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グローバル時代のウイルス感染症

西條 政幸 (編著)

日本医事新報社

  • ISBN : 9784784921508
  • ページ数 : 296頁
  • 書籍発行日 : 2019年1月
  • 電子版発売日 : 2019年2月15日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥6,820 (税込)
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商品情報

グローバル時代に注意すべきウイルス感染症の最新情報を専門家が徹底解説

国立感染症研究所ウイルス第一部の西條政幸部長全面編集のもと、グローバル時代に注意すべきウイルス感染症について、最新の疫学や、病態、検査、治療、治療薬開発の現状などを1冊にまとめました。流行地や症状に関する資料も多数掲載。患者さんの症状や訪れた(る)地域によってリスクの高い感染症を調べるといった使い方もできます。「万が一」のその日に備えて、ぜひ本書をお役立てください。

■ 序文

緒言

今から約40年前の1977年に致命率の極めて高いウイルス感染症である痘瘡(天然痘)が地球上から根絶された。また,ポリオが地球上から根絶される最終段階に来ている。現時点では,野生型ポリオウイルス2型及び3型による急性四肢麻痺は根絶され,野生型ポリオウイルス1型による急性四肢麻痺だけがパキスタン,アフガニスタン等で流行しているだけになった。一方で,新規病原体による新しいウイルス感染症(新興ウイルス感染症)の発見が続いている。また,既知の感染症が,流行の規模や流行地を変えて発生する事例が相次いでいる。

多くの感染症,とりわけ新興ウイルス感染症の多くは動物由来ウイルス感染症と節足動物媒介性ウイルス感染症であり,また,私たちの生活・生き方,私たちが日常行っている活動(経済的な活動を含む)のあり方と関係している。

2013年12月~15年にかけて,西アフリカで,エボラウイルス病の極めて大きい流行が発生したが,基本的に人から人へは感染しにくい(患者の体液に接触しなければ感染しない)エボラウイルスが2年間にわたり,エボラウイルス病の流行を引き起こし,約28,600人の患者を発生させ,そのうち11,300人を死亡させた。エボラウイルス病がこの大規模流行の原因になった背景には,社会の脆弱性(貧困)の中で生活する現実が挙げられる。

食品を介して広がる感染症,医療行為が原因で広がる感染症,人の移動に伴って流行地が広がっている感染症,養鶏や養豚などの経済活動と関連する感染症,ペット等の野生動物トレード等と関連する感染症,そして,蚊やダニ等の節足動物が媒介する感染症の流行地が拡大する事例の報告が相次いでいる。このように,最近,私たちが直面する感染症の問題は多岐にわたる。改めてウイルス感染症は私たちの生活と密接な関係があることを確認しないわけにはいかない

本書では多くの感染症専門の先生方に,専門とする感染症について執筆していただいた。本書は,私たちが今直面している感染症は日本国内だけにとどまらず,世界規模で問題となっている感染症であることを念頭にして,日常のウイルス感染症対策に役立つ専門書となるように計画された。改めて本書の執筆に協力して下さった多くの方々にお礼申し上げたい。

最後に本書『グローバル時代のウイルス感染症』を日本医事新報社から刊行することになったことをとてもありがたく思う。特に本書の刊行に辛抱強く,また,丁寧に支援して下さった上平和秀氏にお礼を申し上げる。


2018年12月

国立感染症研究所ウイルス第一部
西條 政幸

■ 目次

1章 [総論]グローバル時代のウイルス感染症とは

・世界における新興・再興ウイルス感染症の流行状況

・ヒト由来ウイルス感染症と動物由来ウイルス感染症

・世界における節足動物媒介性ウイルス(フラビウイルス)感染症の流行状況

・世界における節足動物媒介性ウイルス(ブニヤウイルス)感染症の流行状況

・日本国内に流行している節足動物媒介性ウイルス感染症

・季節性インフルエンザとパンデミック

・新興・再興ウイルス感染症と母子感染

・日本における新興・再興ウイルス感染症の検査体制

・日本における一類感染症患者の治療

・海外渡航者のワクチン

2章 蚊媒介性ウイルス感染症

・ジカウイルス感染症(先天性ジカウイルス感染症を含む)

・デングウイルス感染症と2014年日本国内におけるデングウイルス感染症流行

・アメリカ大陸でのみ流行する蚊媒介性ウイルス感染症

・ウエストナイルウイルス感染症

・日本脳炎

・黄熱

・リフトバレー熱フレボウイルス感染症

・チクングニアウイルス感染症

3章 ダニ媒介性ウイルス感染症

・日本におけるSFTS患者発見の経緯

・日本におけるSFTS流行状況と今後の対策

・動物由来ウイルス感染症としてのSFTS

・日本におけるダニ媒介性脳炎(TBE)

・クリミア・コンゴ出血熱

4章 動物由来ウイルス感染症

・エボラウイルス病

・ラッサ熱と南米出血熱

・腎症候性出血熱流行と日本国内外における流行状況

・ハンタウイルス肺症候群の流行状況

・狂犬病

・鳥インフルエンザウイルス感染症

・中東呼吸器症候群(MERS)

・サル痘ウイルス感染症およびその他のオルソポックスウイルス感染症

・アジアにおけるオルソレオウイルス感染症

5章 経済活動関連ウイルス感染症

・リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス感染症(胎内感染を含む)

・ニパウイルス脳炎とヘンドラウイルス脳炎(ヘニパウイルス脳炎)

・ペット関連ボルナウイルス感染症

6章 ワクチンによるウイルス感染症のコントロールと今後の課題

・ポリオ

・麻疹

・風疹

・天然痘の根絶と現在の課題

7章 医療関連ウイルス感染症

・医療(臓器移植,輸血)関連動物由来ウイルス感染症

・医療関連内在性ウイルス感染症(JCウイルスによる進行性多巣性白質脳症)

・医療関連内在性ウイルス感染症(ヘルペスウイルス)

・輸血関連ウイルス感染症とその対策

8章 治療・予防に関する最新研究

・新興ウイルス感染症における抗ウイルス薬:ファビピラビル

・新興ウイルス感染症に対する抗体療法の開発

・フラビウイルス感染症に対するワクチンおよび開発状況

・ウイルス性出血熱(エボラウイルス病を含む)に対するワクチン開発状況


索引

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