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症状でひらめく こどものコモンディジーズ

  • ISBN : 9784840465441
  • ページ数 : 288頁
  • 書籍発行日 : 2018年10月
  • 電子版発売日 : 2019年6月14日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥4,400 (税込)
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商品情報

診察が楽しくなる! 面白くなる! 病歴聴取と身体診察のコツとヒケツ
エビデンスに基づいた治療とケア&バシッと対応するための看護の視点満載 すぐに役立つ家族への説明シート付き

小児の日常診療で遭遇する頻度の高い症候を取り上げ、臨床推論を用いた病歴聴取と身体診察のコツとヒケツについて解説。理論と実践を統合させた、小児一般診療でフル活用できる一冊。時間外診療でも活用できる鑑別ポイントや看護の視点、家族とのコミュニケーション法も学べる。

■ 序文

子どもと家族をみるすべてのプロフェッショナルたちへ

「書かれた医学は過去の医学であり、目前に悩む患者の中に明日の医学の教科書の中身がある」

西洋医学の名医、故 沖中重雄先生(元 東京大学教授)の言葉には、名言がたくさんありますが、私が最も好きなのがこの言葉です。

現在の小児医療は、ワクチンの発達や栄養状態改善の恩恵を受けて、重症疾患をみる機会が減りました。医療が進歩、細分化し、子どもたちは小児科だけでなく、耳鼻科や皮膚科、内科にも受診します。一方、子どもの虐待や貧困は、新聞にも大きく取り上げられ社会問題になっています。医療機関以外では、学校など教育機関の先生方は発達障害の子どもたちも含めてすべての子どもたちの教育に大変努力されています。子どもたちの悩みは、教科書に書いていないことだらけです。沖中先生が活躍された時代より情報へのアクセスは比べ物にならないくらい改善し、「物知りな医師」は増えましたが、論文を読むだけでは目の前の子どもたちは癒せません。知識と実践知の両方を絶え間なく進歩させることが医療者の責務です。少子高齢化の中、小児医療は変革期を迎えています。医師が病気治しだけをやっていればよかった時代は終わり、医師も子どもと家族をケアする時代がやってきました。「子どもは社会の窓」なのです。

私自身、もともとは内科医、家庭医のトレーニングを受けてきましたので、小児診療への苦手意識をずいぶん長くもってきました。小児診療で困ることは今でもたくさんあります。この本は、小児科医だけでなく、子どもをみるすべての科の医師のためになるようにエビデンスに基づいて書いています。エビデンスがないところは、全国各地の私の頼れる先輩後輩医師からたくさんの助言をいただいて、「エビデンスとエビデンスの隙間」を私自身が会得した臨床のコツとともに書いています。あなたがご存じの医師の名前も文中に出てくるかもしれません。小児医療初心者の方からベテランまで、それぞれのレベルで楽しめる本になったと思っています。小児科だけで子どもをみるのではなく、診療科にかかわらず、診察や処置に伴う子どもの苦痛を最小限にする努力をし、子どもと家族に敬意をもって生涯勉強し続ける医師が子どもの診療を行うべきです。私自身まだまだ不十分なところもありますが、この不十分さが伸びしろ、勉強しがいのあるところでワクワクします。

この本は看護師さん向けのセミナーがきっかけになりました。これからは医師も看護師も対等に学んでいける世の中になると思っています。医師の視点から「看護師さんはこういうことをみて説明してくれると助かるな」ということをそれぞれの項目に書いています。患者さん向けの説明書と併せて活用いただければ幸いです。

医療を為す中で、一番大事なことは医療者自身が健康であることです。鍼灸の師匠である藤本蓮風先生には、私の体調管理だけでなく、臨床に向き合う情熱をいただいています。ここに感謝申し上げます。

ちょうど今年は、私の医師としての憧れであり目標である父明彦先生が長年の現役生活に区切りをつけた年でした。こだま小児科は20周年の節目を迎え、開設した母マサ先生にもよい恩返しになればいいなと思っています。父と母、二人の偉大な小児科医がいなければ今の私はあり得ませんでした。

最後に、良い時も悪い時もそばにいて力づけてくれる妻祐貴子、写真の撮影にも快く協力してくれて笑顔で後押しをいっぱいしてくれた子どもたち帆南、一真にも、たくさんの感謝を伝えたいと思います。いつもありがとう。

これからの医療は、さまざまな職種の人たちが、正直にお互いの違いを分かち合い、お互いが握りしめている正しさを手放し、違いを融合させて、チームになって最高を目指していくものだと思っています。

小さな光ではありますが、愛の光がすべての世界を照らしますように。


2018年8月

児玉 和彦

■ 目次

・推薦の言葉:すぐに子どもを診たくなる本です!

・まえがき:子どもと家族をみるすべてのプロフェッショナルたちへ

第1章 病歴聴取&身体診察のコツとヒケツ

(1) 病歴聴取のコツ

(2) 子どものトリアージ3step!

(3) 子どもの「not doing well」

(4) 予防接種の基本のキ

(5) 診察テクニックのおさらい

(6) 小児外来の検査の適応とテクニック

第2章 症状でひらめくコモンディジーズ

(1) いろいろある「ぜいぜい」と咳 咳は外来で最も多い症状!百日咳を見逃していませんか!?

(2) 発熱を楽しくみる! 外来で一番困る症状! 咽頭所見で勝負できるようになる!

(3) おっと! 嘔吐 重症疾患を見逃さない! 脱水の程度を評価する!

(4) たかが腹痛、されど腹痛 多様な疾患が原因! スコアを使った腹痛診断!

(5) 怖いけいれん・怖くないけいれん 救急でよくみるベテランでも怖い症状! 脳症や髄膜炎はどう見分ける!?

(6)「どきどきしない」心臓の病気 どんなときも疑う心臓の病気! 救急から学校健診まで!

(7) よくみる「ぶつぶつ」 腕の差が患者さんに分かりやすい皮膚疾患! コツさえつかめば一発診断!

第3章 家族のニーズに応えよう

(1) お家でできる風邪への初期対応

(2) 薬の飲ませ方

(3) 小児外来での、ちょっと難しいコミュニケーション

(4)「気になる子ども」に出会ったら

■ 特記事項

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