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糖尿病治療薬 処方テクニック

朝倉 俊成 清野 弘明 (編)

メディカ出版

  • ISBN : 9784840432849
  • ページ数 : 168頁
  • 書籍発行日 : 2010年4月
  • 電子版発売日 : 2013年7月20日
  • 判 : 新書判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,640 (税込)
ポイント : 48 pt (2%)

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商品情報

フローチャートでわかる薬剤選択・増量・変更・併用

この患者さんの糖尿病治療薬のファーストチョイスは? セカンドチョイスは? 多岐にわたる糖尿病治療薬のなかから最適な薬剤を選択し、病態や症状に応じた増量や変更もフローチャートですぐわかる!お持ちのスマートフォン・タブレット端末で、いつでも薬剤処方に迷わない!

著作権の都合上、P113の図は未収録です。何卒ご了承下さい。

■ 序文

糖尿病治療薬は、新規のDPP4 阻害薬を含めて現在6 種類が日常の診療にて使用可能である。インスリン分泌促進薬として、スルホニル尿素薬、グリニド薬、DPP4 阻害薬の3種類がある。インスリン抵抗性改善薬としてビグアナイド薬(メトホルミン塩酸塩・ブホルミン塩酸塩)、チアゾリジン誘導体がある。また食後血糖改善薬であるαグルコシダーゼ阻害薬も広義のインスリン抵抗性改善作用を有する。6 種類の薬剤にはそれぞれ特徴があり、この特徴を活かすことが、糖尿病治療薬処方テクニックと考えられる。そのため、それぞれの薬剤の特徴を理解することが重要となる。

糖尿病の病態は大きく分けて、インスリン分泌不全、インスリン抵抗性の2 つが考えられる。両者が混在する病態も存在する。一般的には、非肥満の場合にインスリン分泌不全、肥満の場合にはインスリン抵抗性がみられる。ただし、インスリン抵抗性を有する場合でも、インスリンの追加分泌が十分にあれば、糖尿病は発症してこない。すなわち肥満患者では、空腹時のインスリン抵抗性が存在しても、追加インスリンが急峻に分泌されないために糖尿病を発症してくるのである。

新規の2 型糖尿病患者を前向きに研究したUKPDS では、罹病期間が長期になるにつれ膵β細胞のインスリン分泌能が低下していくことが証明されている。また京都大学にて行われた700 例の2 型糖尿病患者のインスリン分泌能をグルカゴン負荷試験にて検討したところ、診断年数が長期になるにつれ膵β細胞のインスリン分泌能が低下していくことが示された。肥満・非肥満を問わず、糖尿病の病態として共通の基盤にあるのは、追加分泌障害である。

糖尿病治療薬の処方テクニックとして、1)病態、2)罹病期間、3)食後血糖値、4)糖尿病症状、5)糖尿病性腎症の5つのポイントをもとに考えてみた。糖尿病性腎症第4 期は、基本的にはインスリン治療である。よって本書では1)~ 4)における経口血糖降下薬の第一選択、第一選択薬の増量、第一選択薬と他剤の併用、第一選択薬の変更などを中心にまとめた。さらに4)糖尿病症状がある場合などには、経口血糖降下薬とインスリン製剤の併用方法についても言及した。ただ、本書の刊行間近になってから承認されたDPP4 阻害薬・GLP1 アナログについては、処方が確立していないことから詳細な処方の掲載については今回見送った。新規のインクレチンシステムを利用した薬剤は、膵β細胞の経年的機能低下を抑制することが可能か非常に興味がもたれるところである。

いずれの処方もさまざまなエビデンスをもとに臨床で培ってきたわれわれ自身の考えをまとめ、「糖尿病治療薬処方テクニック」と称したものである。糖尿病患者は増加の一途をたどり、たとえ糖尿病が専門の施設でなくても患者が次つぎと押し寄せてくる事態が発生している。刻々と変化する糖尿病の病態に対して、本書がよりシャープな糖尿病治療薬処方のヒントとなれば幸いである。本書に対する多くのご意見・ご批判をもとに、糖尿病治療薬処方テクニックのスタンダードづくりを読者とともに進めていきたいと願っている。


2010年 2月

せいの内科クリニック 院長 清野弘明

新潟薬科大学薬学部 准教授 朝倉俊成

■ 目次

はじめに

執筆者一覧

第1章 糖尿病治療薬処方フローチャート

経口血糖降下薬一覧

糖尿病治療薬選択のための5項目

2型糖尿病のインスリン分泌能と薬剤選択の変化

チャートA 糖尿病の症状がない / 罹病期間10年未満の糖尿病治療薬の選択

チャートB 糖尿病の症状がない / 罹病期間10~20年の糖尿病治療薬の選択

チャートC 糖尿病の症状がない / 罹病期間20年以上の糖尿病治療薬の選択

チャートD 糖尿病の症状がある / 罹病期間10年未満の糖尿病治療薬の選択

チャートE 糖尿病の症状がある / 罹病期間10~20年の糖尿病治療薬の選択

チャートF 糖尿病の症状がある / 罹病期間20年以上の糖尿病治療薬の選択

第2章 糖尿病治療薬処方スタンダード

1 糖尿病治療薬選択の基礎知識

2 経口血糖降下薬の基礎知識

3 病期別・肥満度別経口血糖降下薬選択の基本方針

4 経口血糖降下薬とインスリン製剤併用の基本方針

5 インスリン療法における経口血糖降下薬併用の基本方針

第3章 糖尿病治療薬処方フローチャートの解説

チャートA 糖尿病の症状がない / 罹病期間10年未満の糖尿病治療薬の選択

チャートB 糖尿病の症状がない / 罹病期間10~20年の糖尿病治療薬の選択

チャートC 糖尿病の症状がない / 罹病期間20年以上の糖尿病治療薬の選択

チャートD 糖尿病の症状がある / 罹病期間10年未満の糖尿病治療薬の選択

チャートE 糖尿病の症状がある / 罹病期間10~20年の糖尿病治療薬の選択

チャートF 糖尿病の症状がある / 罹病期間20年以上の糖尿病治療薬の選択

第4章 フローチャートを使った糖尿病治療薬処方の実際

症例1 軽度の追加インスリン分泌障害と遅延過剰インスリン分泌

症例2 身体活動度を検討した追加インスリン分泌障害に対する処方

症例3 高度肥満で著明なインスリン抵抗性がみられる患者

症例4 家族歴があり肥満でインスリン抵抗性がみられる患者

症例5 糖尿病の症状があり、インスリン分泌不全が進行した患者

症例6 インスリン抵抗性があり、血糖コントロールが乱れた患者

症例7 BG薬服用2年後に食後血糖値上昇のためα GI薬を併用

症例8 血糖コントロール不良のためGN 薬からSU 薬に変更

症例9 GN薬服用3年後に血糖コントロール不良のためBG薬を併用

症例10 糖尿病の症状と高血糖への対応とその後の処方

症例11 3剤併用でも効果不十分な患者にシタグリプチンの併用

第5章 経口血糖降下薬の基礎知識

1 経口血糖降下薬の全体像

2 インスリン分泌促進薬 速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)

3 インスリン分泌促進薬スルホニル尿素薬

4 インスリン抵抗性改善薬ビグアナイド薬

5 インスリン抵抗性改善薬チアゾリジン誘導体

6 ブドウ糖吸収遅延薬αグルコシダーゼ阻害薬

7 インクレチン製剤GLP1 アナログ

8 インクレチン製剤DPP4 阻害薬

第6章 インスリン製剤の基礎知識

1 インスリン製剤の全体像

2 ヒトインスリン製剤 速効型インスリン製剤

3 ヒトインスリン製剤 中間型インスリン製剤

4 ヒトインスリン製剤 混合型インスリン製剤

5 インスリンアナログ製剤 超速効型インスリン製剤

6 インスリンアナログ製剤 中間型インスリン製剤

7 インスリンアナログ製剤 持効型溶解インスリン製剤

8 インスリンアナログ製剤 二相性(混合型)インスリン製剤

第7章 インスリンデバイスの基礎知識

1 インスリンデバイスの全体像

2 インスリンデバイスカートリッジ使用型

3 インスリンデバイスプレフィルド型(キット型)

4 インスリンデバイス注射針


索 引

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