帯法

4.サージカルテープ法

5.無圧迫法

XI.ダーマトーム

1.ダーマトームで採取した植皮片の特徴

2.ダーマトームの種類

1)植皮刀(free hand knife,Humby's knife)

2)ドラム式ダーマトーム

3)電動式ダーマトーム

4)圧搾空気式ダーマトーム

5)メッシュダーマトーム

3.各種ダーマトームの特徴

4.ダーマトームの使用法

1)Padgett-Hood型ダーマトームの使用法

2)ブラウン型ダーマトームの使用法

3)フリーハンドナイフの使用法

XII.中間層植皮片採取時の注意

1.器械の整備と点検

2.採皮部の平坦化

1)皮下注射

2)下垂した皮膚のおしあげ

3)平板の使用

4)採皮部の筋肉の緊張の除去

3.正確な厚さの植皮片の採取法

1)ダーマトームの調整

2)植皮片と採皮部の外観

4.必要とする広さの植皮片採取法

1)セメントの塗布法

2)作図の補助線の利用

5.中間層植皮片の採取部

1)前胸部

2)腹部

3)上腕内側

4)大腿内側

5)背部

6)臀部

XIII.中間層植皮術の実際

1)症例

2)治療方針

3)今回の手術

1.作図

2.消毒

3.アドレナリン添加生食水の局所注射

4.皮切

5.瘢痕の切除

6.第1回止血

7.結紮

8.残存瘢痕の切除

9.第2回止血.

10.第2回止血終了

11.植皮片の型トリ

12.濾紙に移植床の型をうつしとる

13.型紙を切りぬく

14.型紙にポイントをつけるい

15.採皮部の作図(その1)

16.採皮部の作図(その2)

17.採皮部の平坦化

18.採皮部の清拭

19.採皮部のセメント塗布

20.採皮部周囲の軟膏塗布

21.ダーマトームの準備

22.ドラム面の清拭

23.ドラム面のセメント塗布

24.植皮片の採取

25.採取した植皮片

26.採皮部の処置

27.第3回目の止血

28.植皮片の固定

29.植皮片の縫合(その1)

30.植皮片の縫合(その2)

31.縫合終了

32.軟膏塗布

33.ナイロンガーゼの使用

34.メリヤス布片の使用

35.脱脂綿の使用

36.ガーゼによる芯の使用

37.Tie-over糸の結び合わせ

38.Tie-over固定終了

39.サバキガーゼを巻く

40.抜糸

41.サージカルテープの貼布

XIV.全層植皮術

1.特徴

2.適応

3.植皮片の採取部

4.術式

XV.Postage stamp grafting

1.Postage stamp graftingとは

2.手術々式

3.利点と欠点

1)利点

2)欠点

4.適応

XVI.網状植皮術(Mesh skin grafting)

1.網状植皮体とは

2.網状植皮片の作製方法

1)使用する植皮片

2)mesh dermatome

3)mesh skin expander

3.移植法

4.利点と欠点一

1)利点

2)欠点

5.適応

XVII.特殊な遊離植皮術

1.Over grafting

1)適応

2)手術々式

2.Special skin grafting(大森)

1)適応

2)over graftingおよびspecial skin graftingの問題点

3.Inlay skin grafting

1)適応

2)手術々式

3)inlay skin graftingの後療法

4.Outlay skin grafting

1)手術々式

XVIII.熱傷の植皮術

1.値皮術の適応

1)熱傷国への効果

2)熱傷の深さの適応

3)熱傷の部位の適応

4)植皮床の細菌感染

2.術前の処置

1)壊死組織の除去

2)肉芽組織の除去

3.手術々式

1)使用する植皮片

2)植皮片の採取

3)植皮片の移植

4.術後の処置

5.広範な熱傷の値皮術

XIX.植皮片の保存法

1.保存皮膚の使用目的

1)同種植皮術

2)自家植皮片

2.皮膚片の保存法

XX.術後の管理

1.全身管理

1)補液

2)抗生剤

3)食事

4)発熱

2.局所管理

1)局所の安静

2)血行障害

3)局所の観察

4)感染

5)血腫,漿液腫

6)抜糸

XXI.植皮片採取部の管理

1.採取部の治癒経過

2.採取部の処置法

1)開放療法

2)閉鎖療法

3)軟膏療法

4)縫合閉鎖法

5)植皮術

6)瘢痕ケロイドの処置

XXII.遊離植皮片の治癒後の変化とその対策

1.植皮片の乾燥

2.植皮片の色素沈着

1)色素沈着をおこしやすい因子

2)色素沈着の予防

3)色素沈着の治療

3.植皮片の硬化と収縮

1)ステロイド軟膏

2)植皮部の圧迫

3)植皮部の収縮防止

4.皮片辺縁のツギ目

1)植皮片の辺縁をめだたなくする作図

2)サージカルテープの貼布

3)修正手術

参考文献

索引

■ 特記事項

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